

No.100 2010年11月8日
■九州勤労協第24回交流・研究集会開く
■静岡県連第48回研究集会を開催
■石川県連第16回フォーラム石川開催
■宮城県連幹事会の報告
■関東甲信越ブロック幹事会の報告
■熊本総会の成功へ 物販目標
■日本勤労協掲示板
発行●日本勤労者協議会連合会
Tel&Fax 054-273-5130
E-mail shizuoka@kinrokyo.net

■九州勤労協第24回交流・研究集会開く 
九州勤労協連絡会議は10月2〜3日、鹿児島県いちき串木野市「シーサイドガーデンさのさ」において、各県から106名が参加し第24回交流・研究集会を開催しました。冒頭、議長に永田琢郎・鹿児島県連事務局長を選出し、江藤浩道・代表世話人が主催者あいさつ。来賓の多名賀哲也・日本勤労協事務局長、山下卓郎・いちき串木野市教育長、東健一郎・連合鹿児島事務局長、上村勝行・県議(社民党)から激励のあいさつを受けました。続いて九州勤労協事務局の高崎新氏から集会基調が提案されました。
◆記念講演では、平井一臣・鹿児島大教授が「ブログ市長」として全国から注目されている『阿久根市問題を考える』をテーマに講演。どこの自治体でも起こりうる問題だと指摘し、住民の政治への積極的参加と住民目線での行政・議会のチェックの重要性を考えさせるものでした。夕食交流会は「新星五つ太鼓」、親子5名による素晴らしいバチさばきで開幕。各県参加者の紹介が進むと踊りも飛び出し、楽しいふれあいとなりました。
◆2日目の報告・討論では11名が活動報告を行い(次ページ参照)、河野・大分県連事務局長のまとめの後、次回受入れ県の佐賀県連が決意表明と閉会あいさつを行い、福岡県連代表のガンバロー三唱で交流・研究集会の幕を閉じました。なお、来年は熊本での全国総会の成功に全力を挙げるため、次回=佐賀での第25回集会は2012年に行われます。
◆10地区/11人から活動報告
◇福岡・朝倉地区連合会(山本) 12単協で名称も親しまれるものに。毎月定例で連合会の役員会。
◇同(稲垣)市政の改革・活性化を求め『見張り番』という市民組織と情報誌を発行。
◇佐賀・基山町勤労協(原) 結成45年。合併では「住みよい基山町をつくる会」を組織して活動。
◇鹿児島県連(中村) 昨年、平和センターを再編し「護憲・平和フォーラム」を結成。県内各ブロックも再編中。
◇長崎・大村地区勤労協(佐鋪) 5単協で組織。「きれいな水と命を守る大村市連絡会」の運動も。
◇熊本・豊野勤労協(東田) 結成40年。労済加入やフルーツ会員制度の活動。女性の感性生かして。
◇長崎・森岳勤労協(志岐) 九州勤労協集会を契機に09年結成。島原の6単協と共に活動。
◇熊本・岱明町勤労協(安田) 会報は月2回、650号に。夏休み算数教室は29年目を迎える。
◇福岡・ふるさと田川住民ネット(石松) 7単協で組織。市立病院を守り存続運動を展開中。
◇福岡・直鞍地区連合会(池田) 12単協で組織。憲法・平和運動や学校統合見直しの運動を展開。
(詳細は『九州勤労協連絡会議』24参照。092-633-3745)

■韓国併合100年をテーマに
静岡県連第48回研究集会
静岡県連の第48回研究集会は10月9日、静岡県勤労者総合会館で45名が参加し開催されました。静大非常勤講師で平和学を専攻し、映画「侵略」上映委員会代表でもある森正孝さんが、『韓国強制併合100年を迎える今』が講演。
(1)「韓国・朝鮮とは−強制併合の実態、
(2)欠落してきた植民地(責任問題)認識、
(3)百周年に際しての3つの課題(過去の克服・清算、日朝正常化、在日コリアンと日本人・日本社会のあり方)などの内容が説明され、今年こそ世界に先駆けて日本こそ「植民地主義克服」の元年とすべきではないか、と提起されました。
質疑の後、福井事務局長が「今日の講演で学んだことを勤労協運動の中で平和活動・平和への願いを市民に伝えていくことが大切」とまとめ、南薗副会長の閉会あいさつで終了しました。

