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静岡県勤労者協議会連合会
しずおか県勤協連ニュース

251号251号 2011年7月30日発行

2011年度静岡県勤協連第2回幹事会

原水禁静岡県民会議2011年度総会・記念学習会開催

静岡県内各地区勤労協の活動報告

▼清水地域勤労協
▼富士市勤協連
▼掛川市勤協連


発行静岡県勤労者協議会連合会
Tel&Fax 054-273-5130
E-mail shizuoka@kinrokyo.net

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2011年度静岡県勤協連第2回幹事会

 静岡県勤協連は11年7月30日(土)労福協会議室で、本年度第2回幹事会を開催し当面する課題と活動計画を決定しました。その内容は次の通りです。

1.2011年度活動計画

2011年度静岡県勤協連第2回幹事会

2.第49回県勤協連研究集会

日時 2011年10月15日(土)13:30〜16:00
場所 静岡労政会館5階 視聴覚室
演題、講師等については別途手配

3.第49回県政懇談会

期日 2012年2月上旬
テ−マ 災害(原発)、教育、環境、福祉、地区要望などについて、県側と懇談する。

4.各ブロック研究集会

期日 2011年10月〜2012年1月
各ブロック・地区勤協間で自主的に開催する。県連としても支援、調整に当たります。

5.日本勤労協財政支援物資販売(喜多方ラ−メン)

販売価格 1箱6食入り 1,000円
販売単位 1ケ−ス(16箱入り)16,000円
販売期日 2011年10月〜2012年1月末まで


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原水禁静岡県民会議2011年度総会・記念学習会開催

 原水禁静岡県民会議の2011年度総会及び被爆66周年原水禁世界大会静岡県代表団結団式、記念学習会が7月28日(木)13:30から静岡労働会館で開催されました。

【総会】

 宮下智亘代表委員のあいさつを受けた後、鈴井孝雄事務局長から2010年度活動経過報告と核兵器廃絶に向けた取組み、被爆者援護の取組み、脱原発・エネルギ−政策の根本的転換を求める闘い、などの2011年度活動方針と以下の役員体制が提案されました。

代表委員 宮下智亘(県教祖)桜井規順(社民党)事務局長 鈴井孝雄(平和センタ−)常任幹事 6団体 6地域

 続いて、「当面する9・19さよなら原発全国集会の成功と1000万人署名を実現し広島、長崎、焼津、茨城県東海村JCO、そして福島原発震災とつづく被爆の実態を見つめ反核、被爆者援護、脱原発の運動をこれから協力に進めていく」などとした総会宣言が提案され満場一致承認されました。

【結団式】

広島大会代表団 17名 長崎大会代表団 6名

【記念学習会】

原水禁エネルギ−・プロジェクトからの提言
「持続可能で平和な社会めざして」
講師 原子力資料情報室 西尾 獏 氏

 講演の内容は、エネルギ−政策の転換に向けて「持続可能で平和な社会」を実現させるため、エネルギ−利用の効率化によりエネルギ−消費を小さくした上で、平和に反し持続可能でもない原子力や化石燃料の利用から早期に撤退すること。
そして、再生可能な自然エネルギ−を基幹エネルギ−にすること。また、分散型エネルギ−を活用した地域の再生を図ること。などを中心とした需給を実現することによって原発・エネルギ−政策は変えられるなどと講演されました。

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静岡県各地区勤労協の活動

清水地域勤労協

 5月30日(月)18:00から「は−とぴあ清水」で第17回定期総会を開催しました。総会では活動方針として、労働者の雇用と権利を守る闘い、清水ふれあいユニオンの仲間と連帯する取組み、地区高齢者退職者の会との連帯する活動、平和と民主主義を守り各種選挙闘争に取組んでいく方針を決めました。その他、10、11年度の予算・決算も承認されました。

11年度役員は
会長 鈴木禎昭
副会長 吉田明生 杉山繁 橋本勝六
事務局長 秋山一 
運営委員3名 会計監査2名が選出されました。

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富士市勤労協

 6月23日(木)10:00から富士市勤労協事務所で第45回定期総会を開催しました。総会では活動方針として、組織の見直しと拡大強化をすすめる。高齢者の福祉対策と健康増進に努める。地域の生活環境と自然環境を守る運動をすすめる。文化体育活動の推進に努める。各地域の行事に積極的に参加していく。などの方針を決めました。その他、10年度活動報告、決算報告、11年度予算も承認されました。

11年度役員は
会長 外山卓
副会長 小林利夫
事務局長 中川原義則 
事務局次長 荒岡剛
幹事3名 会計監査1名が選出されました。

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掛川市勤労協(石山義博通信員)

『浜岡原発行動』第2弾
=浜岡原発を見学=危険?安全?



 掛川勤労協は、浜岡原発を行動する、第1弾として5月29日に講演会『浜岡原発を考える』(県勤協連ニュース第250号既報)の、第2弾として7月3日(日)『浜岡原発見学』を実施しました。今回の見学は知見が目的であり、中部電力に対して原発賛成、反対などの態度表明ではありません。募集即定員30名が集まり、原発近隣市としての関心の高さが表れました。


 スケージュールは、概要説明・原子力館内説明、(2班に分かれて)昼食・5号機建屋見学(中央制御室、原子炉建屋、タービン建屋、前面砂丘)・質疑応答等4時間30分の見学でした。中部電力側の対応、説明は非常に親切、丁寧でした。概要説明では特に安全を強調、また、代替エネルギーへの転換は技術的には可能という段階であり、コストも含め直ちにとのレベルではない。石炭や石油は限定資源、天然ガスは将来にわたって安全的に供給される保証はない。従って、政府指導の安全対策を施して早期の原発再開が重要であると説明した。


 5号機建屋見学説明は、福島第一原発事故報道シーンと目の前とが頭の中でごちゃまぜになりながらも、熱心に見て聞きました。あちこちで難しい質問が飛び交って美人ガイドや職員も汗だくの対応でした。重要な部屋に入るには重厚な空調気密扉(厚さ10cm程度)を開けなければ入室できないなど放射能への緊張感が走りました。


 質疑応答では7名から厳しい意見、疑問、不安、などが出されました。マスコミ報道が主な教材の参加者と専門家の中部電力側とでは、伯仲した質疑にはなりきれませんでしたが、ウンそういうことかと納得することもありました、しかし、不安払拭にはまだまだ遠く、私たちはもっと勉強、中部電力は素人に分かりやすく繰り返し説明責任を果たしていただきたいとおもいました。


   
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