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静岡県勤労者協議会連合会
しずおか県勤協連ニュース

252号 2011年8月24日発行

原水爆禁止世界大会(広島)に参加して
静岡地区勤労協 増田治郎

静岡県内各地区勤労協の活動報告

▼清水地域勤労協
▼掛川市勤協連
▼袋井市勤協連

静岡県勤協連掲示板


発行静岡県勤労者協議会連合会
Tel&Fax 054-273-5130
E-mail shizuoka@kinrokyo.net

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被爆66周年原水爆禁止世界大会(広島)に参加して

静岡地区勤労協 増田治郎

252号

 広島は約30年ぶり。平和行進の後、核兵器廃絶2011年ヒロシマ大会は今までは広島、長崎、核兵器廃絶に向け運動してきました。今年は、福島が原発事故にあい反核のうねりが押し寄せてきています。今こそ、「核兵器なき世界」に向けた運動を展開していく必要があります。

 2日目の分科会は、脱原子力(福島原発事故と脱原発社会)に参加しました。

(1) 事故が「始まってから」4か月
  ・先が見えないという意味で空前の重大事故
  ・「想定外」にしてしまった(人災)
(2) 4基の原発がそれぞれに危険−相互に影響
  ・福島第1 1〜3号は運転中に地震の揺れで停止
  ・4号は定期検査のため燃料はプ−ルに
  ・5、6号は定期検査の最終段階で燃料あり
(3) 世界初の「原発震災」
  ・地震の揺れで外部電源喪失 ・多くの機器に損傷?→事故拡大
  ・津波が事故をさらに拡大 ・「止める、冷やす、閉じ込める」に失敗
  ・放射能汚染、がれきが事故の障害
  ・放射能のため、行方不明者の捜索、罹災者の救援に支障
  ・火力、風力の復旧妨害
(4) ロ−ドマップ(工程表)の困難さ
  ・事故の実情はなお不明 ・汚染水、がれき、高い放射能線量
(5) 放射能と共存を強いられる住民、私たち
  ・広がる放射能、空、海、大地、地下


 (1)〜(5)資料を西尾漠講師がわかりやすく説明してくれて大変勉強になりました。

 

 夜は、静岡県代表団全員でハノーバ庭園へ、「さよなら原発1000万人アクションノーモアヒロシマ、ノーモア福島」の集いに参加しました。3日目は、県代表団全員で広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式に参加。松井一實広島市長が「原爆は二度とごめんだ」「こんな思いをほかの誰にもさせてはならない」、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に全力を尽くすことを誓いますとの、「平和宣言」を発信しました。閉会後は、広島大会まとめ集会に参加し3日間の行動を終了しました。

 今回、この大会に参加して改めて「平和」への尊さが身に染みてわかりました。今こそ私たちは、積極的に平和への願いを市民に伝えていくことが大切だと思います。


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静岡県各地区勤労協の活動

清水地域勤労協 (橋本勝六 通信員)

「清水平和の塔」を清掃奉仕

252号 

 8月3日(水)「清水平和の塔」の清掃奉仕を実施しました。平和の塔は旧清水市時代に市民からの建設募金活動が展開され清水市に寄贈して「非核平和都市宣言5周年」を記念し建設されました。


 この塔の作者は「仲亀幸弘氏」題名は「共生」、趣意書には、今後この塔が市民の平和のシンボルとなることと、併せて恒久平和の理念の継承が記されています。清水地域勤労協、清水憲法9条を守る会が毎年8月始めに清掃奉仕を行っています。


252号

「第2次世界大戦の真実」パネル展開催


平和パネル展 清水地域勤労協は毎年、第2次世界大戦終戦記念日の時に戦争・原爆・平和の課題について、市民向けパネル展示を行っています。

 本年は「はーとぴあ清水」の1階フロアで、「第2次世界大戦の真実」パネル展を8月10日(水)から20日(土)まで開催しました。

 パネル編集は「下関原爆事務局」が行い、長周新聞社が発行したものです。戦争体験者・被害者の証言集として、当時の経済情勢や戦争の悲惨な現実が記載されています。

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掛川市勤労協 (石山義博 通信員)

小さな社会貢献運動
<捨てればゴミ、縫えば万能選手=雑巾200枚寄付>

252号

 掛川市勤労協は、8月8日(月)市内の特養ホーム「かけがわ苑」を堀内会長他2名が訪れて、堀内会長から大勢の入所者の前で入所者代表2名に雑巾200枚を寄付いたしました。 この活動は、掛川市勤労協の「小さな社会貢献活動」の一つとして昨年から始めたものです。昨年も、同苑に寄付して、いろいろな所の汚れ落としや清掃に本当に役立っていますと、大変に喜ばれています。

 家庭にある使用済みのタオルや未使用タオルを手で縫って仕上げました。女性に負けるものかと男性も家事心得としての、針仕事もということで、ときに指に針が刺さることもありましたが、泣きながら(?)頑張りました。昨年の雑巾寄付で家庭に相応しいタオルがなく、タオルを買って雑巾を作ってくれた奇特な会員もいました。家庭にいらないタオルのある方、掛川勤労協まで送っていただければ誠に幸いです。

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袋井市勤労協

原爆と大戦の真実「平和写真展」を開催


 袋井市勤労協は昨年に引き続き、8月1日(月)〜8月10日(水)、袋井市役所本庁舎2階市民ギャラリーにて「原爆と大戦の真実『平和写真展』」を開催しました。「悲惨な戦争・原爆の事実を後世に伝えよう、再び戦争への道を歩まないために!」の願いを込め、展示やビデオ上映などが行われました。


 会場では、「サダコと折鶴」のポスター、広島・長崎の原爆写真、「長崎県被爆者手帳友の会会報」を展示。ポスターは小・中・高校生などの若い世代に、原爆被害の実相と平和の大切さを伝えるために作成されたものです。2歳で被爆し、白血病のため10歳で亡くなった佐々木禎子さんの一生を中心に、戦時下の子どもたちの生活や、原爆で犠牲になった子どもたちのことを、分かり易く伝えています。


 この催しは「袋井市核兵器廃絶平和都市宣言」の実践として開催する平和推進事業です。平成22年5月16日の都市宣言制定時に記念植樹した「長崎の被爆クスノキ2世」(上写真)も1年経ち、日々育っています。恒久平和を願い、次代を託する子どもたちに、平和で安心できる世界を引き継いでいきましょう。


(袋井市勤労協「平和写真展」チラシより一部抜粋)


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静岡県勤協連掲示板

9・19さよなら原発1000万人アクション全国集会
 日時: 2011年9月19日(月・祝)13:00〜
 場所: 明治公園(東京都)
 内容: 集会とデモ行進
  集合場所と時間:
   8:00 浜松駅北口(遠鉄百貨店 バンビツアー乗り場)
   8:20 磐田駅北口(くすのき前)
   9:00 静岡駅南口(東海軒会館前)
   9:45 富士駅南口
   9:30 沼津駅北口


★第49回県勤協連研究集会 
 日時: 2011年10月15日(土)13:30〜
 場所: 静岡労政会館 5階 視聴覚室
 内容:
  第1部 13:30〜15:30
   講演 原発の危険性と新エネルギーについて
   講師 蔵下和男 氏(掛川市在住)
  第2部 15:30〜16:30
   各地区勤労協活動交流会


   
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