176号 2005年5月20日
■静岡県連第43回定期大会開催
■袋井勤労協が第19回憲法記念講演会開催
■新居町勤労協第51回定期総会開催
■静岡県勤協連掲示板
発行●静岡県勤労者協議会連合会
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■静岡県連第43回定期大会開催
静岡県勤協連は、結成43年目に当たる今年の第43回県連定期大会を、5月15日、静岡市勤労者総合会館で各地区勤労協の代議員が参加して開催した。
大会は南園副会長の司会で定刻10時に始まり、議長に三島市勤労協の杉山精三代議員を選出したのち、岡本信也会長が最近の憲法改定をめぐる情勢や、県議会の動向等についてあいさつを行った。
ついで、次の各氏から来賓あいさつがあった。(敬称略)
静岡県労働政策室専問監 大石義治
静岡県労働福祉協議会事務局長 山本俊一
静岡県労働金庫役員室部長 増田 隆
全労済静岡県本部理事長 水谷正治
静岡県平和センター事務局長 太田賀津雄
民主党静岡県連合代表衆議院議員 鈴木康友
社会民主党静岡県連合代表 酒井邦夫
大会は、例年行っている地区勤労協の功労者を以下の通り表彰した。
★功労表彰
焼津市勤労協 伊東達朗氏(故人)
袋井市勤労協 丹羽定夫氏
ついで、堀田事務局長が04年度活動報告と05年度運動方針を提案。大石副会長が04年度決算報告と05年度予算を提案した。
運動方針のなかでは全国統一課題として 行政と協働して勤労者のためのまちづくり運動推進、市町村合併への対応と組織整備、憲法改悪に反対し、護憲・平和運動へ参加の3項目を中心に運動すると共に、例年行っている県政懇談会や研究集会等の活動の推進を決定した。
大会のなかで、公務の都合から大会途中出席になったが、静岡県知事石川嘉延氏の「静岡県政の現状と展望」と題する講演を受けた。石川知事は、静岡県の産業、雇用、県民所得、財政力等を数字をあげて説明したのち、「富国有徳・創知協働」というスローガンのもとで、県民が安心できる未来のために、先進的な行政サービスを県民と協働して挑戦していきたいと述べた。
大会はこの後、運動方針・予算案等の全議案と各種報告を承認・採決して可決した後、次の通り役員改選を行った。
会長 岡本信也
副会長 大石義夫(静岡)南園貢(清水町)堀内武治(掛川)、
事務局長 堀田昭夫(静岡)
幹事 小粥崇男(韮山)高橋敬(三島)荒岡剛(富士)橋本勝六(清水市)奥川宏(静岡)白滝之弘(焼津:辞退の申出であり今後調整)池野貞雄(浜松)村松昭一(森町)鈴木玄六(袋井)平井辰雄(浜北)太田幸宣(新居) 会計監査 増田治郎(静岡)永田浅男(袋井)杉山精三(三島)
午後1時から第2部として「介護保険制度改革関連法の概要」と題し、静岡市介護保険課長の成岡敏雄氏から2時間にわたって講演があった。
講演のなかでは「介護認定の重さは、介護時間の長さであって症状の重さでないが市民の間では誤解がある」「2015年問題として、団塊の世代が65歳の介護保険適用年齢に達する」「一人暮らしの高齢者所帯や認知症対策が進んでいない」等の問題点を指摘したうえで、新法の問題点として「民間委託が進んだが行き過ぎの面もありその是正が問題」「介護予防と自宅介護サービスの接点の調整」「新型特別養護ホームなど施設介護の負担増と問題点」「サテライト型施設や地域型施設の推奨を進め、民間への移行も考えていく」等、衆議院で5月10日に成立した介護保険法改正の問題点や、現場段階の運用等について具体的な話があり、出席の各勤労協代表から質問が寄せられた。
最後に南園副会長の閉会あいさつで大会を終了した。
■袋井勤労協が第19回憲法記念講演会開催
袋井勤労協は、毎年5月3日の憲法記念日に、他の市民団体と協働して「憲法記念日袋井市民のつどい」実行委員会を結成し、憲法記念講演会を開催した。
本年は第19回目に当たり、5月3日13時から静岡大学の山本義彦教授の『戦後60年と日本国憲法』と題する講演会を開催した。
この講演会には袋井市、袋井市教育委員会、中日新聞東海本社、静岡新聞・SBS静岡放送、毎日新聞浜松支局、朝日新聞浜松支局、郷土新聞社が後援団体に名を連ね、市の広報で一般市民に参加を呼びかけるなど、幅広い市民層の参加を得た。この会では後援の他、静岡理工科大学軽音楽同好会学生による演奏や、市民相互のトーキングが行われ17時すぎ盛会のうちに閉会した。
■新居町勤労協第51回定期総会開催
52回という県内でもトップクラスの歴史をもつ、新居町勤労協の定期総会が、4月23日19時から新居町町民センターで開催された。
当日は沢田副会長の司会により水谷さんを議長に選出。疋田米自朗会長が「市町村合併をめくる町内の動きを報告。今後とも町当局との関係を維持しながら勤労者のための運動を進めていきたい」とあいさつした。
来賓あいさつでは合併推進派の古橋武司新居町町長が浜松市との合併問題などを中心に当面する町政の課題についてあいさつした。堀田県勤協連事務局長は第43回県勤協連大会と本年5月開催の第22回全国総会の課題等について報告をおこなった。
ついで、経過報告、平成17年度活動方針案等が提案された。活動方針では明るく住みよいまちづくり運動。組織の活性化。福祉・厚生活動。文化・レクリエーション活動等が提起された。新居町勤労協では住宅資金の協調融資、家庭菜園事業等の福祉・厚生事業を展開している。総会では予算案と共に、討議のうえ満場一致決定された。来年度の役員構成は以下の通りである。
会長 疋田米自朗
副会長 藤原富勝、沢田明
事務長 太田幸宜 事務次長 森田ゆかり
会計監査 朝倉清信、佃裕子
■静岡県勤協連掲示板
★各地区勤労協で開催された行事(予定を含む)
3.13 静岡市三番町学区勤労協 恒例のママさんバレー大会開催48チーム千人参加
5.15 静岡県勤協連第43回定期大会 勤労者会館
5.15 富士市勤労協 社交ダンス同好会5周年記念パーティー 梶本代表があいさつ
5.19 森町勤労協平成17年度総会 森町文化会館
5.28 第48回浜松市勤労協総会 浜松市勤労会館
5.29〜30 第22回全国総会 香川県琴平町琴参閣 静岡県18名参加決定
6. 6 平成17年度静岡県青少年育成会議総会 あざれあ6F大ホール
6.12 清水町勤労協第36回定期総会 清水町公民館
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