247号 2011年3月25日発行
■静岡県内各地区勤労協の活動報告
発行●静岡県勤労者協議会連合会
Tel&Fax 054-273-5130
E-mail shizuoka@kinrokyo.net
■東部ブロック勤労協2010年度研修会開催
本年度の東部ブロック勤労協（富士市、清水町、三島市、伊豆の国市）による研修会が、下記の内容で30名が参加し開催されました。
日時 2011年2月23日（水）13：30〜15：30
場所 富士市文化会館ロゼシアタ−4階第3会議室
内容
13：30 外山富士市勤労協会長あいさつ
13：40
講演
『韓国強制併合100年を迎えた今、東アジアの平和を考える・・・朝鮮、韓国とどう向き合うか』
講師 森 正孝氏（元静岡大学講師）
15：10 質 疑・まとめ
15：30 閉 会
講演については、レジュメを教材に韓国強制併合の実態、植民地支配とどう向き合うか、韓国・朝鮮とどう向き合うか、静岡県下の朝鮮人強制連行・強制労働の企業実態。などの内容が説明され、日本は世界に先駆けて「植民地主義からの決別宣言」をすべきではないかと講演されました。
参加者から若干の質問の後、外山会長から「今日の研修会で学んだことを勤協運動のなかで平和への願いを市民に伝えていこう。また、東部ブロック研修会を今後も継続して開催していこう。」とのまとめがあり、研修会を閉会しました。
■3・1ビキニデ−全国集会開催
被災57周年を迎えた3・1ビキニデ−全国集会は、静岡市の勤労者総合会館6F大ホ−ルで3月1日18時から20時まで全国から300名が参加して開催されました。
主催者を代表して川村浩一原水禁国民会議議長は「ビキニの被爆者をはじめ世界中のあらゆる被爆者や平和運動を求める人々と連帯し、あらゆる国の、あらゆる核実験・核兵器に反対し、そして被爆者を生み出す全ての核開発を止めていこう」と呼びかけがあり、鈴木修静岡県平和・国民運動センタ−会長の歓迎あいさつがありました。
集会は講演と提起にうつり、振津かつみ医師から「チェルノブイリ原発事故から25年−ヒロシマ・ナガサキ〜ビキニ〜チェルノブイリ あらためて核とヒバクを問う」、西尾漠原子力資料情報室共同代表から「行き詰る日本の原子力政策」と題して講演を行いました。 つづいて、「上関原発建設阻止の闘い」について山口県の代表から報告が行われました。なお、焼津市長清水泰氏から「焼津の平和の原点である第五福竜丸事件を次世代に継承し、平和を愛する市民が持ち続けるよう核兵器廃絶に向けて全力で取組んでいきます」とのメッセ−ジが寄せられました。
最後に、集会アピ−ルが提案され参加者全員の拍手で確認し集会を終了しました。県勤協連からは5名が参加しました。
■静岡県各地区勤労協の活動報告
▼静岡地区勤労協
3月9日18時から「労政会館」で第3回幹事会を開催し、当面する活動として、2011年度定期総会の開催、2011年度無料法律・生活相談の開催、、静岡市勤協連第7回定期総会の開催などの取組みについて確認しました。
なお、最近相談者が増加している「無料法律・生活相談」の第1四半期のチラシを会員に配布して、ご近所、お知り合いの方に紹介して下さるようお願いした。
相談日
4月23日（土）
5月28日（土）
6月25日（土）
時間 14時〜16時
場所 労政会館5階第4会議室
弁護士 増本雅俊弁護士
世話人 勤労協より2名出席
▼掛川市勤労協 （石山義博 通信員）
『グルメバス旅行』
長浜「盆栽展」を鑑賞・お買い物も黒壁スクエア散策も！
2月20日（日）定員いっぱいの45名を乗せた観光バスは、目的地を目指して快調に突っ走る。堀内会長から「市政報告」も兼ねた挨拶がありました。「掛川・袋井市新総合病院と市運行市内循環バス運営状況」の厳しい現状説明があり一同フムフムと熱心に聴いていました。
簡単な乾杯があり僕は酒、私はビール、俺焼酎と車内は急に賑やかになりました。カラオケが始まった頃から車外の風景は山々に雪が積もっていて一層旅行の雰囲気となりました。敦賀のさかな街・昆布館に寄って厳しい年金事情ながらもあれこれとお買い物です。北国グランドホテルで「グルメと温泉・カラオケ」を人それぞれに楽しみました。
超高齢者の仲居さん達の見送りでホテルを後にて「盆梅展」会場に到着。前評判どおりの見事さにあちらこちらでカメラのフラッシュの炸裂です。
次は、黒壁スクエア散策です。NHK大河ドラマ「江」で沸く風情ある通りの土産屋を覗いて試食を繰り返したり、全く目的なく歩いたり、曳山会館に急いだりと、とても面白かったです。 帰路の車内は、ビンゴゲームと綾小路きみまろのビデオ・アルコールと談笑で過ごしました。いま日本では、「無縁社会」が進行しているといわれるなか、勤協活動が「ストップ無縁社会」の重要な役割を果たしていることを実感した一日でした。
掛川市から感謝状を頂きました！
掛川勤労協は小さな社会貢献活動の一環として、4年前から『かけがわ勤協環境美化ボランテイア』活動を行っています。奇数月第4日曜日の早朝6時30分から約1時間30分程度をかけて、勤協会館のある亀の甲地域の道路と周辺のゴミ拾いを行っています。「掛川市新ごみ減量大作戦市民集会」が3月6日（日）、JR掛川駅北口で催されました。
この集会で4団体・1個人に松井三郎市長から感謝状と記念品が贈られました。掛川勤協を代表して、小野田洋子中央支部長が感謝状と記念品を受け取りました。感謝状は早速勤協会館事務所に掲げました。今後は感謝状に恥じないよう活動を充実して掛川市の環境美化により一層努めていきます。
第17回演芸交流会・どじょうすくい、フラダンスに沸く
3・11発生東北地方太平洋沖地震犠牲者に黙祷を捧げる
3月13日（日）午後1時から西南郷地域生涯学習センターホールに於いて、掛川勤労協恒例「演芸交流会」を開催しました。冒頭、東北地方太平洋沖地震で犠牲にたいして黙祷、続いて県議選予定候補「戸塚久美子氏」より挨拶がありました。堀内会長は今回の地震により起きた「東京電力福島原発事故」に対して大いに懸念があると挨拶しました。
演芸交流会は鈴木征勝城北支部長の名司会で始まり、22の個人・グループが参加して華やかに賑やかに行われました。バンド演奏とフラダンス・どじょうすくい・結構高齢者マジシャンの技と話術などの会場は沸きました。事前準備は大変ですが実施してみると来年もと勇気が沸くのが不思議です。来年もやってみるかぁ…
■静岡県勤協連掲示板
「5・3憲法フォラ−ムinしずおか」開催について
日時 2011年5月3日（火・祭）午後1時30分〜4時30分
会場 静岡総合社会福祉会館シズウェル 7階会議室
静岡市葵区駿府町1-70 TEL 054-254-5221
講演 講師 池田香代子氏（ドイツ文学翻訳家・口承文芸研究家）
演題 「世界がもし100人の村だったら」憲法は？
