No.126 2015年8月26日
第1分科会「まちづくりと勤労協運動」 発言要旨
● 座長 藤田利男(石川県勤労協会長) ★司会:高崎勤労協会長より、基調提案があります。 ★高崎新(日本勤労協会長) 「地方分権」について、1999年に地方分権一括法が制定されまた。しかし、安倍政権は地方分権に後ろ向きで中央集権化している。地方分権は財政の基本である。住みよいまちづくりをどう進めていくかという住民運動が大切である。地域を重視することが大切である。地域の活性化に努力することである。 そのためには、住民のニーズを大切にし、各単協が住民運動をすること。居住区に勤労協の砦をつくる。それぞれの県の空白区に勤労協を作っていくことが大切である。住民のニーズと共に勤労者、未組織労働者とりわけ女性の力を取り入れて、家族ぐるみの運動としていくことが大切である。 さらには、青年の組織化が重要である。目的意識を明確にすれば活動に参加してくれる。また、高齢化社会は、高齢者の時代であって高齢者の活躍の場を作ることが大切である。そして、“楽しい運動”を作ることが大切である。楽しくなかったらダメ!多くの勤労協が高齢化社会のなかで人集めが大変であると聞きます。こんな時こそチャンスです。知恵を出し合い頑張りましょう。 ★司会:高崎会長および総会での特別報告−静岡県・三島市勤労協−を受けて、ご意見はありませんか? (特になし) ★福島県 福島市勤労協 資料参照 7月11日の市議会議員選挙に向け、取り組みの真っ只中である。社民党は、新1名を含む3名の候補を立てて闘っている。3名の候補者にそれぞれの勤労協を割り当てて頑張っている。 3・11以降全国の自治体選挙の3ヶ月遅れの地方統一選挙である。 司会:続いて静岡県・袋井市勤労協の報告を求めます。 ★丹羽定夫(静岡県 袋井市勤労協会長) 資料参照 会員数1,200名。理・美容中心に活動している。現在理容師は1名、美容師2名の3名である。会費は年1,000円である。写真での平和展を開催している。 ★司会:続いて福岡市朝倉地区勤労協の報告をお願いします。 ★才田正晴(福岡県 朝倉市朝倉地区勤労協) 資料参照 交流研修会を開いている。今年で24回目である。最近は、地域の歴史探訪として戦跡フィールドワークをした。住みよいまちづくりとして、ボランティアの日を設けて活動している。22年目である。各種会合の補助、物販をもやっている。 ★司会:続いて福島県・会津若松地区河東町勤労協の報告をお願いします。 ★兼子多積(福島県 会津若松市河東町勤労協) 資料参照 1981年再結成し、30年経った。市政要望書づくりに取り組んでいる。身近な市民の要望であったり、オスプレイのルートもあることもあり平和に関する要望もある。 ★司会:以上で資料のある勤労協の報告を終わり、会場からの発言を求めます。 ★阿部光夫(宮城県 石越町勤労協) 6月27日、46回目の総会を終えました。ボランティア活動にとり組んでいます。デイケアセンターの剪定作業をしました。市との懇談会に参加しています。会員拡大に取り組みたい。 ★司会:それぞれの県・地区での活動の報告を求めます。 ★槇塚英和(香川県 高松市屋島勤労協) それぞれの地区の総会を開いている。ボーリング大会、海水浴、バーベキュ大会などの活動をしている。町議会議員のバックとして活動している。 ★笹原誉志輝(福井県 坂井市勤労協) “行政を語る会”として、市長との懇談会を開催している。親子映画会は今年で30年目である。ボーリング大会やスキー教室も開いている。 ★中江川和臣(石川県 白山市勤労協) 新潟大会でも報告したが、2市8町が合併して白山市になりました。会員は、1,600人で教組、私鉄、地域住民を中心として、個人会員も増えている。年会費800円である。女性会員も増やしている。 ★中村均(富山県 藤ノ木勤労協) 高齢化問題・会員の拡大は、退職者の加入の促進を行っている。 ★中田武(新潟県 おとなりさんネットワーク) 活動内容は、年に一回総会、研修会、懇親会を行っている。春先には、無料法律相談を開催している。その他、行動の空き缶拾い、7月の地引き網、秋の祭りに出店し、エコバッグ・廃油石けんを販売している。 ★清水可晴(長野県 長野県飯田市勤労協 飯田市職労) 組織の弱体化は否めない!組織の建て直しを図っている。県政要望として、中央リニア新幹線を環境問題として提起している。 ★羽野順一(群馬県勤労協副会長 伊勢崎市境勤労協) 県勤労協には5団体(単協)が加盟している。伊勢崎市境勤労協には、かつて2,400人の会員(人口3万人で)がいて、勤労協ビルを所有し、シルバー人材センターも運営している<大会誌52P参照>。 ★菅谷文利(栃木県 栃木県勤労協会長) 県勤労協・各単協も会員の拡大が課題である。地域で勤労協の議員を生み出す努力が大切である。ちなみに、宇都宮勤労協で新議員が誕生した(拍手)。財政確立のため、企業の協力を得て地域の物産の物販に努力している。 ★佐藤清蔵(山形県 山形県西置賜地区平和センター) “まちづくり”に関心を持って参加した。ここのところ人口が4万人から2万7千人に減少している。困っていることは、年金の支給年齢の繰り上げで退職後も働かなくてはならなくて、町内会の役員のなり手がいないことだ。働きずくめで人生終わることになる。 ★司会:それぞれの県・地区での活動の報告、ありがとうございます。それでは、酒井副会長から、第1分科会のまとめをお願いします。 ★酒井桂之(日本勤労協副会長) やはり総会で各地域の活動を交流し、地域の活動に生かすことが大切である。高齢化、会員の拡大が課題である。この分科会で学んだことを実践し、次回の総会で報告して欲しい。 第27回全国総会 目次 |
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