270号　2013年2月25日発行

■第50回県政懇談会開催
■2012年度静岡県勤協連第5回幹事会

静岡県内各地区勤労協の活動報告
　▼三島市勤労協
　▼掛川市勤労協

発行●静岡県勤労者協議会連合会
Tel&Fax　054-273-5130　E-mail　shizuoka@kinrokyo.net

第50回県政懇談会開催

　本年度県政懇談会は、第4回幹事会で各地区勤労協が検討してきた課題を集約し、要望書をまとめ2月12日（火）に開催しました。当日は懇談会に先立ち11時から労福協会議室で第5回幹事会を開催、当日の日程や懇談会の進め方等を確認しました。

　関係当局との懇談会は静岡県庁別館7F第2会議室において13時30分冒頭、橋本副会長から石川労働政策課長に川勝知事宛の要望書を提出、県勤協連及び各地区勤労協役員31名が出席し次の内容で行われました。進行は福井事務局長及び労働政策課が担当しました。

◆13：30〜13：40　要請に関する趣旨説明　県勤協連事務局長
◆13：40〜14：10　要望書第1項「雇用創出と就業支援」

（1）雇用のマッチング促進

1.新卒者の内定率向上と未就職卒業者の早期就職支援
2.就職情報等の提供
3.県内企業への就職促進
4.雇用のマッチング解消（人材不足分野への求職者の誘導）などの県の施策について説明を受け意見交換した。

（2）誰もが就業できる環境づくり

1.求職者の就職活動への支援（離職者、若年者）
2.障害者の就労支援
3.中高年齢者の就業支援について説明を受け意見交換した。

（3）内陸のフロンティア構想

　新たな雇用を創出する「内陸のフロンティア構想」における産業振興と特区申請によって行なう事業の内容について説明を受け意見交換した。

（4）成長分野の立地促進

　静岡県内へ成長分野産業の企業を立地、各種優遇制度を適用するなどして雇用の創出が図られるよう要望し、県の施策について説明を受け意見交換した。

以上は、静岡県の資料
1.最近の雇用情勢
2.新卒者就職支援策
3.離職者等就職支援対策
4.障害のある方の雇用促進
5.高齢者の雇用促進対策
6.新規産業立地事業費助成制度
7.地域産業立地事業費助成制度をもとに説明された。

＜静岡県側説明担当課　雇用推進課　経済産業部政策監　企業立地推進課＞

◆14：10〜14：35　要望書第2項「新エネルギー等の導入施策」

1.導入実績・目標値
2.分野別促進策
3.重点プロジェクト
4.導入事例
5.導入補助・支援制度
6.メガソーラー等促進策について県の資料「〜ふじのくに新エネルギー等導入倍増プラン〜進捗状況等評価書」をもとに、説明を受け意見交換した。

＜静岡県側説明担当課　エネルギー政策課＞

◆14：35〜14：55　要望書第3項「浜岡原発の使用済燃料」

　使用済燃料の再処理等の対策について、説明を受け、意見交換した。浜岡原発1、2号機の使用済燃料の再処理・搬出にあたっては、安全対策を講じるよう中部電力へ要請していただきたい旨要望した。

＜静岡県側説明担当課　原子力安全対策課　＞

◆14：55〜15：15　要望書第4項「TPPの影響等」

　国は環太平洋経済連携協定（TPP）交渉についての検討を積極的に取組んでいます。TPPは農業だけの問題ではなく、24分野にわたる広範かつ総合的な協定です。食品安全、金融サ-ビス、投資、医療、労働、政府調達等、多くの分野で地域経済及び国民生活に悪影響を及ぼすことが懸念されています。現在TPPの影響に関する静岡県の試算はありませんが、県として国へ充分な情報開示と国民的議論の場を設定するよう要望を伝えました。

＜静岡県側説明担当課　労働政策課＞

2012年度静岡県勤協連第5回幹事会

　静岡県勤協連は2013年2月12日（火）11時より、労福協会議室で本年度第5回幹事会を開催し、同日13時30分から行われる県政懇談会の進め方、及び当面する課題と活動について確認しました。その内容は下記の通りです。

（1）　50回県政懇談会
（2）　日本勤労協第26回全国総会

日時　2013年6月16日（日）14時〜17日（月）11時30分
　　会場　新潟市「新潟東映ホテル」
　　　　　　　新潟市中央区弁天2-1-6　TEL025-244-7101
参加費　1人　13,000円(資料代・交流懇親会代を含む)
参加要請
　　東部ブロック（伊豆の国市・三島市・清水町・富士市勤労協）4名
　　中部ブロック（清水地域・静岡地区・焼津市勤労協）4名
　　西部ブロック（掛川市・袋井市・浜松市勤労協）4名（合計12名）

第1次4月24日(水)、最終5月22日(水)

参加者氏名を別紙参加申込書に記入の上、県連事務局へ報告してください。

（3）当面の日程

3・11さようなら原発1000万人アクション静岡集会
　日時　2013年3月11日（月）18：00
　場所　静岡青葉公園（静岡市葵区呉服町ふしみや横）
　内容　集会とデモ行進　展示即売会（16時からの予定）

三島市勤労協

山田川自然の里の竹林整備を行いました

　2013年1月27日(日)参加人員22名。作業内容は間伐した竹の焼却、6年経過した竹の間伐、枯れ草の除草他。里山管理の他の団体からも2名の応援で午後2時まで。好天に恵まれて作業は順調、弁当がとてもおいしかった。

「2013年新春懇親会」開催

　参加者20名、会場：三島市芝本町無限庵。昼間の作業に引き続いて恒例の新春懇親会を行いました。午後5時から飲み放題、食べ放題のコースで昼間の作業の疲れもなんのその、午後8時の解散時には皆よいご機嫌で一日が終わりました。

（通信員　杉山精三）

掛川市勤労協

「2013年新春懇親会」開催

　掛川勤労協城北支部（鈴木征勝支部長）は、厳冬の1月29日（火）19時から城北公会堂で、会員や市民18名の出席を得て、地域集会を開催しました。集会は、堀内市議会議員（勤協会長）の市政報告を中心として行いました。

　堀内議員は、(1)安倍政権に対して注視する必要がある(2)中東遠総合医療センターの内容について(3)掛川市の企業誘致について(4)松が岡土地建物購入について(5)敬老会の対象年齢引き上げ問題について(6)現掛川市立病院跡地活用(7)4月施行の市長選、市議選の動向等が主な内容でした。

　出席者から多くの質問が出され、堀内議員は時にはユーモアも交えて丁寧に説明していました。　堀内議員は最後に、「6期目の挑戦に向け、新病院を中心として質の高い医療福祉の提供、子育て支援、高齢者福祉の充実、格差社会の改革、支え合う助け合う社会の構築など、人間性あふれた活力あるまちづくりに全力で頑張ります」と決意を語った。

　鈴木支部長から会員拡大と勤協活動への参加を呼びかけて散会となりました。勤協会員でない出席者から終了後、城北町に長年住んでいるが市議会議員の話を初めて聞いた、「かけがわ広報」を読んでいるが、ここまで詳しくは分からず今日来て本当に良かった、と言っていました。この言葉を聞いて城北支部役員はよりファイトが湧いてきたと前向きでした。

（通信員　石山義博）