No.85 2008年3月17日
■3/8に大分県勤労協連合会の結成へ!
■07年度物販計画の目標達成を急ごう!
■ブロックの動き、県連の動き
●長野県連が7項目要求で対県交渉
●静岡県連も第45回県政懇談会
●三豊市勤労協研修会に約40名が参加
●石川県連第26回研究集会&第27回総会
●静岡県東部4勤労協が医療研修会
■日本勤労協掲示板
発行●日本勤労者協議会連合会
Tel&Fax 054-273-5130
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■3/8に大分県勤労協連合会の結成へ!
神奈川県連は脱退を最終確認 日本勤労協第2回幹事会
日本勤労協は2月27日、東京・総評会館で07〜08年度第2回全国幹事会を開催。報告事項を承認するとともに、以下の議題について協議し決定しました。とくに神奈川県勤労協については、残念ですが脱退を最終確認しました。しかし一方で、九州ブロックから長年の課題であった大分県連の結成総会が3月8日に行われることが報告されました。大きな前進であり、ブロックと大分の皆さんの努力に心から敬意を表します。(連帯とお祝いのメッセージを送付は次号に詳報)
●07年度物販計画のとりくみ報告
東北ブロックからは3月末で物販のとりくみを集約し、分担金を納入する予定と報告されました。この結果、達成数1,664(76.5%)となる見込みです。各ブロックとも未達成県(新潟、栃木、静岡、広島、長崎、佐賀)への要請を急ぐことを確認しました。
(下の表と記事参照)
●神奈川県勤労協問題について
2月に入り大沼会長あてに、1/25付神奈県勤労協文書が送付されてきました。しかし、具体的回答は唯一「脱退を通知している神奈川県勤労協が会費を納入する理由はありません」というものでした。このため、日本勤労協幹事会として「これ以上、神奈川県連には対応せず、脱退を最終確認する。会費未納金については、欠損金として処理する」ことを決定しました。
●次期第24回全国総会の日程について
石川県連が下記日程で次期全国総会を予定していることが報告され、了承しました。
◎とき 09年5月31日(日)午後2時〜6月1日(月)午前11時半
◎ところ 加賀温泉郷・山代温泉「ゆのくに天祥」
◎参加者予定 150名 (東海北陸80、他ブロック70)
◎参加費予定 13,000円で折衝・努力中
各ブロック総会への対応について
東海北陸以外はまだ未確定ですが、報告があり次第、従来どおりの対応を行うことを確認。
◎東海北陸ブロック 6月1日〜2日 富山市「呉羽ハイツ」で第7回総会
◎関東甲信越ブロック 6月1日〜2日 栃木県で第7回総会開催を予定
◎九州ブロック 秋に長崎県で第22回交流・研究集会を予定
◎東北ブロック 秋に第12回総会開催を予定
■07年度物販の目標達成を急ごう!
07年度物販事業計画は、まだ幾つかの目標未達成の県連があります。現在のとりくみ状況は下表のとおりです。年度末で御多忙とは思いますが次期石川総会の成功に向け各県連・ブロックはとりくみを急ぎ、目標達成に全力を上げて頂くようお願い致します。
☆印は目標達成県。東北4県は3月末達成の見込みで掲載しています
●7項目要求で対県交渉―長野県中期計画への方針も明確に
長野県勤労協は1月10日、昨年県に提出した7項目の要求事項について、回答交渉を県庁で行った。県中期計画の策定が議会承認されたこともあり、5年間の計画期間内に取り組む方針が交渉で明らかとなった。村井知事になって計画行政が再構築された点は評価したい。交渉結果は次のとおり。
(1)豊丘村と高森町との天竜川への橋梁新設は、調査に着手。
(2)県道青木線飯田市上山工区の牧野宅からの事業推進は、道路事業で新規に着手したい。(3)諏訪湖の浄化対策は浚渫も含め必要な対策を有識者と検討。
(4)有害鳥獣対策は積極的に対処。(5)森林税については、民有林の間伐と有害鳥獣対策を重点に5年間集中してとりくむ。
(6)天竜川の内水排除ポンプは飯田市に配置。
(7)産科医の確保は緊急の課題としてとりくむ。
(8)須坂病院への産院設置は、医師の確保がなければ医療法が厳しく困難。
(9)認知症支援センターは指定のメリットを生かし支援を講ずる。
(10)満蒙開拓平和記念館事業の推進は、知事も承知しているが現時点は民間のとりくみを支援する。
なお、交渉には、昨年4月の県議選で初当選した飯田市勤労協会員の小島県議に同席してもらった。(県勤労協事務局長・清水可晴)
●静岡県連も第45回県政懇談会―副知事と関係部局が対応
