282号 2014年2月18日発行
■第51回県政懇談会開催
■2013年度東部地区勤労協研修会を開催
■静岡県内各地区勤労協の活動報告
▼三島市勤労協
▼掛川市勤労協
■静岡勤労協掲示板
発行●静岡県勤労者協議会連合会
Tel&Fax 054-273-5130 E-mail shizuoka@kinrokyo.net
第51回県政懇談会開催
本年度県政懇談会は、各地区勤労協が検討してきた課題を集約し、要望書をまとめ、2月7日（金）に開催しました。当日は懇談会に先立ち11時から労福協会議室で第4回幹事会を開催、要望書の内容や当日の日程、懇談会の進め方等を確認しました。
関係当局との懇談会は静岡県庁本館4Ｆ401会議室において13時30分より開会。県勤協連及び各地区勤労協役員30名が出席しました。今回の懇談会は、マイクを使用せず、従来使用してきた会議テーブルを外したサロン方式で、椅子が半円を描くように準備されており、自由な雰囲気の中で意見交換を深めることができました。
冒頭、堀内会長から渥美労働政策課長に川勝知事宛の要望書を提出。次の内容で行われました。進行は福井事務局長及び労働政策課が担当しました。
◆13：30～13：40 要望書の提出
要請に関する趣旨説明 県勤協連事務局長
◆13：40～14：25 要望書第1項「雇用対策」
【１】静岡県は「静岡県雇用創造アクションプラン」を策定し平成25年度までに3万人の新たな雇用を目標に取り組んでいますが、次の施策について現段階での進捗状況をお伺いします。
「雇用の創出」
(1) 新エネルギ－、医療・健康など成長分野の産業の育成
(2) 介護・福祉サ－ビスの充実
(3) 製造業、建設業など地域基幹産業の活性化
(4) 企業立地の推進
(5) 創業等の促進、ＮＰＯ活動など多様な就業機会の創出
(6) 産業施策と連動した民間主体の雇用の創出と雇用の質の向上
「人材の供給」
(1) 雇用のミスマッチ解消など雇用のマッチング促進
(2) 未来を担う人材の教育・育成や能力開発の支援
【２】平成25年度で終了を予定されている「静岡県雇用創造アクションプラン」ですが、就業希望者は決して少なくなく、このような雇用創出施策はまだまだ必要不可欠であると考えます。平成26年度以降も同様に雇用創出施策の継続が図られるよう要望します。
などの県の施策について説明を受け意見交換した。
〔説明資料〕
・雇用創造アクションプラン（2枚紙）
・雇用創造アクションプラン（パンフ）
・雇用創造進捗状況等報告書
・しずおかジョブステーション（ちらし）
＜県側説明担当課 企画課・政策推進班 雇用推進課・雇用推進班＞
◆14：25～15：15 要望書第2項「介護・高齢者施策」
介護保険制度は、平成12年度発足以来概ね5年ごとに見直しが行われています。今回は「社会保険制度改革国民会議」の提言を踏まえ関係審議会の審議を経て、法案に整理され平成27年から施行されることになります。
次の事項について、どのような取り組みをしているのかお伺いします。
（1）地域包括ケアの推進に向けた市町支援
（2）地域包括支援センタ－の機能強化
（3）高齢者が安心して生活できる居住の場の確保
（4）高齢者の在宅介護・医療を充実するための市町支援
（5）高齢者の孤独死や社会的孤立の防止
などの県の施策について説明を受け意見交換した。
〔説明資料〕
・ふじのくに長寿社会安心プラン（パンフ）
・サービス付き高齢者向け住宅（パンフ）
＜県側説明担当課 長寿政策課・計画班、介護予防班 住まいづくり課・計画班＞
◆15：15～15：45 要望書第3項「富士山世界文化遺産」
富士山の世界遺産登録は、県民と国内外の賛同者・民間団体、行政が一体となった取り組みにより平成25年6月26日実現しました。登録を契機に県民一人一人が「世界の宝・富士山」を守り、次世代に伝える行動が必要となってきます。
次の事項について、どのような取り組みをしているのかお伺いします。
（1）富士山の保全管理、学術調査の総合的拠点「富士山世界遺産センタ－」の建設
（2）構成資産及び周辺環境の整備計画
（3）富士山登山者の安全確保及びふん尿、ゴミ処理、マイカ－集中問題などへの対応
（4）富士山麓に点在している体験型観光スポット（文化・交流ゾ－ン）への交流人口の拡大
などの県の施策について説明を受け意見交換した。
〔説明資料〕
・世界遺産富士山（パンフ）
・富士登山における安全確保のために（パンフ）
＜県側説明担当課 世界遺産課＞
2013年度東部地区勤労協研修会を開催
