No.74 2006年4月25日
■【再要請】市町村合併に伴う勤労協組織実態調査のお願い
■次期全国総会素案など決める（東北ブロック）
■6月ブロック総会に向け幹事会開く（東海北陸ブロック）
■物販目標 もう一息で達成です！
■静岡県連 第43回県政懇談会を開催
■石川県連が第25回定期総会開く
■プルサーマル反対！志賀現地講演集会開く
■日本勤労協掲示板
発行●日本勤労者協議会連合会
Tel&Fax 054-273-5130
E-mail nihon@kinrokyo.net
市町村合併の流れも３月にはほぼ終わりました。この時にあたり、各県勤労協組織の動向と実態を日本勤労協としてしっかり把握し、今後の組織・財政の確立に向けた論議の基礎となるデータを集約しておきたいと考えています。しかし、まだ各県の報告は遅れています。
これまで日本勤労協組織について様々な注文や意見はありましたが、前提となる組織実態のデータになると、言いっ放し聞きっ放しという実態もまま見られました。全国課題として確認されている「市町村合併への対応」の現状をはっきりさせることが必要です。各県連・ブロックにおかれては、標記調査について必ず報告していただきますようお願い致します。
記
１．調査対象 県連加盟単位の勤労協を全て対象とします。必ずしも市町村勤労協とは限りません。
（例）宇都宮市雀宮・清原勤労協など、福岡の地域勤労協など。 その他、校下勤労協、地区勤労協でも県連加盟単位の勤労協は全て記入して下さい。
２．調査時点 06年3月現在。（以前の時点は合併の動きが始まる前と考えてくださって結構です）
３．記入要領 すでにお送りしてある「石川」の報告を参考にして各県連で記入して下さい。
４．報告期限 5月末日までに必着でお願いします。
５．ブロックへのお願い 県連未組織県でも単位勤労協がある所は、分かるかぎり報告して下さい。
■次期全国総会素案など決める−東北ブロック幹事会
東北ブロックは３月４日、青森市内で幹事会を開催し、東北での開催が予定されている次期全国 総会について協議しました。決定された素案は以下のとおりで、今後、日本勤労協の幹事会での論 議を経て確定されることになります。
(1) 開催地は青森県。開催曜日は同一会場での運営を確保するため、日月開催とし、温泉地での会場確保を前提とする。
(2) 開催時期は、07年9月とする。（4月統一自治体選、7月参院選の期間を避けるため）
(3) 規模 東北50名 他ブロック100名を目標とする。
この外、以下の議題について確認されました。次回の幹事会は７月下旬〜８月上旬の予定です。
(1) 物資販売 岩手も含め物販にとりくむことを確認。（日本勤労協への物販収入分担金―ブロック全体で134,400円―を納入した上で、ブロック活動資金として20万円程度が確保できる見通しになった）
(2) 05年度の会費未納については、早急に対処する。
(3) ブロック総会については、現在の毎年開催を全国総会未開催年の隔年開催にするか否か、交通の便を重視して開催県を固定するか否かを、各県に持ち帰り論議する。
■6月ブロック総会に向け幹事会開く―東海北陸ブロック
東海北陸ブロックは4月7日、福井県教育会館で幹事会を開き、6月3〜4日に伊豆長岡温泉・おおとり荘で開催されるブロック総会のとりくみや任務分担などを協議し、以下のとおり確認しました。
出席は、富山＝酒井会長、秋原次長、石川＝小西事務局長、タナカ 次長、福井＝水上事務局長、静岡＝堀田事務局長、橋本幹事。
なお、2年後の次期開催県は福井です。（写真は伊豆長岡温泉おおとり荘）
(1) 参加体制は、富山15 石川25 福井10 静岡60 計110名規模とする。
(2) 2日目の2分散会については、石川・富山が座長・書記をふくめ分担する。
(3) 昨年から始めたブロック内交流は今後、毎年秋に行い、ブロックの中心活動にする。
■物販目標 もう一息で達成です！
残る県連も全力を挙げてください！
3月末現在の集計は下表のとおりです。東北ブロックが完全達成（事業収入分担金を全額納入）。他ブロックもあと一息です。
全国総会の財政確保のため、「喜多方ラーメン」の販売目標を達成するよう、未達成県のとりくみを急ぐようお願い致します。
■静岡県連−第43回県政懇談会を開催
2005年度県政懇談会は、第5回幹事会で各地区勤労協が検討してきた課題を集約して要望書にまとめ、2月県議会開会を前にした、2月17日に開催された。当日は懇談会に先立ち、10時から第6回県連幹事会を開催。当日の日程や懇談会の進め方等を決定した。
＜まず副知事交渉＞
10時30分から副知事室で、鈴木雅近副知事へ岡本会長が要望書を提出。鈴木副知事から「要望事項についての問題点は理解しているので関係部局との懇談を積めてほしい」との回答があり、県勤協連側から内容が副知事へあがってきた場合の善処を要望した。