本年度県政懇談会は、第4回幹事会で各地区勤労協が検討してきた課題を要求書をまとめ2月7日に開催した。当日は懇談会に先立ち第5回幹事会を開催、当日の日程や進め方等を決めた。11時30分から副知事室で、花森憲一副知事へ岡本会長が要望書を提出。副知事から「要望事項についての問題点は理解しているので関係部局との懇談をつめてほしい」と回答があり、県連側からの内容が副知事へあがってきた場合の善処を要望した。
関係部局との懇談は13時から岡本会長他24名が出席し、以下の内容で関係部局が対応。進行は堀内事務局長及び県労働政策室が担当した。
◆「環境対策及び森林税について」=県民部廃棄物リサイクル室、建設部森林計画室
◆「雇用対策を始めとした労働行政について」=厚生部地域福祉室、産業部労働政策室、雇用推進室
◆「その他−高等学校再編について」=教委事務局高等教育課
(静岡県連ニュース211号より)
●これでいいのか!三豊市!勤労協研修会に約40名が参加
迷走市政 七町合併で生まれた香川県三豊市。合併の枠組みも二転三転するなど複雑怪奇。住民の心配が的中し、ワンマン市長は思いつきでコロコロ方針転換。目新しい名前のセクションが生まれたかと思えば1年で大幅縮小。観音寺市と共同で進めたゴミ処理施設計画もバイオ処理などまだ実験段階の施設をめざすとご破算に。市長肝いりのゴミゼロ課も1年程度で消滅していることを考えると、そもそもゴミ問題に関わる資格がないのかも。
無責任議会が拍車 市庁舎の場所も合併協議会確認が1年も経たずにチャラ。本庁舎が豊中から高瀬に移動し、コンピュータシステムの移動だけでも莫大な無駄カネ。国の補助金カットによる財政難が自明なのに無駄金をふんだんに使う市政。なんとか市政を市民本位に取り戻そうと2月26日、豊中庁舎ホールで勤労協研修会を開催。勤労協会員の三木秀樹市議が、三豊市政の真実を知り納得出来る市政にしようと訴え、会員や市民ら36名が参加しました。
また、咋年末12月2日には、篠原正憲県議(写真)ら会員24名が参加して恒例のカーブミラー清掃を行い、9百本のミラーがピッカピカとなりました。(三豊市勤労協会長・篠原清)
●70名が参加し石川県連第26回研究集会&第27回総会
石川県連は2月16〜17日、内灘町福祉センターで第26回研究集会と第27回定期総会を開催しました。
1日目の研究集会は4月開始が迫った「後期高齢者医療制度」について、県後期高齢者医療広域連合の岡健一・事務局次長と寺二奉代・業務課長が講演(写真)。関心の高さを反映して70名の参加者となり、制度該当者からは厳しい質問や追及が相次いで、執行部がストップを掛ける一幕も。終了後は内灘町を始め10市町の勤労協から活動報告、夜は懇親交流会が行われました。
2日目は50名が参加し第27回定期総会。第24回日本勤労協全国総会を来年5月31日〜6月1日、山代温泉「ゆのくに天祥」で行う予定が報告され、加賀地区各勤労協へ協力要請も行われましたまた、全国総会準備も含め事務局体制強化のため事務局次長を2名にするなどの役員体制を決定しています。
▽会長=藤田利男
▽副会長=中道雄太郎・中江川和臣・吉岡純一
▽事務局長=小西直
▽同次長=森良明・多名賀哲也
●静岡県東部4勤労協も、後期高齢者医療などで研修会
2月24日、東部地区の伊豆の国市・三島市・清水町・富士市の4地区勤労協43名が伊豆の国市伊豆長岡サンバレー富士見で研修会を開催。
★研修テーマ1『各種保険の見直し』では全労済東部支所職域推進課長田口滋久氏に、解りやすい資料で民間営利目的の保険と「全労済の共済制度」の違いについて解説をしていただきました。
★研修テーマ2『後期高齢者医療制度』では、前県高齢者医療制度広域連合議員の下山・三島市議が4月から実施される新制度は、国民の合意を得ないまま現行制度より更に悪い条件で見切り発車され、高齢者医療・福祉の切捨てがさらに激しくなってくると指摘しました。各テーマとも1時間30分の時間の中での解説と活発な質疑応答。終了後は昼食・懇親会をもち、再会を誓い合いました。
(静岡県連ニュース211号/杉山精三通信員)
◎ |
長野県連県政要求交渉 |
1月10日 |
長野県庁 |
◎ |
静岡県連第45回県政懇談会 |
2月7日 |
副知事室ほか |
◎ |
富山県連第21回総会 |
2月17日 |
自治労富山会館 |
◎ |
静岡東部地区勤労協研修会 |
2月24日 |
伊豆長岡サンバレー富士見 |
◎ |
福岡県連第8回幹事会 |
1月19日 |
県農民会館 |
◎ |
関東甲信越ブロック幹事会 |
2月29日 |
東京・総評会館 |
◎ |
大分県連結成 |
3月8日 |
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