231号 2009年11月25日発行 ■静岡県内各地区勤労協の活動状況 発行●静岡県勤労者協議会連合会 ■憲法擁護静岡県民連合第29回定期総会開催 静岡県勤協連が加入している憲法擁護静岡県民連合の第29回定期総会が10月30日13:30から静岡労働会館で開催されました。総会では鈴井孝雄代表委員のあいさつを受けた後、太田賀津雄事務局長から「9条を実現する会」主催の各種活動、第45回護憲大会への取組み、東海ブロック憲法フォーラムへの参加、2009年「在日朝鮮人歴史・人権週間」全国集会への参加など経過報告及び09年度運動方針が提案されました。 運動方針の基調では、新たな政治情勢・市民政治への第一歩、政策実現型運動の強化で憲法理念の実現をめざすこと。「人間の安全保障」を指針にした平和・人権・民主主義の憲法理念と環境保全、多民族・多文化共生社会の実現する方針など満場一致決定しました。
具体的な活動では、平和フォーラムが主催する活動への参加「しずおか憲法9条を擁護し実現する会」の活動強化、在日米軍再編に反対する取組み、憲法フォーラムの開催等をすすめることになりました。
総会ではこの他、08年度会計報告、09年度予算も提案され満場一致承認されました。09年度役員は以下のとおりです。
代表委員 鈴井 孝雄(県平和センター) 桜井 規順(社民党県連合) ■第46回護憲大会開催 『対話と協調の世界を求め、市民政治の新時代に憲法の実現をめざす「第46回大」が11月1日〜3日の3日間長野市ホクト文化ホールで開催されました。
大会初日の開催総会は、13:30に主催者を代表して江橋 崇実行委員長から政権交代後初の大会、運動の新しい出発点としたいとのあいさつがありました。地元実行委員長から歓迎のあいさつ、連帯と来賓のあいさつに続き、藤本泰成事務局長から「新しい政治状況のもと、確実に運動を前進させるための連帯の輪を大きく広げよう」との大会基調が提案されました。 総会はこの後「対話と強調の世界を求め、市民政治の新時代に」をテーマにシンポジュウムを行いました。
●コーディネーター
パネリスト各氏から、総選挙で民主党の歴史的圧勝のなか誕生した新連立政権のなか、平和・人権・民主主義など憲法理念実現の課題について活発な討議がされました。
大会2日目は、9:30から「非核・平和・安全保障」「教育と子どもの権利」「歴史認識と戦後補償」「人権確立」「地球環境」「地方分権・市民政治」「憲法・議会制民主主義の再生をめざして」の7分科会と「特別分科会・運動交流」「フイルドーワーク」「ひろば」が行なわれました。 大会3日目、最終日の閉会総会は、9:30から特別提起、大会のまとめ、遠藤三郎賞表彰、大会アピールを宣言して11:00に閉会しました。大会には全国から2,800名、静岡県からは16名、県勤協連から福井事務局長が参加しました。 ■静岡県各地区勤労協の活動状況 ▼清水町勤労協 (福本茂通信員) "ボランテァ活動" その1『カーブミラー清掃』 9月27日(日)"秋の交通安全週間中"の中、交通安全を願いながら、カーブーミラーの清掃を実施しました。良い天気にめぐまれた1日、幹事と一般募集をした参加者11名が2班にわかれて、清水小学校〜清水幼稚園、清水町役場を中心に1キロ、カーブミラーの破損・腐敗等を点検しながら、35個の清掃をしました。 ▼清水町勤労協 (福本茂通信員) "ボランテァ活動" その2『柿田川公園の清掃』 10月3日(土)清水町各種団体参加の恒例柿田川公園の清掃活動に清水町勤労協も会長以下12名が参加、作業開始は9時〜12時までの午前中、夏のうちに延びた各種外来種の植物、竹、枯れ枝の伐採と除去の格闘に全員汗を流した3時間でした。 ▼清水町勤労協 (福本茂通信員) 秋の歩け歩け運動・・・今年は小田原城と一夜城を攻めた! 11月3日(祝)勤労協恒例の"秋の歩け歩け運動は"相模国北条5代の小田原城と豊臣秀吉の作った一夜城を歩き、最後に小田原名物カマボコ博物館の見学をしました。 