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静岡県勤労者協議会連合会
しずおか県勤協連ニュース

293号293号 2015年1月28日発行

2015年 年頭挨拶
静岡県勤労者協議会連合会
会長 堀内武治


静岡県内各地区勤労協の活動報告
 ▼伊豆の国市勤労協
 ▼清水地域勤労協
 ▼袋井市勤労協
 ▼清水町勤労協

発行静岡県勤労者協議会連合会
Tel&Fax 054-273-5130 E-mail shizuoka@kinrokyo.net

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《2015年 年頭挨拶》

静岡県勤労者協議会連合会 会長 堀内武治

293号

 新年明けましておめでとうございます。県下各地の勤労協会員の皆様方には、2015年の輝かしい新春をご家族共々お健やかにお迎えのことと心からお祝い申し上げます。

 さて、新しい年とはなりましたが、私たちの政治課題は山積みの状態にあります。

 まず第1は、平和の問題です。
昨年、安倍自公政権は少なくとも、田中角栄内閣以降40年間、歴代内閣が行使できないと憲法解釈してきた集団的自衛権の行使容認を閣議決定し、日本の安全保障政策の舵を大きく右に切りました。

 これにより日本は、アメリカを軍事支援し、アメリカと共に集団的自衛権の名のもとに、戦争をする国へと突き進んでいくこととなります。私たちはこの流れを止めなければなりません。

 戦後日本の平和国家としての歩みは国際社会で高い評価と尊厳を得てきました。

 日本への攻撃時のみ自衛権を行使する「専守防衛」や、核兵器を「持たず、造らず、持ち込まず」の非核三原則、そして安倍内閣が破ってしまった「武器輸出三原則」は、日本人だけでも310万人の犠牲を出した先の大戦の反省、体験に基づく戦後日本の「国のかたち」です。

 私たちは絶対「国のかたち」を変えてはなりません。世界に定着した「平和国家」日本を維持していく事は、平和な発展する日本を守ることになることを強く確信し、この時代を生きる責務として行動や意思表示をしていかなければならないと思っています。

 第2の問題は、格差社会の改革です。

 私は最近、とくに心を痛める問題があります。それは、児童虐待、育児放棄の問題です。

 過日も虐待死亡した3歳の幼児の胃の中に、ビニールや紙があったと報道されていました。食物ももらえず、飢えのためにビニールや紙を食べた子どもの姿を思うとき、胸が切り刻まれる思いです。

 かつて「孤児院」と言った「児童養護施設」は県内11に箇所835人の子どもが入所しています。今このような施設に入所させなければならない子どもの数がどんどん増えています。格差社会の拡大、貧困家庭の増大が、児童虐待を飛躍的に増大させ、昨年は表に出ただけでも7万3765件の児童虐待が発生しています。

 貧困は負の連鎖として、貧困家庭の拡大と児童虐待増加に進み、施設の子どもは、本人が勉強したくても財政的問題で高等教育は受けられず、仕事も大手企業や正規社員の道ははるかに遠く、悲惨な状況になっています。

 やはり、政治の責任、社会の責任です。私たちは本質的に「人間を大切にする政治」を創りだしていかなければなりません。

 今年も多難な、課題の山積みした年となりますが、静岡県勤労者協議会連合会、一歩一歩前進を期して活動することを確認し合い、新年のご挨拶と致します。

293号

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伊豆の国市勤労協

「伊豆の国いちごまつり」に出店で参加協力

293号
293号

 伊豆の国市勤労協は、伊豆の国市の特産品イチゴをPRする「伊豆の国いちごまつり」が10日(土)9時半から、韮山時代劇場で開催され、出店参加をいたしました。

 いちごまつりは、イチゴの品評会の表彰式や、紅ほっぺと新品種「きらぴ香」の食べ比べ、イチゴの安価販売や抽選会、餅まき、ステージイベント等が行われ、市民はもとより、近隣からも約3千人の来場で正月気分の賑わいでした。

 勤労協も恒例の甘酒600杯、ポップコーン700袋余りの無料配布を行い、天候にも恵まれ、娘さん、お孫さん、家族連れも多く、「ありがとうございます」の言葉も頂き、13名の会員でボランティアサービスに意気投合いたしました。

 当日の晩は、勤労協の新春旗開きを丸太小屋で15名参加のもとで、焼肉懇親会を開催し、本年度のスタートをきりました。

(通信員 小粥崇男)

