283号　2014年3月16日発行

■三島市連合勤労協結成50周年を祝うつどいを開催
■被災60周年3・1ビキニデー全国集会開催
■3･11さようなら原発1000万人アクション静岡県民集会

静岡県内各地区勤労協の活動報告
　▼伊豆の国市勤労協
　▼浜松市勤労協

発行●静岡県勤労者協議会連合会
Tel&Fax　054-273-5130　E-mail　shizuoka@kinrokyo.net

三島市連合勤労協結成50周年を祝うつどいを開催

勤労協はコンビナート反対運動のなかで生まれ育った

　三島市連合勤労協は、3月23日（日）10時から、三島市長伏公民館で、関係者60名が参加して「結成50周年を祝うつどい」を開催しました。

　つどいの開催にあたり、木内光夫会長から「三島市連合勤労者福祉協議会は3月26日に結成50周年を迎えます。省みますと1964年3月26日の前後2〜3ヶ月は三島市の歴史にとっても大きな出来事、三島市・沼津市・清水町の2市1町に関わる石油化学コンビナート進出反対住民運動の最終盤の時でした。既に結成されていた梅名勤労協ニュースＮＯ3では「当日は昼にコンビナート反対デモに参加、疲労の中を夜には連合勤労協結成総会に多数参加」と記されています。この日の昼間のデモとは、閉会されていた三島市議会に「コンビナート反対決議」を求めての傍聴動員でした。三島市連合勤労協はこの日の夜に、丸綿会館に200人余の会員が集まり結成されました。私たち連合勤労協は故酒井県会議員を始め先輩が築いた歴史と信頼の重さを痛感し、次の50年に向け諸活動に邁進いたします。今後ともご支援よろしくお願い致します」との挨拶がされました。

▼来賓のお祝いの言葉を頂いた方々

三島市長・豊岡武士氏
衆議院議員・細野豪志氏代理
故酒井郁造県会議員ご息女・古口美智子様
労働金庫三島支店長・福田和明氏
全労済東部支所長・植村裕一氏
静岡県勤労者協議会連合会会長（掛川市市議会議員）・堀内武治氏
三島市長伏町内会長・石田善美氏
箱根接待茶屋の森づくり協議会会長・遠藤修司氏
三島市市議会議員・下山一美氏
三島市市議会議員・川原章寛氏

▼メッセージの紹介

三島自然の里会長　福島第一原発事故被害者相双の会会長

　記念講演では「三島市のコンビナート反対市民運動と勤労協」と題して、土屋寿山氏から講演をいただきました。12時からは「懇親会」にうつり、仁杉副会長から「50周年記念誌刊行委員会」を代表しての挨拶がありました。また、静岡県勤協連事務局長、伊豆の国市・清水町・富士市各勤労協代表、木内均梅名勤労協、山本保子コンビナート反対リーダー他から、コメントをいただき15時閉会しました。

（報告者　杉山精三）

被災60周年3・1ビキニデー全国集会開催

　被災から60周年の節目となる今年の3・1ビキニデー全国集会は3月1日（土）13時から、静岡市常盤公園で400名が参加して開催されました。

　主催者を代表して川野浩一原水禁国民会議議長は「ビキニ事件のヒバクシャや平和を求める人々と連帯し、あらゆる国の、あらゆる核実験、核兵器そして原発に反対し、ヒバクシャを生み出す全ての核開発を止めていこう」と呼びかけがあり、渡邉敏明静岡県平和・国民運動センター会長の歓迎挨拶がありました。

　集会では、島田興生氏（フォトジャーナリスト）から「ビキニからフクシマへ　核被害の現実」、福島県代表からの特別報告、第16代高校生平和大使の渥美真央さんから訴えがありました。

　なお、川勝平太静岡県知事、中野弘道焼津市長、田辺信宏静岡市長、西原茂樹牧之原市長からのメッセージが寄せられました。最後に、相馬克光静岡県平和センター副会長から集会アピールが提案され、参加者全員の拍手で確認し集会を終了しました。その後、常盤公園、両替町、青葉通り、呉服町へとデモ行進を行い、市役所前で14時30分解散しました。県勤協連からは、中部の3地区勤労協が参加しました。

福島原発事故から3年
フクシマを忘れない！再稼動阻止・脱原発社会実現！！
3･11さようなら原発1000万人アクション静岡県民集会

　原水爆禁止静岡県民会議、静岡県平和・国民運動センター、静岡県勤労者協議会連合会の主催による「3・11さようなら原発1000万人アクション静岡集会」が3月11日（火）青葉公園イベント広場で開催され200人が参加しました。

　集会は、主催者3団体を代表して「2011年3月11日の東日本大震災による福島第一原発事故を経験しました。浜岡で繰り返すことは許されません。「さようなら原発1000万人アクション」の一環として原発の再稼動を認めることなく、代替エネルギーの道を共に考え、原発のない社会を目指そう」との決意表明があり、来賓挨拶・原水禁日本国民会議、フクシマ報告・社民党福島県連、フクシマ避難者メッセージ紹介、生活クラブ生協から連帯挨拶がありました。静岡集会アピールを採択し終了、その後18：45〜19：30に青葉公園⇒青葉通り⇒呉服町と、デモ行進を行い、小梳神社で解散しました。

　静岡県勤協連からは中部の3地区勤労協が参加しました。また、会場では17：00〜19：30生活クラブ生協の食材の展示説明会も開催され、安全な食べ物をどのように手に入れるか、放射能の値を測定する大切さなどが訴えられました。なお集会に先立ち、「フクシマ連帯キャラバン」として中部電力や御前崎市、県などに、浜岡原発の再稼動に反対する要請書を提出しました。

伊豆の国市勤労協

新春囲碁大会を開催

　伊豆の国市勤労協は恒例の『新春の囲碁大会』を2月16日（日）9時30分から、韮山時代劇場において43名の参加者でA、B、C級に分かれて、5戦トーナメントで熱戦が展開されました。勤労協役員7名も受付、茶・昼食の接待ととサポートをしました。成績結果は以下の通りです。

（通信員　小粥崇男）

浜松市勤労協

第52回浜松市勤労協親善バレーボール大会開催

　第52回浜松市勤労協親善バレーボール大会を春雨煙る中、3月2日（日）高齢化した例年の登録チームが、ソチオリンピックに負けない意気込みで新橋体育センターで開催いたしました。今回もプルタブ、喜多方らーめんの購入にご協力いただき、楽しい大会となりました。大会成績は以下の通りです。広沢クラブが三連覇を達成されました。

★優勝：広沢クラブ　―　準優勝：三方原クラブ　（15−13、15−14）　
3位：鴨江西クラブ　―　4位：萩丘クラブ　　（12−15、15−7）

（通信員　西村幸男）