■100名が参加し第16回フォーラム石川を開催
―石川県連
石川県連と金沢市勤労協連合会は10月30日、労済会館3階ホールで約100名が参加して第16回フォーラム石川を開催しました。今回のテーマは「新幹線と並行在来線を考える」。
金沢までの新幹線開業が近づき、地域の新たな活性化の起爆剤になることが期待されています。一方で、現在の北陸本線は特急列車の利用客が新幹線に移ることで利用客の大幅な減少や経営の厳しさが予想されています。県連と金沢市勤労協は並行在来線を守るとともに、新幹線開業を地域活性化につなげるには何が課題を考えようと、今回のフォーラムを企画しました。
勤労協としては初めての企画でしたが、県の交通政策担当課長・伊藤信一さんの講演は明快でわかりやすく、好評でした(写真・右)。質疑では、「これから、県が中心となる第3セクターに経営能力があるのか。JR西日本の本音は<儲かるところが重点。JRに残る七尾線も軽視>である。第3セクターと在来線を守るためには、JR西日本に経営実態をズバリ明らかにさせないとダメだ」など、きびしい指摘が相次ぎました。(写真・左)

■宮城県連幹事会の報告
宮城県連幹事会は9月18日、県自治労会館で斎藤副会長他10名が出席して開催され、以下のとおり確認されました。
(1)第25回熊本総会へは16名派遣を目標とする。特別報告「まちづくりと勤労協」は、村田勤労協が担当する。
(2)物資販売ー品目は讃岐うどん。10月初旬にとりくみ、70ケースを目標とする。
(3)来年の定期総会は村田で開催する。
(4)統一自治体選挙については次回幹事会で推薦決定を行う。
なお、各単協報告は以下のとおりです。
◆若林 10月の区民祭へ社民党・平和労組と出店の準備中。
◆石巻 県連総会後は北上川の清掃活動を行った。
◆小牛田 町の夏祭に出店したが、猛暑で人出も売上も半減。花ロードの手入れは毎月実施。
◆村田 24日に救援米の刈入れ。10月、町を挙げての陶器市に参加。11月は新そば祭り。
◆泉 8月の区民祭りには協賛会理事・運営実行委員に。18万人の人出で出店は完売。10月の食・緑・水のわいわい祭りには若林と合同で出店。12月は塩釜魚市場へ買い出しツアー。
◆若柳 8月―30名で青森ねぶた祭へ、9月―伊豆沼清掃、11月―旧若柳駅の清掃と親睦忘年会。

■10・24関東甲信越ブロック幹事会の報告
関東甲信越ブロックは10月24日、かながわ県民センターで幹事会を開催し、以下のとおり競技・決定しました。(仁方、長野、群馬、栃木が出席)
(1)第25回全国総会
参加人数は長野3、新潟3、栃木2、群馬2を確保し、全体で15名以上を目指す。神奈川の単協にも参加を要請する。日本勤労協派遣役員は新潟県連・梨本氏とする。
(2)第9回ブロック総会&役員交流会 12年6月23〜24日を予定。受入れ県は群馬。
(3)次回ブロック幹事会は来年2月に開催する。


来年6月19〜20日には熊本で第25回全国総会が行われます。日本勤労協第3回全国幹事会では、09年度につづき10年度の喜多方ラーメン物販のとりくみを決定しました。(8.25付日本勤労協発文参照)次期全国総会の成功と熊本県連・九州ブロックの受入れ準備を支えるため、目標達成に万全を期し、取り組んで頂くよう重ねて各県連・ブロックに要請致します。
販売品目 喜多方ラーメン 1箱6食入り (16箱で1ケース)
販売価格 1箱(6食入り)1,000円 1ケース(16箱)16,000円
販売期間 10年9月〜11年3月末の単年度
販売目標 各県連の割当は下表を参照下さい

◎ |
5月29日 |
佐賀県連再建総会 |
佐賀県職員互助会館 |
◎ |
6月13日 |
熊本県連第25回総会 |
熊本市労働会館 |
◎ |
10月9日 |
静岡県連第48回研究集会 |
静岡県勤労者総合会館 |
◎ |
10月15日 |
石川県連第3回代表幹事会 |
フレンドパーク |
◎ |
10月24日 |
|
かながわ県民センター |
◎ |
10月30日 |
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労済会館 |
|