また、副知事から「要望書にも記載されている『もりづくり県民税』は、環境問題だけに止まらず、ふるさとづくり、まちづくりの面からも貢献していけると考えているので、賛同と協力をお願いしたい。資金の活用については皆さんからもよい知恵があれば聞かせてほしい」との表明があった。
続いて、商工労働部長室で梅田商工労働部長と県連三役が懇談。県連側から要望書記載の意見表明を個々に行い、商工労働部長からは最近の県内企業における雇用情勢や、少子・高齢化問題対策等について考え方が述べられた。
＜各地区代表も加わり県政懇談会＞
11時10分から、県議会平成21会議室において、各地区勤労協代表と県連役員が合同して本年度県政懇談会を開催。岡本会長から今回の要望書の内容や問題点について説明。
遠藤労働政策室長から県の労働政策全般にわたる内容説明を兼ねたあいさつがあった。
続いて、望月労働福祉係長の司会により、要望書各項に対する県側の回答と質疑が行われた。
（要望書や質疑の詳細は『日本勤労協ホームページ』とリンクしている『静岡県連ニュース188号』を参照してください）
＜静岡県内の動き−県連ニュース188号より抜粋＞
2．1 袋井市勤労協・労働文化後援会「ドラマと人間」
2．19 掛川市勤労協・グルメバス旅行―河津桜見学
新居町勤労協・親睦ボーリング大会（38名が熱戦）
伊豆の国市勤労協・新春囲碁大会（67名が対局）
2．25 憲法9条を実現する会街宣活動―三島市、沼津市
3．1 被災52周年ビキニデー全国集会
3．11 憲法9条を実現する会街宣活動―浜松市、磐田市
掛川市勤労協・グランドゴルフ大会
3．12 伊豆の国市勤労協・春の史跡巡り
3．19 浜松市勤労協・グランドゴルフ大会
3．25 憲法9条を実現する会街宣活動―静岡市清水区、駿河区
3．26 三島市勤労協・里山見学と竹林伐採ボランティア
伊豆の国市勤労協・『花のこえ』上映会
新居町勤労協・清掃ボランティア活動
＊3．1ビキニデー全国集会（左写真は第五福竜丸）、憲法9条を実現する会街宣活動には県連の要請を受け、各地区勤労協の役員・会員多数が参加しています。
■石川県連が第25回定期総会開く
市町村合併に対応し18単協・52名が参加
総会は3月4日に労済会館で開かれ、かほく市勤労協に続いて市町村合併に対応し単一勤労協や連合会などの新組織を立ち上げた白山市・能美・中能登町・七尾市・能登町など18単協・52名が参加。
加賀市は山中町勤労協が山中勤労協と改称して現体制を存続。市勤労協と並存していきます。
また、富来・志賀両町勤労協を統合し、新しい志賀町勤労協の結成総会を3月25日に行う予定です。＜【写真】開会前に、国民保護計画についての学習と論議も＞
活動方針では、
(1) 市町段階での国民保護計画の策定に対し、監視とハドメに努める、
(2) 3/19投票の能美郡市・県議補選で「沢田 貞」候補の勝利に全力をあげると共に、10月の能登町議選の勝利をめざす、
(3) 財政自立と個人加盟のとりくみを強化する−などが確認されました。
役員体制では、井端利男さん(金沢)が退任し、藤田利男さん(能美)を新会長に選出。また事務局強化のため次長を2名としました。
◇会長 藤田利男(能美)
◇副会長 中道雄太郎(七鹿)、中江川和臣(白山)、吉岡純一(小松）
◇事務局長 小西 直(金沢)
◇同次長 大熊博幸(津幡）、多名賀哲也（羽咋）
■プルサーマル反対！志賀現地講演集会開く
羽咋郡市・七尾鹿島の共催で約200名が結集
羽咋郡市勤労協連合会、志賀町勤労協、七鹿平和センター、七尾鹿島勤労協連合会、命のネットワーク、能登原発差止め訴訟原告団の6者は3月11日、志賀町文化ホールで「プルサーマルを考える志賀現地講演集会」を開催し、羽咋郡市、七尾鹿島地区を中心に約200名が参加しました。
講演では元・京大原子炉実験所講師の小林圭二さんがプルサーマルの危険性と国策の破綻を住民に押し付けるデタラメさを明らかにされ、集会は最後に「プルサーマル計画は絶対に止めよう」と石川・富山両県民へのアピールを採択しました。
150部用意した資料も全てなくなり、2号機の営業運転開始を3月15日に、2号機差止め訴訟の地裁判決を3月24日にひかえ、現地の「あきらめない！何としてもハドメを！」という声の高まりを示しました。
歴史的な3/24勝訴判決をかちとる力の一つになったのでは、と思います。
＜石川県連―３月中の日程＞
◇３．１２ 中能登町勤労協連合会第２回定期総会
◇３．２５ 志賀町勤労協結成総会
◇３．２６ 内灘町勤労協・第５回フォーラム「子どもが元気に育つ地域」
◇４． １ 能美勤労協第２２回定期総会
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◎石川県連第１回代表幹事会 |
４月２４日 |
フレンドパーク |
◆今号は、東北ブロック以外は静岡、石川の情報のみで極めてかたよった紙面構成になりました。
各県連の活動、会議資料などを日本勤労協事務局に早めによせていただくようお願いします。
組織実態調査の報告も必ずよろしく。
