No.77 2006年11月6日
■全国総会の成功へ!東北ブロック第11回総会開く 自治体選挙に勝ち抜き全国総会を迎える
■全国総会へ45名の派遣決める 東海北陸ブロック第1回幹事会
■飯坂線踏切の安全対策へ沿線勤労協のとりくみ
■<青森総会の成功へ物販目標を達成しましょう!
■ブロックの動き、県連の動き
●市内8ヶ所で親子映画会 掛川市勤労協
●静岡県連第2回幹事会、第44回研究集会開く
●石川県連が第25回研究集会 体験田に170名
●憲法ネット・物販・駅伝大会に全力 山形県連が第21回定期総会
●仙台圏7単協交流会、宮城県連幹事会開く
●対県要求書まとめる。知事選も総括―長野県連第1回幹事会く
■日本勤労協掲示板
発行●日本勤労者協議会連合会
Tel&Fax 054-273-5130
E-mail nihon@kinrokyo.net
東北ブロックは10月7日、6県の代議員20名が出席し、岩手県労働福祉会館で第11回定期総会を開催しました。
これまで東北はブロック総会を毎年開催してきましたが、来年は青森で全国総会が開かれるのを機に隔年開催とし、
- 次の12回総会は08年開催とし会計年度を変更、
- 開催県の持ち回りと代議員旅費のプール制を継続することを確認。
併せて、05年決算と監査報告、06〜07年度予算も承認されました。
自治体選に勝ち抜き全国総会迎える―青森から決意表明
総会は岩手の斎藤さんを議長に選出。茂木憲夫ブロック会長と大沼信徳・日本勤労協会長があいさつし、青森県連の第23回全国総会受け入れに感謝の意を表しました。また、小野務・県労福協事務局長、本宮秀孝・社民党県連選対委員長、中村亭・県平和センター副議長が来賓あいさつを行いました。
6県の活動交流の中では、青森県連から「交通の便は多少悪いが浅虫温泉と決まり、全国総会の準備に入っている。10月の青森市議選、来年1月の五所川原市議選、統一自治体選と続く。いずれも勤労協の仲間が出馬するが、青森市議選に県連会長の小笠原氏、県議選に青森市で県連事務局長の奈良岡氏、上十三地区で北山氏が挑む。勝利して全国総会を迎えられるよう頑張りたい」と決意表明がありました。物販目標を達成し、各県からこぞって青森へ参集しましょう。
■全国総会へ45名の派遣決める―東海北陸ブロック第1回幹事会
【第2回ブロック内交流】 金沢・長田勤協のグループホーム等を視察
東海北陸ブロックは9月7日、福井県平和センターで第1回幹事会を開き、2回目のブロック内交流会を10月28〜29日に金沢で行うことを決めました。
来年の青森総会については、
(1)ブロックとして45名の参加を確保する(北陸3県で30、静岡15)
(2)09年の第24回全国総会は石川で受け入れる−ことも確認しました。
第2回ブロック内交流には静岡・福井・富山から14名、石川は県連と金沢の役員9名が参加。
フレンドパークで活動交流を行い、長田勤労協の稲荷諭さんからグループホーム「夢の里」の説明の後、金沢駅近くにある「夢の里すみよし」とパソコン教室を視察しました。
ホーム建設には大変な準備を要し、市議団の協力も大きかったとのこと。パソコン教室はマンツーマン方式で好評です。翌日は金沢城などを見学しました
■飯坂線踏切の安全対策へ沿線勤労協のとりくみ 福島県
全国総会で報告された福島県連の飯坂線沿線勤労協の運動には、幾つか問合せがあり関心がよせられています。そこで、県連ニュースから抜粋し紹介しておきます。
★経過
私鉄飯坂線は福島駅と飯坂温泉駅を結ぶ9.2`の単線。74ヶ所の踏切中、警報機や遮断機のない踏切が35ヵ所もあり、また作場道(さくばみち)も11ヵ所あり、89年から死亡事故5件、踏切事故22件が発生して大変危険な状態でした。
★具体的行動
99年3月、福島交通の沿線各支所に対応する清水・笹谷・飯坂の各勤労協が「飯坂沿線連絡会」を結成し関係労組を含め安全対策を求めてきました。現地調査・ビラ配布・福島市と市議会への要望や請願行動などを粘り強く繰り返しました。
★現状と評価
02〜05年度までに5ケ所に遮断機と警報機を設置、作場道は廃止8ヶ所、廃止3ヶ所を実現させました。また、05年2月には連絡会として、06年以降の踏切安全対策とバリアフリーに関する要望書を福島市長に提出しています。同じ課題をかかえる勤労協が協議会を作り6年間にわたってとりくんだ結果、大きな成果をあげています。
■青森総会の成功へ物販目標を達成しましょう!
