290号 2014年10月29日発行
■第52回静岡県勤協連研究集会開催
■憲法擁護静岡県民連合第34回定期総会開催
静岡県内各地区勤労協の活動報告
▼伊豆の国市勤労協
▼三島市勤労協
▼掛川市勤労協
発行●静岡県勤労者協議会連合会
Tel&Fax 054-273-5130 E-mail shizuoka@kinrokyo.net
第52回静岡県勤協連研究集会開催
2013年10月24日(金)10:00〜12:00、静岡県地震防災センターにて県勤協連研究集会を開催、37名が参加しました。館内では次の内容で見学を行ないました。
(1)TSUNAMIシアター
大型マルチディスプレイで、映像を見ながら津波の仕組み、その恐ろしさについて学びました。コンピューターグラフィックを使ったリアルな映像は迫力があります。時間の余裕がない津波避難で「高台へ逃げること、車で逃げないこと、避難場所を知ること」が大事であると教えてもらいました。
(2)展示コーナー
東日本大震災の被災写真を見ながら、説明を受けました。この時15,800人以上の命が奪われ、その90%は津波によるものでした。その時の避難行動を知ることは、南海トラフ地震が想定される静岡県にとって多くの教訓を含んでいます。
(3)体験コーナー
起震装置に乗り、震度6強の揺れを体感するコーナーです。突然、この揺れが手すりのないところで起ったら、多くの人はパニックを起こすでしょう。
(4)防災講話
静岡県地震防災アドバイザー・郷隆志氏
2F「なまずホール」にて、防災の講話を聞きました。静岡県地図を見ながら、各地域ではどういう被害が予想されるのかなども伺いました。情報に振り回されることの多い現代で、正しい被害想定を知り、その上で対策を考えることが大切であると感じました。最後に防災ビデオを鑑賞して、コースが終了しました。このあと、地震防災ガイドブックが配布され、昼食をとって解散となりました。
憲法擁護静岡県民連合第34回定期総会開催会
静岡県勤協連が加盟している憲法擁護静岡県民連合の第34回定期総会が10月22日(水)13:30から静岡労働会館で開催されました。総会では13年度活動報告及び14年度活動方針が提案され承認されました。
具体的な活動では、(1)平和フォ−ラムヘの積極的参加、(2)9条を実現する会と連携した取組み、(3)平和行政の推進、(4)集団的自衛権行使容認反対、秘密保護法廃止の取り組み、(5)「戦争を許さない1000人委員会・静岡」と連携した反対運動、などの取り組みをすすめることとなりました。
14度役員は以下のとおりです。
代表委員 渡邊敏明(県平和センタ−)橋本勝六(社民党県連合)
事務局長 鈴井孝雄(県平和センタ−)同次長 乙黒悟郎(社民党)
常任委員 福井豊(県勤協連)他12名
引き続き、「しずおか憲法9条を擁護し実現する会2015年度定期総会」が開催されました。
具体的な活動として、(1)憲法改悪阻止の運動、(2)浜岡原発の廃炉、脱原発の取組み、(3)基地撤去とオスプレイキャンプ富士配備反対の活動、(4)各地域の護憲・9条を護る会の活発化などの取組みについて承認されました。
15年度役員は以下のとおりです。
会長 渡邊敏明(県平和センタ−)
副会長
橋本勝六(社民党県連合)・吉田明生(県平和センタ−)・堀内武治(県勤協連)
事務局長 大河内俊雄(社民党県連合)
事務局次長 鈴井孝雄(県平和センタ−)乙黒悟郎(社民党県連合)
委員 福井豊(県勤協連)他10名
伊豆の国市勤労協
第9回Gゴルフ大会を開催
伊豆の国市の誕生を記念しての第9回Gゴルフ大会を、10月9日(金)に韮山運動公園に於いて、参加23チーム、117名で実施いたしました。今回は、若い年代と家族参加はありませんでしたが、市以外から中伊豆貴僧坊、函南柏谷、田方退福共チームも参加いただき、55歳以上92歳の高齢者で、女性44名、男性73名の内訳でした。幸いに、天候もGゴルフ日和に恵まれ、3面27ホールで、競技を展開。皆さん和やかな中を、日頃の練習の成果を存分に発揮されました。成績は下記の通りです。
<団体>
優勝・山木Aチーム 259点
準優勝・千代田Bチーム 263点
3位・田京Aチーム 263点
<個人>
優勝・市川 浩 様(千代田B)49点
準優勝・山下佳久 様(山木A)58点
3位 岡崎克己 様(田京A)61点
<特別賞>
(90歳以上3名)
92歳 二藤正美 様(四日町B)
ホールインワン
90歳 稲葉義則 様(田京A)
90歳 日吉 満 様(田京D)
<ホールインワン賞> 48名(64回)
最高者 1人 5回獲得
(通信員 小粥崇男)
三島市勤労協
しずおか森林イベントへ参加
