167号 2004年8月21日
■静岡県連04年度第2回幹事会開催
●静岡県内の市町村合併の現況
■米海軍イージス艦の清水入港に抗議する緊急集会
■掛川勤労協が県連と共催で年金問題の講演会開催
発行●静岡県勤労者協議会連合会
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■静岡県連04年度第2回幹事会開催
静岡県連は、7月31日14:00から勤労者総合会館で、本年度第2回幹事会を開催した。
冒頭、岡本会長から静岡県議会における審議状況、とりわけ、自民党提出の教育基本法改正促進決議と平成21提出の義務教育費国庫負担反対決議の意見書をめぐる攻防が差し違えになったこと等の報告があった。
経過報告と議題内容は別紙議事次第の通りであるが、今回は特に現在進行中の市町村合併の現況と、それに関連する組織整備について、各幹事から合併対象地域の各地域勤労協組織状況や行政からの補助金交付状況等について報告があり、次の方針を再確認した。
(1)勤労協としても地域住民の立場から合併問題に積極的に取組む
(2)対象地域の勤労協組織統合問題は各地域毎に話し合い、可能な限り単協の主体性を生かす形で、連合組織等の形式で統合が望ましい
(3)これまでの補助金、委託料等の継続を行政に働きかけていく
(4)対象地域のなかで、休眠または解散した勤労協の再組織を図る。なお、8月1日現在の県内市町村合併の現況は別紙の通りである。
●静岡県内の市町村合併の現況(資料)
■米海軍イージス艦の清水入港に抗議する緊急集会
米海軍のイージス艦「カウペンズ」〈排水量91800トン・乗組員270人)が8月20日8:50に清水港へ入港、23日まで寄港する。
米国軍艦の清水入港は、98年11月の「カッシング」以来3度目になるが、その目的は乗組員の休養と物資補給を名目にしているが、この艦は核兵器も搭載可能であり、米軍の世界的規模での変革、再編が進むなかで、清水港を出撃拠点化するための寄港であると判断される。
このため、県平和・国民運動センター、県護憲、県勤協連、清水地域勤労協の4団体共催で、8月20日8:30より静岡市清水興津清見寺町の清見潟公園グランドで抗議集会を開催した。
集会は橋本清水勤労協副会長(静岡市議〉の司会で始まり、主催者を代表して平和・国民運動センターの庄司会長が、これまでの経過や米軍艦入港の真の目的、平和への決意などを述べた。
ついで、酒井社民党県連代表が連帯あいさつを行い、自治労の小林美和子さんが「米軍艦の入港に抗議し、金県民の総意として、平和を願い、平和のために闘いつづける」と集会アピールを行った。
集会はこのあと清水勤労協の秋山さんの音頭で抗議のシュプレヒコールを行って気勢を上げた後、県勤協連の堀田事務局長の閉会あいさつで集会を締めくくった。
現在、清水港周辺はテロ対策のため、海外船舶の入港エリアが立ち入りを禁止されており、今回の米軍艦入港で立ち入り禁止区域が拡大され、警備態勢も強化された。
■掛川勤労協が県連と共催で年金問題の講演会開催
掛川勤労協は「どうなる私の年金」のテーマで講演会を開催することになり、県連との共催を申し入れてきたので、第2回幹事会では別紙文書により共催することにした。
年金問題は今後も目が離せない課題でもあり、今回の企画ではまず社会保険当局者の考えや方針を直接間くと共に、今後の抜本的な制度改革への課題を探るねらいで開催されるので、参加要請勤労協以外にも多数の参加を要請したい。
●年金問題講演会≫詳細≫
9月11日(土)9:30〜12:00 掛川市徳育保健センター
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