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静岡県勤労者協議会連合会
しずおか県勤協連ニュース

写真175号 2005年4月4日

第42回静岡県勤協連研究集会開催
三島市勤労協市民講座開催
新居町勤労協が町政勉強会を開催
政令都市の指定にともなう静岡市市議会議員選挙
県内市町村合併の現状
静岡県連04年度第7回幹事会開催
静岡県勤協連掲示板

発行静岡県勤労者協議会連合会
Tel&Fax 054-273-5130
E-mail shizuoka@kinrokyo.net  【写真】開発が進む清水駅東口広場


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第42回静岡県勤協連研究集会開催

 県勤協連は42回目になる研究集会を3月20日、静岡市の労政会館で開催した。集会は10:30に開会、南園副会長が開会あいさつを行った後、「駿河湾海洋深層水の利理活用について」と題して、県水産試験場五十嵐保正研究主幹の講演をうけた。

 五十嵐主幹は、
 (1)深層水とは水深200m以深の海水を言い、低温安定性、清浄性、高栄養性の三つの特徴がある。(2)静岡県では水深687mと397mmの2ヵ所から毎日200トン取水している。
 (3)03年に水産利用施設と脱塩施設、04利用促進交流施設を開設。06年には深層海洋療法を行うタラソテラピー施設を開設予定である。
 (4)深層水は、食品加工、健康分野、水産業等への利用が進み、深層水利用者協議会に約200社が参加し、約300品目のブランドマークを取得している。
 (5)深層水の効果は健康分野では抗酸化性や、コレステロール低下作用があり、食品加工ではシラスの釜揚げ保存や、うどんの品質向上等多くの食品加工品質向上に効果が上がっている。
 (6)深層水中の有害物質は検出なし等の講演を行い、参加者から質問も寄せられた。

日詰教授 午後は13時に開会し、静岡大学の日詰一幸教授【写真】から「市民と行政の協働によるまちづくり」=新しい公共の概念をめぐって=と題する講演をうけた。
 この副題にある「新しい公共の概念」については、第21回長野全国総会において運動基調の第一に上げられた課題であり講演内容に注目が寄せられていた。

 日詰教授は、
(1)いま、市民の活動が注目される背景として中央、地方に700兆円以上の財政赤字があり、国の経済財政諮問会議の中間報告で「等身大公共革命=小さくて効率的な政府の実現」や、「民間が広範囲の行政サービスを担う」方向が出された。
 これにより、行政主導型社会の限界が明かになり、行政が主体になって生み出す「公共」とは違う、新しい公共への期待が高まっている。

 (2)「新しい公共」とは、従来の公共が官によって創りだされるのに対して、地域に居住する市民が自発的に多様な活動を展開することで、地域の各種組織と協働して創りだされるものをいう。

 (3)これからの「まちづくり」は市民・NPO、企業、行政が連携して「地域力の向上」「地域の活性化と自立」を目指す必要がある。 協働の枠組みを構築するとき、市民活動と行政の違いを認識すると共に、相互理解、対等な関係、相互自立、相互補完性、目的の共有化等の原則を誤らないことなどを強調された。終わりに、これからの時代は、住みやすさを競う時代、人口も経済も成長が期待できない時代だからこそ地域の力が試されている。市民一人ひとりが積極的に公共の仕事に関わっていくとき、行政は大きく役割を変え、公共の主体からコーディネーターになると結んだ。

 参加者から「話は分かったが年のせいか、なかなか踏み切」等の意見が出た。勤労者・住民のためのまちづくりを目指す勤労協にとって、今後の活動指標を示唆する講演で、非常に有益であった。

 講演終了後、堀田事務局長が県内市町村合併の現状と関係勤労協組織の問題点等について問題提起があり、各地区参加者による意見交換が行われ、15:30過ぎに大石副会長、岡本会長から閉会のあいさつを行って解散した。

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三島市勤労協市民講座開催

三島市民講座 三島市勤労協は、毎年、三島市の補助金交付対象事業として、一般を対象に市民講座を行ってきたが、本年は3月13日、三島市梅名の中郷プラザで10時から開催した。【写真】

