237号 2010年5月28日発行 ■普天間基地撤去・辺野古新基地建設反対 ■静岡県内各地区勤労協の総会報告
▼三島市勤労協 発行●静岡県勤労者協議会連合会 ■普天間基地撤去・辺野古新基地建設反対 静岡県勤協連が加盟している「しずおか憲法9条を護り擁護し実現する会」は、5月3日(月)13:30からグランシップで、「5・3憲法記念日講演会」を開催しました。
集会は、開会冒頭に泡盛と沖縄料理の店「海人」の主人、櫻井春好氏による沖縄の歌と三線の演奏が行われた後、橋本勝六副代表の司会で始まり、主催者を代表して鈴木修代表のあいさつに続いて、琉球大学高嶋伸欣名誉教授が「いま沖縄と安保と憲法を語る」と題して講演しました。
高嶋名誉教授は、米軍普天間基地の移設問題に対する政府の姿勢や国民の意識につい「沖縄は半世紀、基地の大半を受け入れ苦しんできた。政府も国民も苦しめたことへの自覚がない」と批判、国民一人一人が自分の問題としてとらえ、議論してほしい。と述べました。
さらに、「沖縄は日本から切り離され米軍の統治下に置かれ、愚直な本土復帰運動を掲げて復帰が実現した。米国から与えられた憲法だが、沖縄にとっては勝ち取ったものだ」と指摘し、本州との憲法の重みの違いを訴えられました。
最後に、憲法9条を実現する県民世論をたかめ、日本とアジアの平和をより確かなるものに前進させるための「県民の皆さんへのアピ−ル」を採択し、16時過ぎに閉会しました。県内の勤労協から多数の会員がこの集会へ参加しました。 ■後期高齢者医療制度の廃止について
平成20年に施行された「後期高齢者医療制度」は廃止し、1期4年の中で新たな制度に移行されます。
後期高齢者医療制度の廃止に当っては、
現在、新たな制度のあり方について、厚生労働大臣の主宰により高齢者の代表、関係団体の代表、有権者の19名からなる「高齢者医療制度改革会議」が設置され。次の6原則を定め、議論がすすめられています。
(1)後期高齢者医療制度は廃止する。 ■静岡県各地区勤労協の総会報告 ▼三島市勤労協 (杉山精三通信員) ●2010年度三島市勤労協総会開催&懇親会 2010年度三島市連合勤労協総会を5月16日(日)午後1時から市役所大社町別館会議室で行いました。来賓には、勤労協の主な事業である「山田川自然の里」の環境整備を主管する市役所農政課・望月課長補佐、北上勤労協会員でもある、堀市議会議員の二人で総会議長には,長伏勤労協の小林さんにお願いして,代議員30名・役員12名の参加でした。 今年度の目標は、山田川竹林整備と平行して「箱根接待茶屋もりづくり」にも協力をして行きつつ本来の勤労協組織の活性化・若返りにも取り組んで行く事を決めて3時に終了し会場を移して会費制の懇親会を行い大いにもりあがりました。 ★2010年度役員
▼静岡地区勤労協 (福井豊通信員) ●2010年度定期総会 5月14日(金)18:00から労政会館で2010年度定期総会を開催しました。 総会では、活動方針として無料法律・生活相談や会員向け各種研修会、学習会等の開催。平和な安全を求めて他の団体と連携して平和運動に参加していく方針を決めました。その他09,10年度の予算・決算も承認されました。 ★2010年度役員 静岡地区勤労では、月1回土曜日に弁護士及び元市会議員による無料・法律生活相談を実施しています。どんな相談でも受付していますので、ご近所・お知り合いの方にご紹介してください。
▼静岡市勤協連 (福井豊通信員) ●2010年度定期総会 5月20日(木)18:00から清水区小芝町「とん兵」で2010年度定期総会を開催しました。総会では活動方針として、清水地域、静岡地区に「無料法律・生活相談」の窓口開設や介護保険制度、後期高齢者医療制度など各種サービスの充実につて、行政に政策提言するなどの活動を実施していく方針を決めました。その他09年度の予算・決算も承認されました。
★2010年度役員 ▼掛川市勤労協 (石山義博通信員) ●2010年度最重要課題「会員拡大」を決定 掛川勤労協は5月16日(日)西南郷学習センターで午前9時より11時まで、第58回定期大会を開催しました。議長に職場支部杉本代議員を選出、堀内会長は「この1年苦しくとも会員の協力と理解で素晴らしい活動ができた」などまた、市政課題も含めて挨拶しました。来賓は袋井市勤労協副会長の鈴木玄六さん他3名から祝辞を頂き、メッセージ3通を披露しました。 大会提案に対して、顧問の戸塚秀雄さんから「議案書を見るとこの社会情勢の中で掛川勤協は袋井勤協と並んでよく活動している、今後も農業、商業、中小零細企業に働く人々に呼掛けてより活発にしてください」と激励発言がありました。提案議題は全て満場一致で承認されました。
★2010年度役員
●総会後の講演会は掛川市の下水問題を・・・・ 定期大会終了後同じ会場で講演会を開催しました。
テーマ『掛川市下水道整備計画と浄化槽市町設置事業について』
下水道の役割は「見えない下水道。でも見えないところで私たちの快適な生活を支えています。街をきれいにする。浸水から街を守る。トイレの水洗と生活排水の処理、きれいな水辺をつくる」 掛川市の下水道普及率は平成21年3月末現在24.2%と国、県に比べて非常に遅れているなどの説明が約1時間行われました。時間の都合で質問を3名で打ち切りとなり残念でしたが大変有意義でした。 |
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