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日本勤労者協議会連合会
にほん勤労者ネットワーク

写真 No.89 2008年11月17日

東北ブロック第12回定期総会を開催

九州勤労協第22回交流研究集会、成功裏に終わる

08年物販の目標達成へ全県連でとりくもう!

ブロックの動き、県連の動き
●関東甲信越ブロック役員が決まりました
●山形で駅伝大会 11チームが健脚競う!
●40名が参加し静岡県連第46回研究集会開く
●群馬県連も新役員が決まりました
●勤労協活性化へ交流集会 山形県連総会で決まる

日本勤労協掲示板

発行日本勤労者協議会連合会
Tel&Fax 054-273-5130
E-mail shizuoka@kinrokyo.net

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憲法を護る

 日本勤労協東北ブロックは10月5〜6日、宮城県東鳴子温泉・高友旅館で第12回定期総会を開催しました。東北6県から各2名の代議員と8名の役員、合せて20名が参加。来賓として大沼信徳・日本勤労協会長、多名賀哲也・同事務局長、及川光行・県平和労組議長、岩淵義教・社民党県連副代表(県議)、星 秋雄・全労済県本部理事長が出席し、渡辺永喜・東北労金県本部長からメッセージが寄せられました。茂木ブロック会長と来賓の挨拶では、先の岩手・宮城内陸地震で大きな被害を受けた当地の復興支援と総選挙に勝利することが共通して強調されました。

 宇津井ブロック事務局長が決算報告、同会計監査報告、活動計画案、予算案、役員改選を報告・提案し、満場一致で承認されました。この後、各県報告が行なわれ総会を終了。引き続き、多名賀事務局長の講演「立地現地の脱原発運動と勤労協運動」があり、25年間の反原発運動の教訓、06.3.24金沢地裁判決の意義、生活者の視点から原発問題にとりくむことなどが話されました。夜の懇親交流会では、参加者の紹介を中心に親交を暖め、来年開催の石川総会にブロックとして40名の参加を目指すことも確認しています。

◆ブロック役員は以下のみなさん
▽会長 茂木憲夫(福島)
▽副会長 佐藤浩良(山形)
▽事務局長 宇津井賢一(宮城)
▽幹事 高柳勇(福島)・小野正一(宮城)
中田広昭(青森)・工藤新一(秋田)・佐藤淳一(岩手)
▽監査 石川武治(青森)・川口充律(山形)

<6県の現況報告の要旨>

◆宮城(小野事務局長) 会員が高齢化し、若い世代の獲得が課題。県連財政は物販と平和労組の助成金が主体で、各単協の会費上納がないのが問題。各単協はアジア・アフリカ救援米運動・清掃奉仕・平和映画上映会を共通してとりくみ、自治体・地域団体と連携して祭りやまちおこし行事に意識的に参加している。
◆福島(高柳事務局長) 総会は隔年。無い年は学習会を開催。県連財政は物販が大半。県民の医療を守る県民会議、産廃処理場反対運動にとりくむ。飯坂は35周年で冊子作成した。
◆山形(和田会長) 停滞打開のため総会以外に交流会を来年5月に予定。9条の会など憲法ネットと県勤労協駅伝大会(23回目)に力を入れる。日勤とブロックの物販が毎年あるのは検討を。
◆秋田(工藤・県平和労組事務局長) 県連未結成だが、機を見て一気に作りたい。現在は衆院選、とくに選挙区で勝利するためのとりくみに集中している。
◆青森(脇谷) 開店休業の単協が多いが、全国総会の余韻が残る年内に総会を開催。前事務局長の奈良岡氏が県議に当選し県連会長になった。新体制でがんばりたい。
◆岩手(佐藤・平和センター事務局長) 地域に勤労協が複数あり親睦交流を行なっているが、センターと連携できていない。そのため県連結成をセンターの課題と位置付けている。

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憲法を護る

 第22回交流・研究集会は10月18〜19日、島原市・海望荘で九州各県から活動家110名が参加し盛大に開催されました。研究集会は22年目を迎え、各地に組織化と運動の活性化がはかられ、九州の勤労協運動はゆるやかでも発展してきています。また、各地の経験交流を通じて、まちづくりの住民運動へ脱皮していることが確認できました。

