208号 2007年11月22日発行
■「後期高齢者医療制度」学習会開催
■静岡県護憲第28回定期総会開催
■日本勤労協財政支援の物資販売について
■静岡県内各地区勤労協の活動状況
▼三島市連合勤労協
▼掛川市勤労協
▼袋井市勤労協
▼清水町勤労協
▼焼津市勤労協
発行●静岡県勤労者協議会連合会
Tel&Fax 054-273-5130
E-mail shizuoka@kinrokyo.net
■「後期高齢者医療制度」学習会開催
政治課題や地域運動について、静岡県勤協連と連携している社民党静岡県自治体議員団会議主催による「後期高齢者医療制度」学習会が、10月31日県教育会館で開催され50名(県勤協連からは15名)が参加しました。講師には、静岡市高齢者福祉課・担当主幹を招き、制度の内容について講演を受け、問題点について意見交換を行いました。
■静岡県護憲第28回定期総会開催
静岡県勤協連が加入している憲法擁護静岡県民連合の第28回定期総会が、10月26日13:00から静岡労働会館で開催されました。
総会では酒井邦夫代表委員のあいさつを受けた後、太田賀津雄事務局長から、「9条を実現する会」主催の各種活動、第43回護憲大会への取組み、東海ブロック憲法フォ−ラムへの参加、国民投票法案の強行採決、成立に抗議する座り込み行動等の経過報告及び07年度活動方針が提案されました。
活動方針の基調では、新たな決意と行動で憲法理念の実現を目指し「人間の安全保障」を指針に、平和・人権・民主主義と環境保全、他民族・多文化共生社会の実現する方針など、満場一致決定しました。
具体的な活動では、平和フォ−ラムが主催する活動への参加、「しずおか憲法9条を擁護し実現する会」の活動強化、有事関連法など違憲法の発動阻止・集団的自衛権行使・テロ特措法反対、憲法フォ−ラムの開催等をすすめることになりました。総会ではこの他、06年度会計報告、07年度予算も提案され、いずれも満場一致承認されました。
07度役員は以下のとおりてす。
代表委員 鈴井孝雄(県平和センタ−)・酒井邦夫(社民党県連)
事務局長 太田賀津雄(県平和センタ−)・同次長 竹内武(地域)
常任委員 県勤協連他10団体
■第44回護憲大会開催
「武力で平和はつくれない、人権と民主主義の憲法理念の実現をめざす大会」(第44回護憲大会)が11月2日〜3日の2日間、東京都千代田区の日本教育会館他で開催されました。
大会初日の開会総会は、17:00に主催者を代表して、江橋崇実行委員長が憲法をめぐる諸情勢等についてあいさつ、開催地関東ブロックを代表して若林克俊東京平和センタ−議長が歓迎のあいさつを行いました。
つづいて、福山事務局長から、(1)ブッシュ米政権の路線修正、参院選挙与野党逆転と安倍改憲路線の破たん。(2)憲法60周年を迎えた憲法と「人間の安全保障」の確立。(3)憲法理念の実現に向けて平和の環境醸し他民族・多文化共生社会へ取り組む。など大会基調の提案を行いました。
来賓あいさつでは連合の大塚総合組織局長、民主党の川内衆議院議員、社民党の福島党首らが連帯のあいさつを行いました。
総会はこの後、シンポジウムを開催。江橋平和フォーラム代表の司会で、横路孝弘(衆議院副議長)、土井たか子(元衆議院議長)、漬水俊弘(日本ボランティアセンタ−事務局長)のパネリスト各氏から、(1)北朝鮮問題解決後の東アジアのデタント。(2)2007年参議院選挙と新しい議会。(3)憲法改正問題。について活発な討議がされました。
大会2日目は、9:30から「非核・平和、安全保障」「教育・子どもの権利」「歴史認識・戦後保障」「人権確立」「地球環境」「民主政治・地方自治」「憲法保障」の7分科会と「男女共同参画社会の実現」「戦争責任パネル展」の2つのひろばが行なわれました。
15:00から、日比谷野外音楽堂で「武力で平和はつくれない11・3市民集会及び市民パレ−ドが開催され、大会アピ−ルを宣言して閉会しました。静岡県からは14名、県勤協連から福井幹事が参加しました。
■静岡県各地区勤労協の活動状況
▼三島市連合勤労協 (報告 杉山通信員)
10月28日、前日の台風も足早に去って雲一つない快晴のもと三島市連合勤労協有志25名で「市営上岩崎公園」の清掃を行いました。この公園は、「音止めの滝」があり市内の公園でも多くの利用者がある所です,夏の台風、豪雨期に大場川の増水で上流から多量のごみが漂着してたまる場所でもあります。ペットボトル、空き缶、雑木、等が旧取水口付近に散乱しておりこの日は30袋のゴミを収集して正午前に作業を終了しました
