179号 2005年7月2日
■05年度伊豆の国市勤労協通常総会
■第53回掛川市勤労協定期大会開催
■焼津市勤労協第21回定期総会開催
■しずおか憲法9条を護り実現する会準備会開催
発行●静岡県勤労者協議会連合会
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■05年度伊豆の国市勤労協通常総会
4月の3町合併により、伊豆の国市勤労協と改名した、旧韮山町勤労協の通常総会は5月21日、韮山時代劇場で開催した。
総会座長と書記を選出後、柳沢会長から昨年度の取り組みと、新市会議員選挙の謝辞、勤労協をとりまく諸情勢等についてあいさつがあり、池田事務局長から活動過報告と05年度活動方針が提案された。
事業報告では緑と水を守る学習会、町長との懇談会、役員研修会などの研修事業。囲碁・将棋大会、バス旅行などの親睦事業、守山クリーン作戦などの社会貢献事業等、多彩な活動の報告があった。
活動方針では、合併に伴う勤労協のあり方を模索しつつ、組織強化・拡大、勤労者、町民の声を町政に反映させる運動や地域ボランティア活動、平和憲法をまもる運動等の方針が05年度予算と共に決定された。
また、規約改正案では韮山町勤労協を「伊豆の国市」と名称を改正することが決定された。
次期役員は次の通り。(敬称略)
会長 小粥崇男
副会長 田中孝一、兼子宗治
事務局長 池田精一
会計 石橋道雄
委員 鈴木忠治、川口守雄、朝倉偉雄、内田富士雄、大畠正道
岩本勉 田中正男、竹内文胤、西原武、鈴木章一
会計監査 渡辺実、柿島世津雄
顧問 柳沢秀次、原茂男、山田正夫
■第53回掛川市勤労協定期大会開催
第53回掛川市勤労協の定期大会は6月24日18:30から、西南郷学習センターで開催された。
大会の開会に先立ち、掛川市の南北道路推進室内山室長から、新掛川市の主要道路整備計画の展望と題する講演うけた。
続いて大会の日程に入り、高鳥副会長の開会あいさつ、議長選出の後、堀内武治会長から新市の市会議員選挙に対する協力の謝礼や市町合併後の諸問題等についてあいさつがあった。
来賓として、袋井市勤労協中村真会長、全労済西部支所八木朗課長があいさつした。
藤井事務局長から事業報告と運動方針の提案が行われ、事業報告では、市内6支部の親子映画会開催、年金問題の講演会、グランドゴルフ大会、伊豆長岡バス旅行、演芸交流会等の報告があり、活動方針では、会員に対する理容室経営などの福祉対策事業、ボランティア活動への参加、市政懇談会の開催や推薦市議との懇談を通じて政策提言、会員拡大検討委員会による組織活動の強化等の方針が決定された。
また、一般会計と理容室の決算、監査報告、05年度予算も承認された。新しく選出された次期役員は次の通りである。
会長 堀内武治(桜木)
副会長 高鳥一夫(掛二)、今田真事(西南郷)、藤井勝(西郷)
事務局長 石山義博(城北)同次長 村岡鉄平(和田岡)
市民運動、組織、情宣、文化、労金、労災担当各部長、次長7名、
顧問5名 会計監査2名
■焼津市勤労協第21回定期総会開催
毎年、ユニークな活動展開で市民から評価されている焼津市勤労協は第21回定期総会を6月24日焼津市松屋で開催した。
総会冒頭にさきに逝去した伊東会長を追悼して黙とうが行われ、伊東会長夫人から謝辞があった。
ついで桐竹幹事の司会で労金の朝比奈さんが議長に選ばれ、白滝副会長から、伊東会長をしのぶと共にその遺志をついで、この一年間活動してきた経過等のあいさつがあり、来賓として津川祥吾衆議院議員、県勤協連堀田事務局長、多々良三千夫焼津市会議員から激励のあいさつがあった。
また、清水泰(焼津市)、佐野愛子(藤枝市)両県会議員から県議会開催中のためメッセージが寄せられた。
総会は原田事務局長から活動経過報告、05年度活動計画案が提案された。活動報告では市長懇談会、勤協学院、料理教室、おもちゃバザー、産直交流事業、多々良焼津市議との懇談会の総括が討議された。
活動計画では、勤協労学院として環境、憲法、年金、健康問題を市民と共に勉強する行事、勤労者会館建設、長野県豊丘村勤労協との交流等が討議され共に原案どおり決定された。
新役員は、
会長 法月道雄
副会長 白滝之弘、古井勝
事務局長 原田義郎
他幹事8名
県連幹事 江代旨見
会計監査 山本昭広、桜木東吾が選出された。
■「しずおか憲法9条を護り実現する会」準備会開催
静岡県での平和憲法を護る運動を盛り上げるため、「しずおか憲法9条を護る会」の第2回結成準備会が6月21日(火)静岡市の労働会館で開催された。
第1回準備会は5月25日に開催され、会の趣旨や活動のあり方等について討議されてきたが、この第2回準備会で、大筋、会の発足に関する賛成団体の合意が得られたので、9月を目途に会の立ちあげを進めていくことになった。合意内容の要旨は次のとおり。
(1)会の名称は「しずおか憲法9条を護り実現する会」とする。この意味は9条を単に護るだけでなく、護憲、創憲、加憲等の考え方があるなかで、9条の精神を内外に拡大し実現していくという趣旨で合意した。
(2)県護憲など護憲団体が複数存在するなかで、この会は個人会員の加入を拡大しつつ、各種の護憲組織を尊重すると共に、地域の実情に併せて連携していく。
(3)この会は趣意書に賛同する団体と個人で結成し、応分の会費負担を求める。
(4)会則、趣意書等は準備会の討論を経て事務局で整理し結成総会で発表する
(5)役員は平和・国民運動センターから代表。事務局は社民党が分担。幹事会は加盟団体と個人代表で構成する。
(6)結成総会は9月に静岡市で開催、記念講演会も同時に開催する。 |
【写真上・下】静岡市清水区役所のロビー壁面の「海の子賛歌」より
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