No.90 2009年1月10日
■政治の流れを変えよう
日本勤労者協議会連合会会長 大沼信徳
■石川総会の成功へ物販目標を達成しましょう!
■ブロックの動き、県連の動き
●第14回フォーラム石川を開催
●焼津市勤労協リサイクルバザーに出店
■日本勤労協掲示板
発行●日本勤労者協議会連合会
Tel&Fax 054-273-5130
E-mail shizuoka@kinrokyo.net
新年あけましておめでとうございます。
昨年は、近年にない激動の1年だったと思います。わが国の経済は、アメリカのサブプライムローンによる世界的な金融不安や原油をはじめとする原燃料高、穀物価格の急騰などの影響を受け、景気の後退と物価上昇による家計の疲弊という厳しい状況になっています。
福田内閣は、こうした状況にもかかわらず、財政再建型のアプローチに固執し「消えた年金」や「後期高齢者医療制度」などの問題を積み残したまま政権を途中放棄しました。わが国の防衛の根幹である「文民統制」を否定する航空自衛隊の前最高幹部の発言、バラマキといわれる「定額給付金」に対し政府与党の方針が二転三転するなど、もはや誰が総理になっても自民党では国民に対し責任を持った政治を行なう資格も能力もありません。
小泉内閣の改革・規制緩和路線以降、わが国は弱肉強食・格差拡大の社会となり、それに追い討ちを掛けるかのように、経済不況による非正規雇用労働者を中心とする大量首切りが起きています。
日本勤労協は第23回青森総会以降、組織問題を抱えましたが、一定の集約をする中で、各県・ブロックの総会・研修会などを開催し『ふれあい・たすけあい・まちづくり』のスロ−ガンを合言葉に、さらに前進を確認しているところであります。
今年の日本勤労協定期総会は『第24回石川総会』を予定しています。いま政治状況は解散・総選挙含みで動いています。今日の情勢を変えるには、私たち自らが主張し行動しなければ展望は開けません。今度こそ政治の流れを変えるために、地域のあらゆる民主団体と連携・協力し、与野党逆転の報告が『第24回石川総会』で出来るよう奮闘しようではありませんか。
全国総会開催には物販活動が不可欠です。第3回幹事会で、例年同様、喜多方ラーメンの物販とりくみを決定しお願いしています。ラーメン以外の物販をとりくむ県連は、割当事業収入分を日本勤労協に直接納入することも確認しています。次期総会開催に向けた東海北陸ブロックと石川県連のとりくみを財政面から支えるため、各県連・ブロックは目標達成に万全を期し、とりくんで頂くよう重ねて要請致します。
◆現在のとりくみ状況を早急に日勤事務局に報告されるようお願いします!
■150名が参加し第14回フォーラム石川を開催
「能登半島地震の教訓から,地域の防災を考える」
石川県連の最大行事である第14回フォーラム石川は、県勤労協・白山市勤労協連合会合同で11月9日、白山市・市民交流センターで開催され(北国新聞社後援)、150名が参加しました(白山市60名、県内90名)。
今回のフォーラムは、能登半島地震など大規模災害の教訓から「地域の防災を考える」がテーマ。同地震で「全国で初めての福祉避難所」を設けた輪島市の河崎国幸(市職書記長)さん【左写真】からは、一般の避難所では生活が困難な高齢者が対象であること、利用状況や法的な位置づけなどが説明されました。
北村裕一(日赤防災ボランティアリーダー、救急指導員)さんからは「全国から集まったボランティアを住民の必要に応じて派遣する体験とボランティアの組織や派遣の仕方、1日の業務の流れ」を具体的に話され、。身近な被災体験だけに質疑・討論も熱心に交わされました。
■焼津市勤労協がリサイクルバザーに出店
昨年9月27日、市消費者展に焼津市勤労協も恒例のリサイクルバザーを出店。毎年まだ使えるオモチャ等を沢山の方から寄贈頂き開催。本年も大好評で売れ切れ、益金は市社協に寄附しています。
◎ |
第22回九州勤労協交流研究集会 |
10月18〜19日 |
島原市・海望荘 |
◎ |
第14回フォーラム石川 |
11月9日 |
白山市民交流センター |
◎ |
静岡県連第3回幹事会 |
11月22日 |
労福協会議室 |
◎ |
東海北陸ブロック幹事会 |
12月17日 |
福井県平和センター |
◎ |
石川県連第4回代表幹事会&新春の集い |
1月6日 |
金沢スカイホテル |
◎ |
日本勤労協第4回拡大幹事会 |
2月17〜18日 |
山代温泉・ゆのくに天祥 |
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