186号　2006年1月18日

■新年のご挨拶
■05年度第5回県連幹事会開催
■静岡県平和・国民運動センター第13回定期総会開催
■しずおか憲法9条を護り実現する会の街頭行動
■労福協06年新春賀詞交歓会開催
■清水地域勤労協新年旗開き
■静岡県勤協連掲示板

発行●静岡県勤労者協議会連合会
Tel&Fax　054-273-5130
E-mail　shizuoka@kinrokyo.net

■新年のごあいさつ

静岡県勤協連会長　岡本信也

　新しい年を迎えました。本年もよろしくお願い申し上げます。

　昨年はいろいろな意味で厳しく教訓の多い年でした。市町村合併が一段楽し、これに対応した勤協連の組織も固まりつつあります。皆様に感謝申し上げます。

　郵政民営化、衆議院選挙、憲法・教育基本法、医療・福祉など、どれをとっても身近な課題が投げかけられました。現在のところ、どれをとっても我々にとって悪い結果、もしくは悪い方向へ進んでいます。勤協連として、生活を豊かにするだけでなく、将来の日本のあるべき姿を志向し、政治、行政、自治体、諸団体への働きけや連携を通じて、安心・安全社会の確立を活動の柱にしていくべきと思います。皆様方の積極的な御参加をお願い申し上げます。

　本年度は、最後の主な取組みとして2月に県行政との話し合いを予定しています。

　また、来年度は、6月に東海・北陸ブロック総会と第44回県勤協連大会を伊豆長岡で予定しています。各支部の積極的な取組をお願い申し上げます。

　最後に、安心して暮らせる社会の確立を願うと共に、本年が会員皆様方にとって、良い年でありますことをお祈りも申し上げ，新年のあいさつとさせていただきます。

■05年度第5回県連幹事会開催

　県勤協連は、2006年1月14日（土）14時から労政会館4Ｆの労福協会議室において、05年度5回目となる県連幹事会を開催しました。冒頭、岡本会長から新年のあいさつがあり、以下のような経過報告と議題により討議し方針を決定しました。

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経過報告
１．各地区活動状況とこんごの行事予定（別掲）
２．勤労協帽子のあっせん（ニュース185号参照）

さきの県勤協連研究集会で紹介した「勤労協帽子」のあっせんについて承認され　ました。この帽子は、袋井市勤労協のボランティア活動やバス旅行等で人員のまと　めや市民へのアピールで好評を得たもので、他の勤労協からも希望があったもので　す。あっ旋価格や申込み先等の詳細は県勤協連ニュース185号を参照して下さい。

３．しずおか憲法９条を護り実現する会の街頭行動（別掲）

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議　題
１．第43回県政懇談会に対する各地区の意見を次のとおり集約しました

　【1】　自然災害について、時間の関係から地震対策を中心に懇談する
　　1）静岡県がこれまで力を入れてきた「地震予知」の成果と問題点
　　2）災害時の初動段階における避難誘導対策の指導状況
　　3）掛川市のビジネスホテル等、耐震偽装建築に対する県の建築確認審査状況
　【2】　少子化対策について、財政支援と就業支援対策を中心に懇談する
　　1）出産費の無料化を要請
　　2）乳幼児医療の無料化と所得制限の撤廃
　　3）放課後の児童保育の充実
　　4）次世代育成支援対策法による、仕事と子育ての両立支援に関する行動計画を県労働局が公表すると共に、届出義務のない３００人以下の企業についても、支援計画策定を推奨し公表するよう呼びかけることを要請
　【3】　環境問題について、地球温暖化対策を中心に懇談する
　　1）県としての温暖化対策をどのようにすすめているか
　　2）太陽熱や風力などを利用する新エネルギー普及と拡大への対策
　　
２．日本勤労協物資あっせんの促進

