273号 2013年5月24日発行
■「5・3憲法フォ−ラムinしずおか」開催
■13年度静岡県勤協連第1回幹事会
静岡県内各地区勤労協の活動報告
▼三島市勤労協
▼清水町勤労協
▼掛川市勤労協
発行●静岡県勤労者協議会連合会
Tel&Fax 054-273-5130 E-mail shizuoka@kinrokyo.net
「5・3憲法フォ−ラムinしずおか」開催
「あきらめないでいる力」〜しのびよる改憲の足音を聞きながら〜
静岡県勤協連が加盟している「しずおか憲法9条を擁護し実現する会」は、5月3日(金)13時30分から県総合社会福祉会館で、「憲法フォ−ラムinしずおか」を開催しました。集会は、主催者の挨拶の後、清水真砂子さん(翻訳家・児童文学者)が「平和より己の平穏を望む私たち。これが安倍の支持率に現れているのではないでしょうか。夏の選挙では私たちは完敗するでしょう。でも、いま大事なのは勝つことでなく、負けないでいること、明け渡してしまわないこと。あきらめないでいることだと思います。けれどこれが一番むずかしい。どうやってそれを可能にするか、これが私たちの課題ではないでしょうか。」と講演されました。
続いて、「あなたは戦前の明治憲法的な復古調憲法を選びますか。それとも、国民の基本的人権を保障した主権在民の平和憲法を選びますか。」と、広く県民の皆さんに訴えるアピ−ルを採択し16時30分閉会しました。集会には県内から220名が参加し勤労協からも多数の会員が参加しました。
13年度静岡県勤協連第1回幹事会
静岡県勤協連は13年5月18日(土)労福協会議室で、本年度第1回幹事会を開催、当面する課題と活動計画を決定しました。その内容は次の通りです。
1.県勤協連第51回定期総会(6月29日)の準備と運営
(1)議案書・財政関係議案書の作成、印刷発注 (2)会計監査の実施 (3)総会への招請(静岡県、県労福協、県労働金庫、全労済県本部) (4)県連役員・代議員の出席通知、報告 (5)表彰者の推薦報告 (6)総会運営 (7)役員体制
2.講演会(6月29日10:00〜12:00)の開催内容
演題 「憲法改正問題」 講師 小池善之氏(歴史研究家)
3.日本勤労協第26回全国総会(6月16〜17日)の参加者
小粥崇雄(伊豆の国市) 山田信昭(三島市) 福本茂(清水町)
外山卓(富士市) 橋本勝六(清水地域) 宮内朝次(清水地域)
福井豊(静岡地区) 若林章司(静岡地区) 江旨見(焼津市)
堀内武治(掛川市) 太田強(袋井市)
4.各地区勤労協2012年度定期総会の日程
5.「県連結成50年記念誌」の編集内容
6.当面の日程と会場
(1)県労福協第51回定期総会
6月11日(火)13:30 ク−ポ−ル会館
(2)日朝友好県民会議第33回定期総会:記念講演会
6月22日(土)14:00 静岡労働会館
(3)県連第51回研究集会の会場確保済
10月5日(土) 勤労者総合会館5F
(4)東海北陸ブロック第10回総会の会場確保済
伊豆の国市「おおとり荘」
2014年6月1日(日)14:00〜2日(月)11:30
三島市勤労協
山田川自然の里で竹の子狩り
三島市勤労協、山田川グリ一ンツ一リズム研究会主催のもと恒例の(竹の子狩り)が開催されました。当日は天候にもめぐまれ、春まさにたけなわの一日にならました。今年は裏作に当たり、竹の子の出が心配されましたが、約40名の参加者が大変にぎやかに、親子で竹の子を捜して歓呼の声を上げて竹の子を掘り出し写真撮影をしていました。
その後の自然教室では里山の成り立ちを学び、竹の特性を学習した後、鋸を使用して子供達が竹コップなどを作り楽しい一日になりました。三島市農政課の御協力に感謝します。
(通信員 山田信昭)
清水町勤労協
東富士涵養林の森づくり
4月29日、東富士涵養林の森づくりの一環として恒例の植樹事業に清水町勤労協として副会長の飯島さんはじめ事務局長の福本さん、幹事4名の6名が参加し春の温かい日ざしをいっぱい浴びながらの作業に汗を流してきました。近在の小学生から高校生と総勢370名が参加、目標の158本は昼までには予定通り。こうした努力の反面、食害や土壌流失、風害等により生育は芳しくないのが現状との事。今日の作業で植えられた苗木が一本でも多くしっかりと根付き、貴重な伏流水を変わりなく送り続けて欲しいと・・・願いを込めて・・・
(通信員 乗末弘美)
掛川市勤労協
掛川市議選堀内市議(掛川勤労協・県勤協連会長)6期目の当選
静岡県勤協連ニュース272号(4月24日付)で既報のとおり、掛川市議選は4月14日公示、21日投開票の日程で施行されました。堀内後援会は年明けから活動を開始して、堀内市議6期目の当選を目指しました。掛川勤労協の組織減少や会員の高齢化による力不足、支援労組の春闘との重複、地元の事情など厳しい状況でした。しかし、堀内市議の今日までの議員活動の実績と人柄の良さが厳しさを克服して、2,554票を獲得し見事に当選を果たしました。
堀内市議は「平和と民主主義を守る」と主張の一つに揚げました。26人の候補者の中で、堀内市議よりほかにこの主張を掲げた人は1人でした。アベノミクスの客寄せのための仕掛けの背後で、弱肉強食化の進行・憲法改正・軍国化というマジックが展開されていることを実感した市議選でした。
(通信員 石山義博)
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