全国総会開催には物販活動が不可欠です。第3回幹事会では、昨年同様、喜多方ラーメンの物販にとりくむことを決めました。喜多方ラーメン以外の物販をとりくむ県連については、割当事業収入分を日本勤労協に直接納入することも確認しています。広島市安佐南勤労協から下記のたよりも届いています。総会成功へ各県連・ブロックは目標達成に万全を期し、とりくんで頂くよう重ねて要請致します。
- 販売品目 喜多方ラーメン 1箱7食入り 16箱で1ケース
- 販売価格 1箱(7食入り)1,000円 1ケース(16箱)16,000円
- 販売期間 06年9月〜07年3月末の単年度
- 販売目標 目標数は箱数です。ケース単位(16箱)で申し込めば送料無料
喜多方ラーメン物販をテスト的に取り組んでみますので1ケースお送り下さい。4月の統一自治体選挙に勝利し、青森総会にはぜひ参加したいと思います。共にガンバリましょう。
広島市安佐南区勤労協 広島市議・田尾健一 |
■市内8ヶ所で親子映画会―掛川市勤労協
静岡県掛川市勤労協は8月19日〜25日にかけ、市内8ヵ所で夏休み親子映画会を開催。各会場では大勢の親子連れ市民が参加しました。上映フィルムは記録映画=ヒロシマ・ナガサキと「にんげんをかえせ」。アニメ=ジャングル大帝、姥すて山など4本程度を上映。上映の合間では県教組小笠支部の協力でクイズ、ゲームの実施や絵本を使って平和の話をしていただくなど交流を深めました。
■静岡県連第2回幹事会、第44回研究集会開く
静岡県連は9月11日、労福協会議室で第2回幹事会を開催し、
(1)第2回ブロック交流会への参加、
(2)連合・労福協提唱のライフサポートセンターに正会員として加入、
(3)第23回全国総会には15名を派遣、(4)米軍の東富士砲撃演習に反対する県民集会、9条の会の街宣への参加―などを決定。
9/14東富士の集会には清水、三島など中・東部の勤労協を中心に参加し、9/23護憲街宣には清水地区を主体に参加しています。
9月30日には静岡労働会館で第44回研究集会を開き、池田昌史・静岡県教組副委員長が教育基本法を巡る情勢について、加藤清・県労福協事務局長がライフサポートセンター設立の意義について、午後は福山真劫・平和フォーラム事務局長が平和基本法と平和条例について講演しました。なお、福山氏の講演は9条の会と合同で開催したものです。
また森町勤労協が8月20日にクリーンキャンペーンを行い、静岡新聞に報道されています。(右の記事)
■石川県連が第25回研究集会。体験田には、のべ170名が
第25回研究集会は9月9日、内灘町福祉センターで14単協・45名が参加し開かれました。
愛知県音羽町で漬物屋「道長」を経営する石川豊久さんが講演【写真左】。
GM(=遺伝子組み換え)作物が自然環境と健康に及ぼす影響と特定企業による世界各国の食糧と農業の支配を引き起こす危険性を説明し、輸入港の四日市港周辺でGMナタネが輸送路の国道23号沿線に拡散・自生して交雑の危険が迫る実態が詳しく報告されました。
この後、かほく・小松・羽咋・志賀・白山・津幡・内灘・七尾の8市町勤労協が活動報告。翌日は第3回代表幹事会を行い、
(1)10/28〜29ブロック交流会(4役と金沢で対応)・11/18第12回フォーラム石川・年末物販に全力を上げる、
(2)青森総会には20名の参加をめざすことなどを決めました。