 集会の議長に島原市有明勤労協の森山一秀氏を選出。九州勤労協代表委員の江藤浩道さんが「この21年間、九州勤労協は皆さんの努力によって住みよいまちづくりの運動として発展して来ました。この研究集会で各地の優れた運動の経験と教訓を学びあい、今後の活動に活かして生きたいものです」と主催者あいさつ、地元・長崎県連会長の吉崎英智さんが歓迎あいさつ、来賓として社民党島原市委員長の松本匠さんから激励あいさつがありました。そのあと、九州勤労協事務局の高崎新さんから「交流・研究集会基調」が提起されました。

 記念講演では、松生一茂さん(農業生産者)から『食の安全と地域づくり』をテーマに、自ら「安心野菜の農園」を営むとともに「NPO法人・がまだすネット」を組織。農業者の仲間と有機農業で安全・美味しい農産物を栽培し、体験型農園で都市住民を受け入れていることや、農業・観光・経済・政治・環境など自らの体験の中での視点が語られ、勤労協運動にも参考になるものでした。自分も勤労協に参加したいとの考えも述べられました。

 その後、2勤労協からの活動報告が行なわれ1日目の日程を終了。夜は参加者が一同に会して夕食・交流会で、楽しいふれ合いがもたれました。2日目は8勤労協の活動報告と討論が活発に行われ、まちづくりめざす多彩なとりくみ、住民と連帯した活動が展開されている多くの経験が報告されました。代表委員の福永宗郎さん(鹿児島県連)が討論をまとめを行い、最後に次期第23回交流・研究集会の受け入れ県である熊本県連の矢野俊雄事務局長から決意と閉会あいさつがあり、団結頑張ろう3唱で全日程を終了しました。なお、2011年に開催される第25回全国総会については、熊本県連が受け入れることも確認されています。

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物販
喜多方ラーメン

  07年度物販事業は、前号で1,923箱(達成率=88.4%)と報告しましたが、その後に佐賀県から64箱の割当事業収入分が納入されました。従って、1,987箱(達成率=91.3%)となります。完全達成いただいた九州ブロックのご努力に感謝致します。  

 9月以降は08年度物販活動が始まります。来年の石川総会の成功のため、各県連・ブロックは目標達成に全力を上げて頂くようお願い致します。
(9.1付けで各県連・ブロックに発文済み)

喜多方ラーメン

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ブロックの動き、県連の動き

■関東甲信越ブロック役員が決まりました

6月のブロック総会で未決定だった役員がこのほど決まりました。

▽会長 菅谷文利(栃木)
▽副会長 梨本重雄(新潟)南雲鋭一(群馬)
▽事務局長 清水可晴(長野)
▽会計 吉岡晴夫(長野)

ごあいさつ  菅谷文利会長 

  本年6月7〜8日の両日開催されたブロック総会において会長に就任しました、栃木県連会長の菅谷文利です。勤労協運動発展のために微力ながら大任を努めさせて頂きます。関東甲信越ブロックは、組織的に神奈川県連の脱退で縮小を余儀なくされましたが、4つの県連が結束し運動を継続しようと確認したところです。このほど新体制を構築することができましたので、ご報告するとともに、日本勤労協石川総会に向けて準備を進めたいと考えております。政治経済情勢が混沌としている中、勤労者が安心して暮らせるまちづくりへ懸命に取り組む所存であります。今後のご支援とご指導をお願い申し上げ、就任のごあいさつとさせていただきます。

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■山形で駅伝大会 11チームが健脚競う!