三島市連合勤労協の5名が10月11日に行われた「しずおか森林イベント秋の森づくり大作戦」に参加しました。場所は、箱根接待茶屋の森で従来から活動している箱根山西麓の区域内で遊歩道整備、箱根笹刈り取り、区域内のごみ拾い、植生観察などで連合静岡加盟組合・勤労協・三島エコリーダー・三島フォレストクラブ・市役所環境政策課ほかの40数名でした。
台風19号接近中でしたが現地ではまだ何の影響もなく平地との気温差は3?4度くらい低くイベント開会時はふるえていましたが作業に入ると汗ばんできました。昼時はそれぞれが持参したお弁当を日の当たる場所で食べて少し紅葉になりつつある樹木を見たり、他の団体の方々と懇談したりしたのち、再び午前中からの仕事につき午後2時30分に作業を終了して帰路につきました。
なお、連合勤労協の単独事業として、12月13日(土)にはこの区域内の笹狩り、遊歩道整備を行うことを森づくり協議会の役員さんと協議して取り組む予定でおります。
(通信員 杉山精三)
掛川市勤労協
グラウンドゴルフ大会に91人集結
9月27日(土)13時30分から、市内あいり〜な多目的グランドで「グラウンドゴルフ会員・市民大会」が行なわれました。開会式では、来年の県議選に挑戦を予定している戸塚久美子前県議が激闘を前に力が入りすぎている参加者に「皆様、ごきげんよう・・・」と軽妙な挨拶で場を大いに和ませてくれました。大会は一打で賞品が天と地の違いがあり、意欲満々の人、はじめからボールと一緒で我が道を行く人と、人間模様がいろいろと出ていました。
参加者は米寿から50才代までの年齢層でしたが、80才代で上位入賞者が、71才の者が106打(通信員)で、日頃の練習が如何に大事かを思い知らされました。「今日のグランドは硬いな」「風向きが悪い?」「昨夜クスリ(酒)を飲みすぎた」「今朝おじいとケンカして身体が熱い?」「いつも勤協の大会は調子が良い」と言いたい放題で和気あいあいでした。次回(11月)は頑張るぞのつもりです。
(通信員 石山義博)
非核平和都市宣言アクション4 アンケート結果
8月8日(金)〜10日(日)の3日間、掛川市中央図書館生涯学習ホールで開催した「非核平和都市宣言アクション4」の来場者数及び感想・意見の一部を紹介します。
○来場者数 612人 回答枚数 92枚
男性・46名 女性・45名 未記入・1名
○感想・意見より
(10代)戦争はこわいという印象しかないから、見学するかどうか迷ったけど、日本の過去を知るために来ました。歴史の授業ではわからない日本のことを知ることができました。これから、また戦争が始まらないように、戦争でたくさんの人が苦しんだということを、忘れないようにしていきます。これ以上人類を苦しませないでください。(15才女性)
(20代)当時の悲劇を知ることができました。(28才男性)
(30代)集団的自衛権反対のための展示なのか?日本兵が他民族に対して行なった蛮行の展示はないのか?それもしなくては戦争のことは何も伝わらない(33才男性)
(40代)毎年見学させてもらっています。子ども2人も連れてきましたが、絶対に忘れてはならない事だと思います。(45才男性)
(50代)パネルが生々しく感じた。戦争の恐ろしさを知り平和の願いを一層深めた。今の時をもう一度何が大切かを考えさせられた。身近に戦争の跡がある事を再確認した。(57才女性)
日本兵の死体の写真がアメリカ軍によってたくさん撮影されていたんですね。死体の写真
を見ることは冒とくということで、見る機会は少ないですが。遺族の元へ遺骨さえ戻らな
かったことを考えると複雑です。ウクライナ・イスラエルと紛争地のことも早く解決して欲しいですね。(58才女性)
(60代)いい時代に生まれたものだと思います。それだけに、これから先のことが危惧されて成りません。偽政者たちが余りにも日本の近現代史に無知なことを憂えます。(67才男性)
世界で今も戦争があります。掛川からもっと平和を発信してください。(65才男性)
(70代)写真等については、何度も目にしていますし、読んでもいます。当時のことを知る人に会いまして、教えてもらう時間も有りましたが、過去の人は話せません。聞けません。広島・長崎を考えるまでもなく、アメリカ(外国)を敵として考えるのか迷います。なぜなら知人等が殺されているからです。(70才男性)
(80代)昭和19年(重苦年)国民学校6年生でした。改めて当時のことが思い出されます。大勢の戦争を知らない人たちに事実を知ってもらって2度と起こさないようにしなければいけない!!当たり前のことです。(82才女性)
(掛川市勤労協報告集より抜粋)
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