163号 2004年4月26日
■袋井勤労協が第18回憲法記念講演会実行委員会開催
■新居町勤労協第51回定期総会開催
■浜松市勤労協が浜松市と環境問題で懇談
発行●静岡県勤労者協議会連合会
Tel&Fax054-273-5130 E-mail shizuoka@kinrokyo.net
■袋井勤労協が第18回憲法記念講演会実行委員会開催
袋井勤労協は、毎年5月3日の憲法記念日に、他の市民団体と協働して「憲法記念日袋井市民のつどい」実行委員会を結成し、袋井市教育委員会の後援を得て、憲法記念講演会を開催してきた。
本年は第18回目に当たり、4月4日13:30-16:00に第2回実行委員会を開催して、イラクヘの自衛隊派兵や、それに反発するイラク武装勢力の日本人拉致事件等、現在のイラク情勢を中心に講演をお願いし、日本と世界の平和を考える市民のつどいとする取り組みを決定した。講演会の予定は次の通りで、袋井勤労協では他地区勤労協の皆さんにも多数の参加をお願いしている。
日時 5月3日(月〉13時〜17時
会場 袋井市総合センター4F第会議室
講師 静岡大学法学部伊藤恭彦教授
演題 「イラク問題と21世紀の平和を考える」
■新居町勤労協第51回定期総会開催
51回という県内でもトップクラスの歴史をもつ、新居町勤労協の定期総会が、4月24日19時から新居町町民センターで開催された。
当日は沢田副会長の司会によりNTTの笠原英幸さんを議長に選出。疋田米自朗会長が「昨年10月に新居町勤労協が結成50年を迎えたことを報告。今後とも町当局との関係を維持しながら勤労者のための運動を進めていきたいとあいさつした」。
来賓あいさつでは昨年11月の選挙で市町村合併に反対する前町長を敗って新しく当選した合併推進派の古橋武司新居町町長が浜松市との合併問題などを中心に当面する町政の課題についてあいさつした。
堀田県勤協連事務局長は第42同県勤協連大会と第5回東海北陸ブロック総会の課題等について報告をおこなった。ついで、沢田副会長の経過報告、藤原副会長の平成16年度活動方針案等が提案された。活動方針では明るく住みよいまちづくり運動。組織の活性化。福祉・厚生活動。文化・レクリエーション活動等が提起された。新居町勤労協では住宅資金の強調融資、家庭菜園事業、指定席による会員割引など多くの福祉・厚生事業を展開している。総会では予算案と共に、討議のうえ満場一致決定された。来年度の役員構成は以下の通りである。
会長 疋田米自朗 副会長 藤原富勝 同 沢田用 事務長 太田幸宜
事務次長 佃裕子 会計監査 朝倉清信 同 大屋ともゑ
■浜松市勤労協が浜松市と環境問題で懇談
浜松市勤労協は、遠州議海岸に埋め立てられた「不燃ごみ・推定13万トン」の撤去について「市民協働推進条例」を生かして取り組むよう提言した。
浜松市からは「今後の対応について、同地のごみを掘り起こして、行政と市民が協働して処理すること。環境対策を含む抜本的な対策についてもNPO団体と連携して進める等のご意見に対して、すでに同趣旨で『ごみ減量やらまいか会』が活動しており、この会への参加を呼びかける共に支援していきたい」との回答があった。浜松市勤労協は今後とも環境対策に取り組んで行く方針で対応していく。
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