170号 2004年11月20日
■静岡県連04年度第4回幹事会開催
■第25回県護憲連合総会
■第41回護憲大会開催
■清水地区勤労協第10回定期総会
■県内各地区の行事や運動
発行●静岡県勤労者協議会連合会
Tel&Fax 054-273-5130
E-mail shizuoka@kinrokyo.net
■ 静岡県連04年度第4回幹事会開催
静岡県勤協連は、11月13日14:00から勤労者総合会館で、本年度第4回幹事会を開催しました。【写真】
冒頭、岡本会長から最近の諸情勢や、静岡県議会における審議状況等について報告がありました。つづいて、経過報告として県内各地区の行事や活動内容が報告されました。
1.第43回県政懇談会の開催
本年度の県政懇談会のテーマについて、各地区勤労協において検討してきた課題を、各幹事から発表してもらいました。その内容は次の通りです。
◆浜松市、中田島海岸のゴミ埋め立てが露出している環境問題
◆田子の浦港におけるヘドロ除去
◆乳幼児の医療費補助
◆運動公園へ通ずる河川敷等の道路整備
◆静岡空港用地の強制収用申請問題
◆地震・台風等による防災対策
◆介護保険制度見直しの問題点
◆三位一体改革と市町村合併に関する県の見解
その他、幾つかの課題が出されましたが、県との懇談時間の関係で、次の3点に絞って懇談を申し入れることにしました。
≪懇談会の要望テーマ≫
◆静岡空港用地の強制収用をはじめとする各地区の疑問点を提起して回答を求める
◆地震・台風などによる災害が多発している折から、県の防災対策の骨子を聞く
◆県内市町村合併の現状と、三位一体改革など今後の地方分権のあり方を問う
県政懇談会の期日は12月上旬に開催することを決定しましたが、その後、会長と県当局の折衝により、県議会等の関係で来春の1月中旬に行うことになりました。期日は別途改めてご連絡しますが、各地区では次のことを準備しておいて下さい。
・各地区勤労協2〜3名の出席者の選定をしておく
・集約された上記の項目を県庁へ提出し窓口折衝を行い当日の段取りをつける
・各地区でも幹事会等で要望項目に対する検討会や勉強会を実施しておく
上記の懇談とは別個に石川知事との懇談を設定します。知事との懇談は各役員により午前中に行い、午後は役員の倍数程度の人員で懇談会を開催します。
2.その他の執行方針大綱
第42回県勤協連研究集会
05年1月下旬から2月上旬に日帰りで開催を予定
ブロック研修会
各ブロックで自主的に開催。東部ブロックは12月5日開催
第22回全国総会
05年5月29日〜30日に香川県琴平町で開催予定
3.県勤協連ホームページの活用
開設して1ヵ月になるが、折角の開設なので各地区で活用を考えると共に、県勤協連のホームページとリンクする各地区独自のホームページ開設を考えてみて下さい。
静岡県連ホームぺージのアドレス http://www.kinrokyo.net/shizuoka/
■ 第25回県護憲連合総会
県勤協連が加盟している県護憲連合の定期総会が10月28日静岡市の労働会館で開催されました。
市川代表委員のあいさつの後、太田事務局長から本年度4回にわたって開催されたイラクは派兵反対・抗議集会や、米国イージス艦の清水港入港に講義する集会等、平和運動に対する活動報告と、
・改憲への加速化が懸念される憲法調査会審議への取り組み。
・教育基本法の理念実現とその改悪に反対する。
・有事3法の発動を阻止し、清水港の軍港化、東富士演習場の機能強化と拡大を阻止する。
・各種の人権確立、雇用確保、男女共生、環境保全、食料自給等への取り組み
などの04年度活動方針が提案され、予算・決算と共に満場一致確認されました。
本年度役員として市川代表委員が退任し、庄司静男(自治労)さんが新しく代表委員に選出されました。酒井代表委員、太田事務局長らの各役員が留任しました。県勤協連からは堀田事務局長が参加しました。
■第41回護憲大会開催
戦後60年を前に、平和・人権・民主主義の憲法理念の実現を目指す、本年度の全国護憲総会は、04年11月1日〜3日奈良市で開催すされました。【写真】
県勤協連から堀田事務局長が参加し、分科会で勤労協の取り組みについて発言してきました。