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清水地域勤労協

2015年新春旗開き開催

293号

 清水地域勤労協2015年新春旗開きを、1月16日(金)に「やすい軒」で加盟労組、清水ふれあいユニオン、清水地区高退会、社民党清水支部の仲間、合計30名が参加され開催しました。

 主催者あいさつで、鈴木禎昭会長は「昨年暮れにアベノミクスの信を問うとして、総選挙が行なわれ安定多数を獲得して第二次安倍自公政権がスタートしました。今度の総選挙は政権延命のための大義なき解散であり、東日本大震災の復興が進まない中で、消費税10%を1年半延期することで国民受けを狙ったものです。安倍首相はアベノミクスによって景気を良くすると言うが、一般庶民が円安により生活必需品の値上げにより厳しい生活となっていることを理解していない。私共の生活や勤労者の安心ネット実現に向け、平和と民主主義を守るため勤労協運動を位置付けて取り組んでいく」と挨拶がありました。

 来賓として、日本勤労協事務局長橋本勝六様、労金清水支店長佐野一裕様、全労済中部支所課長中尾哲也様から連帯のご挨拶をいただきました。また静岡県勤労者協議会連合会・静岡県議会議員林芳久仁様・静岡市議会議員水野敏夫様からメッセージをいただきました。 参加者は年頭に際し連帯・交流・親睦で大いに盛り上がり、旗開きを終了しました。

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(通信員 宮内朝次)

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袋井市勤労協

市政懇談会を開催しました

293号

「子ども達の広島派遣事業を来年度実施表明」… 平和学習機会拡大の要望に回答

 11月22日(土)会員31名が勤協会館に集合し、金原富雄産業環境部長以下3名の出席のもと、今年度の市政懇談会を開催した。

 沼野副会長の挨拶に続き、金原部長は市長代理として挨拶と、消費税率アップによる景気低迷や人口減少社会が袋井市の財政にも影響を及ぼしてくると話した。 

 続いて、鈴木亨産業振興課長より10月に提出済みの「2014年度要望書」10テーマ21項目に対する回答があり、活発な質疑応答で閉会となった。

要望事項
(1)中東遠総合医療センター(新病院)への交通アクセスの悪さの解消策を要望。
(2)地震、津波、土砂災害、太田川水系の水害対策の現状と課題、災害弱者対策。
(3)6年生まで利用対象拡大の放課後児童クラブの実施計画。
(4)道路危険個所整備要望。
(5)市指定文化財の管理。
(6)総合体育館の施設概要は。
(7)核兵器廃絶平和都市宣言の認知度アップの具体策。勤協主催平和写真展への支援。児童生徒への平和継承事業の推進。
(8)原発事故・震災時避難計画。

 市政懇談会に続き、寺井紗知子市会議員(顧問)による議会報告会を開催した。11月29日完成の袋井新駅・南北自由道路や駅南開発、区画整理事業他の報告がされた。

歳末たすけあい募金 18,542円市社協へ寄贈

293号

 11/19〜12/25の間、理容室・美容室に設置の募金箱で、皆様の善意をお預かりしました。会員の皆さんの募金分に、りんご斡旋手数料を加え、12/25会長・事務局長が市社会福祉協議会の池谷会長に手渡しました。後日、市社協から「要援護世帯へ届け大変喜ばれた」旨のお礼状が届きました。ありがとうございました。

親睦バスツアーたのしみました

 どきどきリニア館と雪景色の富士山周遊コースを満喫

293号

「どきどきリニア館」前で「ハイポーズ」2014年12月7日

(袋井勤協ニュース403・404号より抜粋)

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清水町勤労協

第46回「新春囲碁・将棋大会」開催

293号

 清水町勤労者協議会主催の「第46回町長杯・議長杯・会長杯争奪囲碁・将棋大会」は1月11日に清水町福祉センターにて開催しました。

 この大会は、春・秋に実施している「歩けあるけ」と共に清水町勤労協創立以来の伝統行事の一つであります。近年は愛好家の高齢化や若者の「囲碁・将棋離れ」などもあり、往年の参加者が百数十名で賑わっていた当時とは比べようもありませんが、それでも参加者は熱心に対局を楽しんでいました。勤労協としても、この伝統行事をこれからも継続し、発展していければと思っています。

(通信員 望月)

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