三島市連合勤労協は、6月は「長伏公園」10月には「上岩崎公園」の清掃,整備に取り組んでいます、この事業は5年前から実施して三島市からも,市民か らも感謝されています。
▼掛川市勤労協 (報告 石山通信員)
新市を知ろうバスツア−「環境資源ギャラリ−&吉岡彌生記念館」
掛川勤労協は、11月2日、2007年度の「すみよい・まちづくり」施策として、新市を知ろうバスツア−(掛川市のマイクロバスをチャ―タ―)を実施しました。
環境資源ギャラリ−(掛川市・菊川市衛生施設)・吉岡彌生記念館(吉岡彌生氏は、東京女子医科大学の創設者として、我が国の近代医学史に大きな足跡を残した旧大東町出身の女医です)・大東温泉シ−トピア(昼食、時間の都合で温泉には入れず)・横須賀城跡を巡りました。
掛川市では「ゴミ7%減量大作戦」また、買い物袋持参(マイバック)運動(全国でも先進市として注目)を実施していて、環境資源ギャラリ−での説明や見学では職員に鋭い質問や参加者同士が熱く話し合っていました。
吉岡彌生記念館と横須賀城跡でも、館員や学芸員による丁重な説明があり参加者はここでも大きく頷いていました。帰路の車中で、堀内会長より市民注目の「掛川市立総合病院」問題の現状について説明がありました。今回の、施設・史跡めぐりは大変好評でした。県下各勤労協の皆様も是非見に来てください。
▼袋井市勤労協 (報告 太田通信員)
1.県議会、市議会報告会開催
10月21日(日)勤協会館2階会議室に於いて、会員25名が参加し、岩瀬護県議、寺井紗知子市議を迎えて本年度第1回目の議会報告会を開催した。
岩瀬県議は6月定例会で代表質問した内容を中心に、医師不足の現状と問題点、教職員評価制度、市町村合併、世界遺産指定後の国の対応等について報告した。
寺井市議は、パワーポイントで視覚に訴えながら、新クリ−ンセンター、浅羽海岸の松林・砂浜、公園の整備、市民病院の現状等について報告後、全員での俳句に挑戦の指導。又、持参された地元の菓子「たまごふあふあ」や「村一つ」を紹介し、皆んなでいただいた。最後に袋井市歌合唱にも挑戦と和やかな報告会となり好評でした。
2.会員親睦バスツアー
好天に恵まれた11月4日(日)会員36名が参加して恒例のバスツアーを実施した。
有松・鳴海絞り会館、山車会館の見学散策で貴重山車や旧東海道の懐かしい町並みや、絞りの実演やビデオに関心し、ハンカチ、ネクタイ、ブラウス等のおみやげを買い込み。トヨタ博物館では、車の発明期から今日までの欧米車や国産車がピカピカで展示されており殆どが走行可能と聞いてびっくり。又、若かりし頃に乗っていた車を見っけて懐かしそうに眺める姿があり、新館では、昭和20年代からの生活資料の展示にあの時、あの頃を振り返っておりました。
更に、徳川家康開運の寺「岡崎の大樹寺」に寄った後、袋井に帰るバスの中は、福引きで大いに盛り上がりました。秋の一日を楽しみました。
▼清水町勤労協 (報告 福本通信員)
1.高尾山バスツア−
清水町勤労協は恒例の秋の歩け歩けを11月3日(土)、国定公園明治の森「高尾山」へバス2台84名でハイキングを実施しました。秋晴れの良い天気に恵まれ11時には山頂に着き、思い思いの場所で勤労協弁当を食べ1時間の休憩の後、自然研究路4号線を下り落伍者もなく楽しい1日でした。参加から紅葉は少し早かったが快いコースだった。帰りのコースは下りがきつかったとの声もありました。
2.カ−ブミラ−清掃
清水町の交通安全推進事業の一環として勤労協は年1回カ−ブミラ−清掃を11月11日(日)天気は曇りでしたが、広報の募集での一般参加者5名と役員10名が3組に別れ2時間の清掃作業に汗を流しました。
▼焼津市勤労協 (報告 江代通信員)
長野県豊丘村農業祭へ参加
焼津市勤労協は11月10日(土)、勤労協バス旅行を45名参加し行いました。場所は、例年実施している長野県下伊那郡豊丘村で豊丘勤労協との交流と豊丘村役場農業祭への参加です。
今年は、リンゴの収穫が一週間遅れていて品物がたくさんありませんでしたが、参加者は農業祭でリンゴを安く買い、またリンゴ観光農園より10キロ入り54箱も購入して、帰りのバスの荷物室はリンゴの甘い香りで一杯になりました。参加者の皆様にたいへん好評を得ました。
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