 阪神大震災から10年、昨年は新潟中越地震、スマトラ沖地震による津波災害などを経て、迫りくる「東海地震への備え」として、防災安全講座のかたちで、三島市役所の小林伸伍防災監と室伏純二副参事が「中越地震を教訓に予想される東海地震への備え」と題して、中越地震5日後に現地入りして被害状況を把握、支援活動を行った記録として、スライドを上映しながら、地震災害の状況を説明しつつ、こんごの東海地震へむけて、三島市としてどう取り組んでいくかを講演した。

 会場の参加者からも災害対策について、熱心に質問や意見がだされ、有意義な市民講座になった。

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新居町勤労協が町政勉強会を開催

 新居町勤労協は2月4日、勤労協事務所において、新居町役場の疋田隆、片山達彦両氏を迎えて、町政全般と防災対策について勉強会を開催した。

 懇談では町の緊縮財政の実情や財政力指数の説明があり、町政のかじ取状況を聞いた。防災に関しては地震の揺れと津浪・高潮被害をセットで考えなければならないとし、各地の被害映像による説明に熱の入った質疑が続いた。

 この他、2月20日には浜松グランドボウルで、親睦ボーリング大会を開催。会員の気迫のこもったプレイが続いた。優勝は339点を上げた増田勲さんが賞をうけた。

 また、3月27日には、90:30から町内のわんぱくランドから旧赤井物産社宅付近まで清掃ボランティア活動を行った。会員は各自軍手・火バサミを持参して集合し、11時ごろまで清掃活動を行った。

 4月8日には本年度第6回幹事会、4月23日には第52回定期総会を開催する予定である。

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政令都市の指定にともなう静岡市市議会議員選挙

 静岡市は05年4月1日、政令指定都市になったが、これに先立って3月27日投開票で、3つの行政区で市議会議員選挙が施行された。

 静岡市は保守地盤が強い反面、連合系の組織候補も多いなかで、行政区毎の選挙という狭い範囲と定数の激減という条件で闘われた。

橋本勝六議員 勤労協系では、旧清水市を選挙区とする第3区(清水区)に、現職で県連幹事、清水地域勤労協副会長の橋本勝六氏【写真】と、現職で同勤労協顧問の水野敏夫両氏が立候補。

 定数18に対し立候補者が現職21人を含む32人という最激戦のなかで、清水地域勤労協の懸命な奮闘で水野氏は13位、橋本氏は15位でそれぞれ見事に当選した。清水地域勤労協の地道な活動が実ったものとして評価したい。

 第2区(駿河区)では、現職で旧静岡市勤労協幹事の若林章司氏が立候補。定数15に対し立候補者22という激戦のなかで闘ったが、最後の当選者との差が84票という僅少差で次点となった。

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県内市町村合併の現状

 05年4月1日付けで、「磐田市」(磐田市、福田、竜洋、豊田町、豊岡村)「掛川市」(掛川市大須賀、大東町)「袋井市」(袋井市と浅羽町)「伊豆の国市」(伊豆長岡、韮山、大仁の3町)「沼津市」(沼津市と戸田村)「西伊豆町」(西伊豆町と賀茂村)の17市町村合併で、6つの新市町が誕生した。

 続いて、5月5日に「島田市」(島田市と金谷町)7月1日に「浜松市」(浜松市と周辺2市9町村)9月20日に「川根本町」(中川根町と本川根町)10月11日に「牧之原市」(相良町と榛原町)が誕生し、06年3月31日には静岡市と蒲原町が合併する見通しである。

 その一方で合併を見送ったり、動きがないのは11市17町で東部が圧倒的に多い。平成大合併以前(03年4月)の74と比較すると57になり、来春にはさらに42市町と約半数近くに再編され4の村もすべて消滅する予定である。

 このなかで、複数の勤労協所在の市町村では、旧静岡市と清水地域勤労協が合併にともない連合会形式での組織統合を検討中の他、伊豆の国市の韮山、伊豆長岡両勤労協、天竜・浜名湖地域の浜松、浜北、天竜、引佐各勤労協などがあり、県連としては早急に組織統合や、補助金対策を講ずるよう関係勤労協に要請している。

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静岡県連04年度第7回幹事会開催

 県連第7回幹事会は、4月3日(日)静岡市労福協会議室で開催された。

 会議は最初に経過報告として別記の各地区勤労協活動と下記事項が報告された。

(1)県勤協連県政懇談会と県勤協連研究集会の実施  
(2)東海・北陸ブロック幹事会の報告(全国総会参加確認、ブロック内交流の実施等)
(3)日本勤労協幹事会報告(全国総会対策 総会運営、議案、役員問題等を決定)
(4)静岡市会議員選挙の結果、橋本、水野両氏の当選報告

