No.81 2007年8月8日
■積年の地方切捨て、生活破壊に大きな反撃!
参院選―与野党逆転勝ち取る
■06年度物販とりくみ結果の変更
■ブロックの動き、県連の動き
●りんごの木が結ぶ浜松市と長野県・阿南町
●長野県連第45回総会
●東海北陸ブロック第2回幹事会
■日本勤労協掲示板
発行●日本勤労者協議会連合会
Tel&Fax 054-273-5130
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■参院選―与野党逆転勝ちとる!
積年の地方切捨て、生活破壊に大きな反撃
安倍首相は重要法案の在庫一掃と投票率低下をねらって実施を1週間延長しましたが、投票率は58.64%と前回を2%上回り、過去のジンクスを破りました。自民党は歴史的大敗を喫し、初めて参院第1党の座を明け渡す結果となりました。投票率低下の中で有効だった自公協力も今回、力を発揮できず、公明党も敗北しました。
小泉・安倍政権6年間の格差社会激化・地方切捨ての勝ち組政治に対し、国民は初めて「暮らしが大事」と審判を下しました。教育基本法改悪、国民投票法などの強行可決―戦後レジーム打破という安倍首相の「実績」も明白に不信任されたと見ねばなりません。民主党がその受け皿となりました。逆に民主党は、本当に「生活が第一」の政党に変われるのか、実行できるのかが試されます。勤労協も改めて地力を強化し、新しい情勢に対応できる地域運動を発展させていきましょう。
日本勤労協は参院選に当たり、「比例代表は社民党。選挙区は与野党逆転を基本に県連で推薦を決定する」という方針で臨みました。社民党が2大政党の狭間で伸張できなかったのは残念ですが、自民党と積年の悪政に対する反撃は始まりました。各県連のとりくみに敬意を表する
■06年度物販とりくみ結果の変更
前号(80号)の最終報告の後、佐賀県連から目標割当収入分の納金がありました。ありがとうございました。
この結果、達成数合計も1,814から1,878に増えます。
■りんごの木が結ぶ浜松市と長野県・阿南町
浜松市勤労協では、今年も「りんごの木オーナー開園式」が5月13日長野県阿南町新野高原で開催。浜松市勤労協の構成組織のひとつである天竜勤労協から6家族、20名が参加しました。お目当ては同勤労協オーナー契約を結んでいる6本のりんごの木。
りんごの花は、満開を過ぎていましたが、過去2年、台風の被害もなく豊作でしたが今年はどうなるか期待しながら参加者は熱心に花摘み作業に精をだしました。
(他県との継続した交流をつづけている珍しい一例として紹介しました:編集部)
■長野県連第45回総会―参院選支援、青森総会参加など決定
長野県勤労協第45回定期総会が6月17日、岡谷市総合福祉会館で代議員・役員20名が出席し開催された。06年の総括として、村井知事が誕生できたこと、新知事に県政要求を提出し社会部長交渉を実施したことなどを報告し承認された。
07年度運動方針は、(1)組織の拡大と県政要求を重点にとりくむ、(2)7月の参院選では連合、労組会議と連携して与野党逆転をめざす勢力を支援すること、(3)11月10〜11日の関東甲信越ブロック研修会の受け入れに万全を期す、(4)青森総会に5名以上参加する、(5)喜多方ラーメンの物資販売に取り組む―ことなどを承認した。
(事務局長・清水可晴)
■東海北陸ブロック第2回幹事会―全国総会への体制きめる
東海北陸ブロックは6月20日、福井市の平和センターで本年度第2回幹事会を開催しました。
はじめに、水上事務局長からブロック会計の執行状況の報告の後、第23回全国総会への参加体制と総会での役割分担、役員体制について協議しました。参加数は静岡15、石川20、富山・福井各10−計55名を目標にとりくむ、役割分担では総会議長を次期開催県として石川県が担当するほか、第2分散会の座長と記録を富山県が担当することとしました。
役員体制では石川県・多名賀を引き続き日勤事務局長に推薦。退任予定の堀田副会長に替えて、富山県の酒井さんを副会長に推薦することも併せて決定しました。
また、ブロック内各地区勤労協の活動交流会は3回目を迎えますが、全国総会が9月にずれ込むことなどから07年中の開催をやめて、08年に富山県で開催されるブロック総会と併せ、富山県で交流会を開催することで検討することにしました。
●第23回青森総会で再会しましょう!
●と き 9月9日(日)午後2時〜10日(月)午前11時半
●と こ ろ 青森市浅虫温泉「浅虫観光ホテル」
◆参加者氏名報告を急いで下さい!
◎ |
宮城県連第16回定期総会 |
6月23日 |
自治労会館 |
◎ |
石川県連第2回幹事 |
7月2日 |
労済会館 |
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