2月15日（土）三島市東地区コミュニティセンターで、東部地区勤労協研修会を行いました。今回の東部地区研修会は、三島市勤労協が当番となり、テーマは「勤労協活動の活性化」として、三島で取り組んでいる「協働しての街づくり・住環境の保善」の現場を見ていただき、意見交換をしてより良い勤労協運営の参考にしていただきたいと準備をしてまいりました。
14日夕方からの大雪で開催自体が危ぶまれる気象状況だったため、当初は、箱根接待茶屋の森と山田川自然の里の、里山再生事業の2か所を見学するよう予定しましたが、箱根は往復する時間だけで1時間を要することを考え「自然の里」1か所に絞りました。当日は大雪の影響で計画されていた「自然の里一帯」と勤労協で管理している竹林(3．000㎡)の見学をやむなく中止しましたが、幸いにも明け方から風雪も収まり、東地区コミュニティセンターで午前10時より開催となりました。
三島勤労協が行っている主な事業について、配布資料をもとに、三島市勤労協が加入している「やまぐり」「箱根接待茶屋の森づくり協議会」の講師の方々と仁杉副会長から詳細に説明して、各地区勤労協から現況報告があり、それにもとづき質疑討論が行われました。
各地勤労協ともに後期高齢者が多い中で「やる気満々」「熱気満々」で参加してくれました。研修会司会者は、山田信昭県連幹事、参加者は、伊豆の国市 5 清水町 3 富士市 4 三島市 11 講師2 来賓 1 計 26名でした。午後2時にすべてが予定通り終了しました。次回担当は、富士市勤労協です。
（通信員 三島市・杉山精三）
静岡県内各地区活動報告
三島市勤労協
山田川自然の里で竹林整備
2014年三島市連合勤労協の初仕事は、1月26日(日)に里山竹林整備で幕開けしました。作業内容は、毎年4月に行う「タケノコ狩り」に備えての竹林の古い竹の間伐と切って枯らしておいた竹の焼却です。
予め里山担当の役員4名で事前に作業内容を現地で調べ綿密な作業スケジュールを立てて実施したので、参加人員、作業時間、事故防止などに大変役立ちました。参加人員勤労協23名、他の構成団体から3名で間伐、運び、焼却、焼き芋係りを割り振りそれぞれの持ち場で活躍してくれました。おやつの焼き芋、昼食のおにぎり、終了後の新年懇親会と楽しい一日を過ごしました。
（通信員 杉山精三）
掛川市勤労協
市政懇談会開催
「毎年河川浄化調査は市内27河川52地点で行なっている、10年前に比較して全体に浄化が進んでいる。逆川ではアユが確認されています」
「地域の行事参加や朝飯をしっかり食べて来る子は学力が向上している」
「ごみポイ捨ての多い所に花を置いたらポイ捨て防止に効果があった」
市政懇談会で市回答！
掛川勤労協は1月31日（金）市役所内で平成25年度の市政懇談会を開催しました。市側より10名、勤労協側から堀内会長他6名が出席した。予め提出の大別5課題について市の回答を受けて、2時間30分にわたって意見交換を行いました。
勤労協側から、河川浄化の現況と公共下水道整備との関連は・ごみのポイ捨てや不法投棄対策は後手に回っているのでは・合併浄化槽市町村設置事業は効果があるので継続を提起する・市道の横断歩道等の白線が消滅している箇所が多い・倒壊の恐れある樹木やマムシ注意の看板がある公園って安全か・小学校における読み聞かせボランティアの効果は・朝食を食べて来る子は学力が向上するのか等々質問や提起を行い中身の濃い懇談会となりました。勤労協は回答の検証が必要となります。
市政懇談会は、すみよい・まちづくりに重要な活動であり今後も充実した意見・要望を集約できるよう支部態勢の再整備が掛川勤労協の大きな課題です。
（通信員･石山義博）
静岡県勤協連掲示板
◎被災60周年3・1ビキニ・デー全国集会
日時 3月1日（土）13：00～15：00
場所 常盤公園（静岡市葵区常磐町3丁目1）
(屋外会場となります。雨天決行)
内容 集会とデモ行進
主催：
原水爆禁止日本国民会議（フォーラム平和・人権・環境）
東海ブロック原水禁連絡会議、原水爆禁止静岡県民会議
◎3・11さようなら原発1000万人アクション静岡集会
日時 3月11日（火）18：00～19：30
場所 青葉公園Ｂ1ブロック広場（呉服町から見て西側広場）
内容 集会とデモ行進と展示説明会（展示説明会は17時からの予定）
主催：
原水禁静岡県民会議、静岡県平和センター、静岡県勤協連
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