183号 2005年10月20日
■静岡地区勤労協と清水地域勤労協の合併による結成総会を開催
■伊豆の国市勤労協が静岡空港と浜岡原発を見学
■「しずおか憲法9条を擁護し実現する会」結成準備会開催
■西部ブロック研修会開催
■東海・北陸ブロック勤労協交流会の開催予定
■静岡県勤協連掲示板
発行●静岡県勤労者協議会連合会
Tel&Fax 054-273-5130
E-mail shizuoka@kinrokyo.net
■静岡地区勤労協と清水地域勤労協の合併による結成総会を開催
旧静岡市と旧清水市の合併による政令指定都市発足にともない、両市の勤労協を合併し、行政や友誼団体との関係を強化していく方針が、両勤労協から持ち上がり、7月及び9月と2回にわたる協議を行った結果。05年10月10日14時から、静岡市の労政会館において、静岡市勤労者協議会連合会の結成総会を開催した。
総会では、はじめに乙黒静岡地区事務局長が開会あいさつを行い、静岡地区の竹内武さんを議長に選出。
準備会を代表して静岡市会議員で清水地域勤労協副会長の橋本勝六さんが「静岡・清水の合併により、70万都市の政令市が誕生したが、財政が厳しいなかで行政サービスは合併前より低下してしており、来年度予算配分では依然として静岡流、清水流があって調整が難しい。勤労協の合併により調和の取れた新しいまちづくりをすすめていきたい」とあいさつした。
来賓として出席した堀田県勤協連事務局長は、市町村合併の開始から今日までの県内状況や、勤労協の組織状況等について報告した。
総会は議事にはいり、橋本さんから新連合会の規約案。大石さんから来年度までの暫定活動方針と予算案が提案され、満場一致で確認された。ついで、連合会の役員選出にはいり以下の通り選出された。
会 長 |
橋本勝六 |
副会長 |
大石義夫 鈴木禎昭 |
事務局長 |
乙黒悟郎 |
幹 事 |
堀田昭夫 増田治郎 小豆沢清久 杉山 繁 |
会計監査 |
大石喜義 大谷 亘 |
■伊豆の国市勤労協が役員研修会として静岡空港と浜岡原発を見学
伊豆の国市勤労協では、恒例の役員研修を本年は視察旅行として、7月の知事選で話題になり、用地の強制収用を控えた「静岡空港」の建設状況を視察して、こんごの運動に生かすと共に、プルサーマル採用で話題になっている「浜岡原発」を視察した。
視察旅行は9月24日土曜日に行われ、午前8時に韮山を出発、バスで御前崎市佐倉の浜岡原子力発電所に到着、構内にある原子力館をはじめ、原子力発電の仕組み等を見学し見聞を広めた。午後は島田市湯日にある静岡空港ビジターセンターに到着、空港建設の状況を視察すると共に、空港の理活用等についてビデオ等で説明を受けた。
■「しずおか憲法9条を擁護し実現する会」結成準備会開催
しずおか憲法9条を擁護し実現する会の結成は、当初、9月17日を予定していたが、総選挙の施行があり延期していたが、10月14日10時30分より、静岡市の労働会館で結成総会に向けて、呼びかけ団体で最終的な打ち合わせを行い、下記のとおり結成総会を開催することになった。
1.総会の名称
「しずおか憲法9条を擁護し実現する会」結成総会&記念講演会
2.日 時 2005年11月12日(土)13:30〜16:00
3.場 所 静岡市 JR東静岡駅前 グランシップ
4.内 容 結成総会の議題
結成までの経過報告
結成趣意書、会則、活動方針、財政方針を決定
役員の選出
記念講演
「憲法9条を現代にどう生かすか」
講師 獨協大学教授 古関 彰一氏
5.参加要請 県勤協連として30名(別途文書を発出する)
■西部ブロック研修会開催
西部ブロックは、掛川市勤労協及び掛川市議会会派の「みどりの会」と共催で、本年度研修会としてシンポジウム「掛川市の子育て支援・少子化対策はどうあるべきか」を、10月16日(日)掛川市の小笠教育会館で開催した。
当日は定刻9時に桑原百合子市会議員の司会、鈴木正治市会議員の開会あいさつで始められ、主催者を代表して堀内武治掛川市勤労協会長(掛川市会議員)が「市民レベルで少子化対策考え、行政に提言できるようにしたい」とあいさつした。