 つづいて議題に入り、以下の項目が討議決定された。
 
(1) 第43回県連定期大会の開催要綱

開催日時 2005年5月15日(日) 10:00〜15:00
開催場所 静岡県労政会館5F会議室
議事次第
議案提出 経過報告、運動方針、予算・決算、その他
運動方針等の議案書は冊子にして当日配布の予定
来賓確認
県労働政策室、労福協、連合、平和・国民運動センター、労金、全労済、民主党、社民党
記念講演
「改正介護保険制度の問題点」 静岡市から講師を招請する
代議員数の確認
◎各地区の参加者数を5月10日までに報告。
伊豆長岡町 1名
韮山町 2名
三島市 3名
清水町 3名
富士市 2名
清水地域 4名
焼津市 2名
静岡市 4名
掛川市 2名
袋井市 3名
森町 2名
浜松市 4名
浜北市 2名
新居町 2名
菊川市 1名
(合計37名)

【写真】完成した静岡市庵原野球場

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静岡県勤協連掲示板

▼市町村合併に伴う市会議員選挙で、勤労協関係推薦議員の立候補は、
掛川市・袋井市・伊豆之国市の市議会議員選挙で立候補する予定。
市議会議員に立候補する予定者に、激励・支援を要請する。

 告示日 2005年4月17日(日) 各市内の知人紹介、出陣式への出席
 投票日 2005年4月24日(日) 陣中見舞い・激紙の贈呈等 

掛川市 堀内たけじ氏 掛川市亀の甲2−21−3 掛川勤労協敷地内事務所
TEL・FAX 0537−21−3755
袋井市 寺井紗知子氏 袋井市清水町1−29 後援会事務所
TEL・FAX 0538−43−7115
伊豆之国市 柳沢秀次氏 伊豆之国市中条33−4 後援会事務所
TEL 055−949−2671 FAX.055−949−5720

▼ 04年静岡県労働組合基礎調査の結果。県内労組数は1498組合。組合員は299,212人で30万人を切り11年連続減少。組織率は18.3%と史上最低となった。

▼ 県内勤労協の活動状況

2.4 新居町勤労協町政勉強会 新居町役場で自然災害問題で町と懇談
2.20 新居町勤労協 親睦ボーリング大会 浜松グランドボウル
2.17 県勤協連 県政懇談会 県知事及び担当部局と懇談 県庁
3.1〜2被災51周年3.1ビキニデー全国集会 勤労者総合会館
3.6 浜松市勤労協 バレーボール大会 新橋勤労者体育センター
3.6 韮山町勤労協 春の史跡めぐりバス旅行
3.7 静岡市勤労協幹事会 当面の行動と清水との組織統合問題協議 労政会館 
3.11 東海・北陸ブロック幹事会 香川全国総会対策 福井市教育センター
3.11 浜松市勤労協 小沢明美議員の質問に対する市議会傍聴会
3.13 三島市勤労協 防災講座「地震は防げないが災害は防げる」 中郷プラザ 
3.20 県勤協連研究集会 「駿河湾深層水」「新しい公共」講演 労政会館
3.20 政令指定都市による静岡市会議員選挙告示
3.20 浜松市勤労協 グランドゴルフ大会 中田島自由広場
3.20 韮山町勤労協 囲碁大会 時代劇場 
3.26 日本勤労協第4回幹事会 香川全国総会対策
3.27 静岡市議選投票日 清水地域勤労協推薦の橋本、水野両氏当選
3.27 新居町勤労協 第2回ボランティア清掃活動 新居町内
3.30 焼津市勤労協 多々良議員の市制報告会
4.6 清水町勤労協 交通事故撲滅運動参加
4.12 焼津市勤労協 焼津市長の合併問題・今後の市制のあり懇談会
4.12 富士市勤労協 市制懇談会 市町村合併問題
4.23 新居町勤労協 第52回定期総会 町民センター
4.24 三島市勤労協 たけのこ狩旅行
4.29 三島市・清水町各勤労協 富士山植樹運動参加
5.3 袋井市勤労協 憲法記念日講演会
6.12 清水町勤労協 定期総会

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