　現在の販売状況を確認し、１月中をめどに完売を目指していくことにしました。
　
３．第6回東海・北陸ブロック総会と第44回県連大会の日程について

　ブロック総会の予定は０６年６月３日（土）〜４日（日）に、伊豆長岡おおとり荘と仮決定していますが、第４４回県連大会を４日のブロック総会終了後に同会場で行うことを再確認し、当日の参加目標を、東部を中心に県内参加者を８０名前後とすることを決定し、各地区の参加数を検討のうえ準備に取り組むことになりました。
　
４．連合・労福協提唱の「生涯サポートセンター」への対応
　
　ニュース185号で周知したように、連合・労福協は本年から組織・未組織労働者とその家族、生協会員、労金・全労済会員、退職者組合員、各種労働福祉事業団体会員等を対象に「生涯サポートセンター」を東、中、西部に設置する予定になっています。内容的には勤労協活動と類似しており、こんごの発展が注目されるので、今後、各地区においても対応を検討していくことにしました。

■静岡県平和・国民運動センター第13回定期総会開催

　平和運動や護憲活動を連携するなど、県勤協連と友好関係にある県平和・国民運動センターの第13回定期総会が、05年12月22日労働会館で開催されました。

　当日は総会議長にＪＰＵの増田会長が選出され、庄司センター会長から、平和憲法をめぐる諸情勢を中心としたあいさつがありました。来賓には平野県連合会長、酒井社民党代表、堀田県勤協連事務局長がそれぞれの立場からあいさつを述べました。

　経過報告では、太田センター事務局長が護憲活動への取り組み、沖縄５・１５平和行進、米海兵隊の東富士実弾演習反対運動、原水禁・脱原発運動等の活動経過が報告されました。

　運動方針では昨年に引き続き平和・護憲運動に取り組む運動基調のもとで、人間の安全保障確立、教育基本法改悪反対、有事関連法の発動阻止、在日米軍基地の整理縮小、憲法フォーラムの開催、原水爆禁止と脱原発をめざす取組み、各種運動に対応できる地域組織の確立等、多彩な運動を展開する方針を満場一致確認しました。その他、予算、決算も確認されました。

　新役員は以下の通りです。

　会長　鈴井孝雄（自治労）
　副会長　中林　充（県教組）
　落合利厚（県私鉄）
　事務局長　太田賀津雄（ＪＰＵ）
　幹事　6名
　会計監査　2名

■しずおか憲法9条を護り実現する会の街頭行動

　昨年の11月12日結成された「しずおか憲法を護り実現する会」の第１回活動として、静岡市内で街頭宣伝活動を開催することになり、05年の暮れも押し詰まった12月23日16時から静岡市呉服町のスクランブル交差点で行いました。

　当日はクリスマスの買い物でにぎあう繁華街の夕刻に、宣伝車をつけて約１時間余にわたって、 チラシまきと街頭演説を行いました。

　街頭からの訴えには、庄司同会会長、酒井社民党代表、堀田県勤協連事務局長、太田平和センター事務局長、桜井社民党顧問などが交互に演説し市民に訴えました。こんごも時機に応じて実施して行く予定です。

■労福協06年新春賀詞交歓会開催

　県労福協と連合静岡の新春賀詞交歓会が、1月12日静岡市のターミナルホテルで200人が参加して行われました。

　連合静岡の平野会長は県内組合の組織率が18％と低迷している実態を指摘し「雇用労働者全体を意識した運動をすすめる」と強調。労福協の石井会長は「地域労福協の強化により労働福祉の発展を期す」とあいさつしました。

　県副知事、市町村会など行政関係や、構成各労組や労金、全労済関係者など新年の決意をのべあいました。県勤協連から岡本会長、堀田事務局長が参加しました。

■清水地域勤労協新年旗開き

　新年の恒例になっている清水地域勤労協の新春旗開きが、1月13日清水テルサで開催されました。

　当日は伊豆沢事務局長の司会で、鈴木会長が憲法改定問題や勤労者に対するしわ寄せなどをあげ、新年の闘う決意を込めたあいさつを行いました。

　来賓には堀田県勤協連事務局長、大石静岡市勤労協連合会副会長、田村衆議院議員秘書などがそれぞれの立場からあいさつを行いました。

　新年会はビンゴゲームなどを全員で楽しむなどして閉会しました。

■静岡県勤協連掲示板