【写真】10月17日付静岡新聞(西部版)でシンポジウムの記事が掲載されました。
来賓として戸塚掛川市長が少子化対策の重要性にふれ「国を待つよりも、市として積極的に取り組んで行きたい」とあいさつした。「基調講演」では、静岡県企画部調整室の石上政弥副参事から静岡県における少子化の現状と「しずおか次世代育成プラン」と名付けた少子化対策として、「少子化の流れを変える7本の柱」に対する取り組み状況等が報告された。
これを受けて、静岡県立大学の山田美津子教授をコーデネイターに、パネルデスカッションが行われた。
パネラーは、戸塚久美子市会議員、高木三千代託児サポーター、岡田正之秋葉路区長、長尾秀雄掛川市福祉課長、小林亨二静岡県子育て支援室長の5名で、それぞれの立場から「子育ては一義的には家庭の責任だが地域社会の支援が必要」「子育てをまちづくりの一環として取り組んでいる」「大きい子が小さい子の面倒をみるくせをつけたい」「子供の相互交流のため児童館をつくるのが夢だ」「地域社会を子供を通じて活性化し、新しい世の中の仕組みをつくりたい」等々の意見が交わされた。会場からも参加者が意見や質問等が寄せられた。
シンポジウムは市議会会派との共催もあって、参加者の半数以上は女性で占められ、地域や家庭で実際に子育てにかかわり、職場や地域の託児センター等の活動をしている市民が多数参加していた。
集会の終わりに石山信博市会議員が集約を行い、石山義博掛川市勤労協事務局長が閉会のあいさつを行って盛会のうちに終了した。
■東海・北陸ブロック勤労協交流会の開催予定
東海・北陸ブロック勤労協協議会では、本年から新しい試みとして、各地域の勤労協活動の交流会を現地で行うことになった。
第1回の今回は北陸3県の5地区程度の勤労協が、静岡県の地区勤労協と直接交流するという計画で、次の通り実施される。
(1)実施期日 2005年10月29日14時〜30日12時
(2)集合場所 静岡県掛川市亀の甲2-21-3
掛川勤労協事務所 0537-22-3401
※クリックすると地図が表示されます
(3)交流日程
第1日(10月29日)
14:00 掛川勤労協事務所にて理容店など事業見学と活動交流
15:00 同所にて静岡県内浜松、袋井、焼津、新居町の4勤労協と活動交流
18:00 掛川市内「魚友」にて夕食懇談会
20:00 北陸各県勤労協は掛川市内「掛川ビジネスホテル」へ宿泊
第2日(10月30日)
9:30 NHK来年の大河ドラマ「功名が辻」撮影予定地の「掛川城」見学
10:30 袋井市勤労協事務所にて理容・美容店事業見学と活動交流
11:30 解散
(4)規模 北陸各県は4〜5名、静岡県は6名の参加で合計20名程度
■静岡県勤協連掲示板
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今後の各地区活動予定
10.23 袋井市勤労協 県・市議会報告会 講師:岩瀬護県議、寺井紗知子市議 勤協会館
10.27 焼津市勤労協 浜岡原発見学会
10.29 東海・北陸ブロック各地区間交流 14:00 掛川市勤労協事務所集合
11.3〜5 第42回護憲大会 さいたま市大宮ソニックシティ 13:30
11.5 県勤協連第43回研究集会 自然災害対策、教育に関する諸問題 10:30
11.5 第4回県勤協連幹事会 14:00 労政会館
11.5 袋井市勤労協「市政懇談会」 原田市長、鈴木産業経済部長をむかえて 9:30 勤協会館
11.12 しずおか憲法9条を擁護し実現する会結成総会 グランシップ 13:30
11.12 焼津市勤労協 日帰りバス旅行「豊丘村農業祭・水引の里・貧乏神社」
11.25 静岡県労福協第2回幹事会 あざれあ5F 13:00
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