山形県連 山形県勤労協は11月18日、23回目の駅伝大会を開催した。この大会は23年前、「国際平和祈念・勤労協駅伝大会」としてスタートした歴史あるもの。当初は各地区持ち回りで開き、参加チームも15〜17と広がりを見せていたが、交通量の増大を理由に県総合運動公園集会コースに変更し、最近は10チーム前後が参加している。大会は平和センターや県マスターズ陸上競技連盟の全面的な協力で運営されており、参加選手も県縦断駅伝大会の出場選手もいるほどで、水準の高い大会として認知・注目されている。

 今年も駅伝シーズンとはいえ寒風吹き抜ける中、時折日差しが差し込む陸上競技場メイン会場を発着地に、県内11チームが参加し健脚を競い合った。3km⇒2km⇒5km⇒3km⇒5kmの計18kmを5人のランナーが襷を繋ぐ(2kmは女子)。

 優勝・鶴岡チーム59分37秒、準優勝・酒田チーム1時間5分22秒、3位・山形市職チーム1時間5分41秒、そのほか区間賞の5人にそれぞれ優勝カップと賞品、メダルが授与された。 おにぎりと豚汁で空腹を満たし交流を深めた後、解散。参加者は最も楽しみな、各地域での総括会議へ帰路を急いだ。山形県勤労協の最大事業として今後とも継続発展を期待する。
(山形県連・佐藤浩良)

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■40名が参加し静岡県連第46回研究集会開く

静岡県連

 静岡県連第46回研究集会は9月27日、静岡市内の静岡労政会館で40名が参加し開催されました。岡本会長のあいさつの後、(社)静岡県環境資源協会事務局長の平井一之さんが『地球温暖化を考える』をテーマに講演。平井さんは、「(1)温室効果のメカニズム・温暖化の原因、(2)温暖化がもたらす深刻な将来の影響、(3)世界と日本の排出量の推移、(4)将来の排出削減の可能性、(5)温暖化防止の鍵を握る京都議定書、(6)家庭できる温暖化対策」などについて説明し、『今、私たちにできることは何か?』を考え、積極的に環境活動にとりくもうとよびかけました。

 参加者から若干の質問の後、堀内事務局長から「環境問題を前進させるため、学ぶことと行動を一体化し、地域住民活動を組織化し、自治体との共同行動をつくり上げていこう」とのまとめがあり、研究集会を閉会しました。

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■群馬県連も新役員が決まりました

 7月7日の群馬県連第16回定期総会では、新役員が未決定でしたが、9月1日の県連幹事会で新役員及び事務局が決定しました。

▽会長 南雲英一(渋川市北橘町勤労協)
▽事務局長 宮川邦雄(群馬一般労組)

退任ごあいさつ 前会長・関口文雄
 
02〜08年の今日まで長きにわたりご指導いただき、有難うございました。厚く御礼申し上げます。今後は、いま課題になっている新勤労協設立(太田市と合併して3年経過し、旧尾島町・新田町・薮塚町の3勤労協の統合)に力を注いでいきたいと思いますので、今後ともご指導・ご鞭撻よろしくお願い致します。

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■勤労協活性化へ交流集会−山形県連総会で決まる

 山形県勤労協第23回定期総会は10月17日、南陽市赤湯温泉「むつみ荘」で開催された。和田会長はあいさつで、「勤労協運動の重要性が増しているのに県連・各地域勤労協とも元気が無い。今日の総会では本音で語り合い活性化を取り戻そう」と訴えた。来賓の布宮・平和センター事務局長、山崎・社民党県副代表も「勤労協の組織・運動作りに協力していく」と表明された。

 討論では組織の弱体化、財政難など活動の悩みが率直に語られた。以前は、地域に学校・郵便局・役場が必ずあって地域活動があり、横のつながりも強かった。地域の課題と住民要求も実現でき、勤労協の認知も難しくなかった。しかし、今日の情勢の中で、国・市町村を含め組織の統廃合が進み、勤労協組織も脆弱になってしまった。県勤労協は現状を率直に受け止め、組織の活性化をめざして来年5月に、平和センターの協力も得て「交流集会」を提起し、満場一致確認された。地域労働運動とあわせ勤労協活性化のため活発な交流が期待される。
(山形県連・佐藤浩良)

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群馬県連第16回総会

7月7日

前橋市勤労福祉センター

石川県連第3回代表幹事会

9月30日

フレンドパーク

山形県連第23回総会

10月17日

南陽市赤湯・むつみ荘

山形県連第23回勤労協駅伝大会

11月8日

総合運動公園

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