天候に恵まれた一日小田原城天守閣からは三浦半島、遠くは房総半島、伊豆大島利島までも180度の眺望ができました。参加者はバス3台総勢120名で大変楽しく心よい疲れと共に全員無事に清水町の我が家に・・・ ▼清水町勤労協 (福本茂通信員) 介護保険の出前講座開講 11月16日9時30分〜11時まで清水町役場小会議室で清水町保険課介護保険の出前講座を開催。講師は保険課職員の杉山さん、石井さん2名。受講者は幹事ほか15名。介護保険制度の基本事項、申請からサービスの利用方法まで、介護保険の用語について等、質問〜回答形式で待機者の問題。老健問題。デイサービス居宅介護等多くの質疑に講師は分かりやすい言葉で丁寧に説明と応答していただき楽しく研修ができました。 ▼掛川市勤労協 (堀内武治通信員) 「高齢者福祉を学ぶ」講演と施設見学 10月2日(金)「すみよい・まちづくり」施策として「高齢者福祉を学ぶ」・講演と施設見学会を開催しました。初めての企画でしたが悪天候のなか35名の参加者がありました。(申込者多数のため一部お断りしました)
掛川市のマイクロバスを利用させていただき、市側から商工労働観光課職員にも同席していただき実施しました。特別養護老人ホーム「さやの家」において、「介護保険事業の課題としくみについて」のテーマで施設長の講演を聴きました。質疑応答の時間がもう少し取れればよかったのですが、時間の都合で残念でした。
午後に介護保険施設「えいせい掛川」、特別養護老人ホーム「掛川福祉の郷」を見学させていただきました。どの施設も本当に懇切丁寧に説明、案内していただき満足していただけたと思います。参加者のほとんどの方が60歳以上の方々で、今現在ご苦労されている方、これからの「勉強」のためにと様々な思いで参加していただいたと思います。この勉強会が将来においてお役にたてればよい企画であったと思います。尚、後日参加者の一人一人へお礼のハガキを差し出しました。 ▼袋井市勤労協 (太田強通信員) 「松林の再生で 白砂青松をとり戻そう」 10月18日(日)青色勤協帽子姿の会員12名は4台の車に分乗して、7時30分勤協会館を出発し、グリーンウェーブ・キャンペーン参加のため浅羽海岸へ向かった。8時から2時間に亘り、4年前に植樹した区間(1km)で草刈機や鎌を使い背丈以上に伸びた草を刈り取った。植樹したクロ松は2〜3mに成長しており感慨深いものがあった。 次回に行動は来年2月の植樹です。砂塵が舞い。寒風の吹き荒ぶるなかでの行動ですが、立派な松並木になるよう期待を込めて活動していきます。
※ グリーンウェーブ・キャンペーンとは、浅羽海岸の松林の再生で白砂青松をとり戻し、次世代へ貴重な緑の財産を継承することを目的として、地元自冶会・各団体・行政等が一体となっての活動です。袋井勤労協は2005年のスタート時からボランティア団体に登録し活動しております。 ▼袋井市勤労協総会 (太田強通信員) 「生活習慣を見直し、免疫力を高めましょう」 10月24日(土)午後、9月にカーブミラー清掃を実施した北支部の会員を対象に、袋井北公民館で会員集会を開催した。
前段、袋井保健センターの小川保健師から、"健康に過ごすためのヒント"と"新型インフルエンザの予防と対処"について、パワーポイントを使いながらの説明を受けた。バランスのとれた食事、適度な運動の継続、節酒に心掛け、心筋梗塞な動脈系疾患の予防に努め、市の健康づくり政策課が開催する「専門医から学ぶ病気の予防と治療講座」に参加するよう勧められた。
続いて、事務局長が袋井勤協の活動内容全般について報告、参加者より「理・美容室の利用や各種取組みについて」意見要望を集約し、新規会員拡大をお願いして閉会となった。今後も順次各支部の地元公民館で会員集会を開催していきます。 |
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