総会は奈良市のなら100年会館で13:30から始まり、主催者として江橋崇平和フォーラム代表から最近の憲法をめぐる情勢についてあいさつがあった後、福山事務局長から大会基調として世界と日本の情勢、憲法擁護運動の到達点と問題点を提起し、憲法と『人間の安全保障』の確立に向けての各種の活動課題について提案がありました。
14:30から『東アジアの平和に向けて』をテーマにシンポジウムが開催され中国、韓国、日本の各学者や運動家が東アジアの非核・平和・共生の取り組みについて討議されました。
第2日目は市内6ヶ所に分かれて
(1)非核・平和・安全保障、
(2)教育と戦後補償、
(3)人権確立、
(4)地球環境、
(5)民主政治・地方自治、
(6)今後の運動のあり方の6分科会が開催されました。
その他に、平和・人権の旧跡を訪ねるフィールドワーク、障害者と憲法を話し合う広場、女性の交流集会、全国基地問題ネットワーク学習交流集会など、多彩な催しが開催されました。
第3日目は、なら100年会館で閉会総会が行われ、沖縄県、福井県、新潟県、日教組の各代表から基地問題、原発事故、中国人強制連行訴訟、教育基本法改悪等の特別提起とイラクの現地報告がありました。
つづいて、福山事務局長から大会のまとめ、各種の表彰が行われ、小泉内閣のイラク派兵などの暴挙を許さず平和基本法の実現をめざすという大会アピールを行って閉会しました。
【資料】第41回護憲大会・大会アピール≫全文≫
■清水地区勤労協第10回定期総会
清水地区勤労協は11月15日、第10回定期総会をはーとぴあ清水で開催しました。
開会あいさつと議長選出の後、鈴木禎昭会長が「勤労協発足後9年が経過したが、この地域に結集する労組、退職者組合、個人加盟のふれあいユニオンが一体となって活動してきた。刻々と変化する諸情勢のなかで勤労協が勤労者や市民レベルでも認知されるような組織に発展させていきたい」とあいさつした。
来賓として堀田県連事務局長と橋本静岡市会議員がそれぞれの立場から激励あいさつを行った。橋本市会議員は静岡、清水の政令指定都市としての合併問題に触れ、住民のための合併になるか否かはこれからの課題だ。そのため、来年4月に清水区で行われる市議会選挙へ2人の勤労協代表を送ってほしいと訴えました。
小豆沢事務局長から03年度活動報告と共に、
雇用と権利を守る闘い。
05春闘への取り組み。
生活制度要求の取り組み。
組織強化と他団体との協力。
静岡市議会議員選挙への取り組み
の5項目にわたる活動方針が提案され、予算・決算と共に決定されました。
新役員は以下の通り選出された。
会長・鈴木禎昭 副会長・鷲尾一寿、橋本勝六、杉山 繁
事務局長・小豆沢清久
運営委員・望月敏雄、大谷 亘
会計監査2名
■県内各地区の行事や運動
9月26日 |
富士市勤労協 健康づくり歩こう会 田貫湖周辺 |
10月9日 |
富士市勤労協 ボーリング大会 |
10月15日 |
富士市勤労協 勤労者芸能祭 ロゼシアター |
10月24日 |
浜松市勤労協 市長旗争奪ソフトボール大会 |
10月26〜31日 |
浜松市勤労協 勤労者芸術文化展 Uホール |
11月1〜3日 |
第41回護憲大会(奈良市)県勤協連が参加 |
11月3日 |
清水町勤労協
フリーマーケットふれあい広場と歩け歩け運動 |
11月1〜30日 |
平成16年度静岡県青少年健全育成強調月間 |
11月6〜22日 |
浜松市勤労協 「男の料理教室」
毎週土曜日の3回10時から高台公民館 |
11月28日 |
浜松市勤労協 料理教室
小山悦代先生 9時30分から福祉交流センター
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11月13日 |
静岡県護憲連合第25回総会 |
11月15日 |
清水地域勤労協第10回定期大会 |
11月30日 |
富士市勤労協 勤労者文化祭と講演会 平安閣 |
12月5日 |
県東部ブロック研修会「年金の制度改定」
伊豆長岡町「姫の湯荘」 |
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