187号　2006年2月8日

■しずおか憲法9条を護り実現する会の街頭行動
■労福協05年第3回幹事会開催
■静岡市勤労協連合会の新年旗開き
■被災52周年3・1ビキニデー全国集会開催
■静岡県勤協連掲示板

発行●静岡県勤労者協議会連合会
Tel&Fax　054-273-5130
E-mail　shizuoka@kinrokyo.net

■しずおか憲法9条を護り実現する会の街頭行動

　昨年の11月12日結成された「しずおか憲法を護り実現する会」の第1回活動として、12月23日16時から静岡市呉服町のスクランブル交差点で静岡市内で街頭宣伝活動を開催しました。

　06年も引き続き活動を展開するため、2月6日静岡労働会館で三役会議を開催し、今後の活動として

(1)5月3日の憲法記念日に静岡県経済産業会館で集会を行う。

(2)街頭宣伝活動として、
　　2月25日15時から三島市及び沼津市、
　　3月11日14時から浜松市及び磐田市、
　　3月25日14時から静岡市清水区と駿河区で
　　それぞれ県民に訴えること。

(3)国民投票法案への対応を考えていく。

(4)新聞への意見広告掲載について、資金を含む可能性を各団体で検討していくこと等を決定しました。

　街頭宣伝活動については、直ちに準備かかると共に、それぞれの地域の「憲法を守る会」にも参加要請をしていこともあわせて決めました。

　こんご、憲法記念日に向けての準備を具体化して3月14日（火）15時から会の正式な機関である委員会を開催していくことになりました。

　また、会の略称にを「憲法9条を実現する会」とすることも合意しました。

■労福協05年第3回幹事会開催

　県労福協は、本年度第3回となる幹事会を1月27日静岡市の労政会館で開催しました。

　幹事会では石井会長が「本年はサポートセンター立ち上げの年になる。11の事業団体、24の地域労福協の協力が必要であり、勤労者の自主福祉運動のあり様を検討し3月には結論を出したい」とあいさつしました。

　つづいて加藤事務局長が福祉有償運送制度の取り組み状況や、介護保険制度学習会の開催など7項目の経過報告を行い、協議事項として「生涯サポートセンター設置計画の進行状況」について提案されました。

　協議のなかでは前回の拡大幹事会以降、県下各地で意見交換会を行ってきた中間報告があり、

(1)こんご関係諸団体の関わり方や役割等ついて整理していく、

(2)4月からの設置に向けた準備室を設け、スタッフの確保、作業内容、日程等の準備をすすめる、

(3)各地区労福協事務局との意見交換会を開催していく等の方針を決定しました。

　幹事会ではこの他「ワー研・福祉基金見直し研究会」の進め方、「労福協だより」の見直し等の協議を行い、参加団体の報告を行って散会しました。

　静岡県勤協連からは堀田事務局長が出席し、報告では生涯サポートセンターに対する討議状況や、県政懇談会の開催等1月の県勤協連幹事会決定方針を報告しました。

■静岡市勤労協連合会の新年旗開き

　昨年、静岡地区と清水地域の勤労協が、静岡市が行政指定都市になったことに伴い、連合会を結成しましたが、その連合会の新春旗開きが、1月23日静岡市の労政会館で開催されました。【写真左】

　当日は乙黒事務局長の司会で始まり、橋本会長が「連合会結成の経過や、憲法改定問題」など本年の活動課題等について新年の決意を込めたあいさつを行いました。

　ついで、大石静岡地区勤労協会長、鈴木清水地域勤労協会長がそれぞれの立場からあいさつを行いました。堀田県勤協連事務局長が乾杯の音頭をとり、全員が新年を祝いました。

　また、1月25日には、静岡市議会の総務委員長を勤める橋本勝六勤労協会長の市議会議員後援会新春のつどいが清水区の清水テルサで開催され、静岡市議会議長をはじめ、自治会の役員など多数の参加で盛大に行われました。勤労協からは静岡市連合会の各役員や会員など多数が参加しています。

　この他、袋井市、伊豆の国市、新居町、清水地域等の各勤労協で新春の集いが行われました。

■被災52周年3・1ビキニデー全国集会開催

毎年、静岡県内で開催している3・1ビキニデー全国集会が本年も開催されることになりました。

　一昨年はビキニ被災50周年、昨年は広島、長崎の被爆60周年、今年はチェルノブイリ原発事故20周年と、原水禁運動の節目が続き、取り組みが行われてきたなかでの全国集会になります。

　集会の成功のため、各地区勤労協の積極的な参加を要請します。なお、3・1ビキニデー全体の行事内容は次のとおりです。

(1)　3・1ビキニデー全国集会
　主催　　原水禁国民会議、　東海ブロック原水禁連絡会議　原水禁静岡県民会議
　名称　　被災52周年3.1ビキニデー全国集会
　日時　　2006年3月1日（水）18：00〜20：00
　場所　　静岡市黒金町　静岡県女性総合センター（あざれあ）6Ｆ大ホール
　内容　　講演「チェルノブイリ原発事故から20年浜岡原発と震災・プルサマール」　
　講師　　広瀬隆（作家）
　　　　　各種報告、集会アピール等　　参加要請　県勤協連10名他

(2)平和フォーラム全国活動者会議
　主催　　フォーラム平和・人権・環境
　日時　　06年3月1日（水）13：00〜
　場所　　静岡市「ニッセイ静岡駅前ビル」
　内容　　講演　「米軍再編問題について」　講師　半田滋（東京新聞記者）
　　　　　報告「06年の運動と組織の方針について」　福山フォーラム事務局長
　06年3月2日（木）12：00
　　　第1分科会　「ＷＴＯ交渉とグローバリゼーション」北沢洋子（国際評論家）　　　
　　　第2分科会　「男女共同参画社会について」清水澄子（フォーラム副代表）

(3)久保山愛吉さん墓前祭
　　　3月2日13時〜　焼津市弘徳院

(4)講演会
「静岡県から2度とヒバクシャを出さないために」
2月27日（月）18:30〜　三島商工会議所　
講師　豊崎博光（フォトジャーナリスト）

以上各項の問い合わせ先
静岡県平和国民運動センター・太田事務局長　TEL054-282-4121

■静岡県勤協連掲示板

■お知らせ

　1963年の創立以来、43年間で4000戸の住宅等を供給してきた「静岡県住宅生協」が06年2月3日に静岡地裁へ破産の申し立てを行いました。

　土地価格の長期低落、不動産市況の低迷、市街中心部へのマンション指向等が原因と思われます。

　静岡県下の勤労者福祉運動の一角を担って来ただけに残念ですが、県労福協としてはバブル崩壊後の市況を考えるとやむを得ない選択と判断しています。

　静岡労金の日本勤労者住宅協会への貸し出し債権の15億8400万円については、既に引き当て金処理が適切に行われており、労金経営への影響は全くないと報告されています。