また、小松市勤労協主催の「ふれあい体験田」は9月2日、30度を越す真夏日の下、子どもたちも含め50名が参加。市内河田町の生産調整田に植えられ見事に穂をつけた「ゆめみずほ」の稲刈りに汗を流しました。金沢では23日、「食とみどり、水を守る県民会議」が主催する牧山町での稲刈りに120人の親子連れが参加。市勤労協事務局次長で、地元の生産者でもある山本英一さんの指導で「こしひかり」2百`を収穫しました。【写真右】小松、七尾の収穫と合わせ来年早々、マリ、カンボジアに送られます。
■憲法ネット・物販・駅伝大会に全力―山形県連が第21回定期総会
山形県勤労協連絡協議会第21回定期総会が9月29日、山形市ウエルハートピア黒澤で開催されました。
経過では
(1)第20回勤労協駅伝大会は10チーム・50名が参加したが、全地区からの参加を要請したい、
(2)各単協参加の交流会は実施できなかった、
(3)会長・副会長で米沢地区へオルグに入り会費納入促進と活動活性化で意見交換した、
(4)飽海地区の平田・松山・八幡各町の勤労協が解散しており組織実態の点検が必要―と報告されました。
活動方針では、
(1)9条の会・憲法ネットワークに個人加入をすすめ「10/21改憲阻止県民集会」に参加する、
(2)県連・ブロック・日勤の財政確立へ讃岐うどんの物販を行う、
(3)11/25第21回駅伝大会成功へ全力をあげるーことなどが決まりました。
夜は懇親会をもち交流を深めています。 なお、役員は以下の皆さん。
▽会長・和田栄次郎(山形) ▽副会長・新田栄智(真室川)、安達正(鶴岡)、佐藤浩良(平和センターー) ▽事務局長・布宮孝(平和センター)、同次長・川口充律(社民党)
■仙台圏7単協交流会、宮城県連幹事会開く
仙台圏内の各単協は9月10日、黒川郡勤労協が世話人になって「仙台圏交流会」を開催。来年3月から廃止になる「くりはら田園鉄道」に乗り、地域への公共交通の果たす役割などを学ぶ目的で5単協40名が参加しました。
9月16日に自治労会館でもたれた宮城県連幹事会では、
(1)青森総会へ25名参加をめざす、
(2)物販は年内に讃岐うどん80ケースを達成する、
(3)10/7ブロック総会への代議員派遣、
(4)平和運動に勤労協はもっと参加し存在意義を高める―ことなどを確認。
また、以下の10単協の活動報告もありました。
▼名取市―地元町会の協力も得て10/1に空港周辺の清掃奉仕、
▼村田町―民話の里の集い、ほたる鑑賞会、蕎麦の花見の各企画に中心的に参加。陶器市に出店、
▼子牛田町―おべんこ祭に参加と花壇清掃、
▼石越町―平和映画会、原水禁大会に4名派遣、くりでんに乗る会を予定、
▼若柳町―山形・花笠祭に46名で参加、
▼石巻市―北上川清掃奉仕、秋に自然観察会
▲若林区―区民祭に毎年参加、その他の地域イベントにも行政から参加要請あり、
▲太白区―老人施設への奉仕活動等が停滞しており活性化を検討中、
▲泉区―8月の区民祭に出店し年間活動費を捻出できた。食・緑・水の「わいわい祭」にも出店予定、
▲黒川郡―4,5年休眠したが町議と労組役員等で建て直し、先の仙台圏交流会では世話人単協に。(以上4つは仙台圏)
■対県要求書まとめる。知事選も総括―長野県連第1回幹事会
長野県連は10月15日、岡谷総合福祉会館で第1回幹事会を開き、県政アンケート調査に基づき要求書をまとめた。
また県政転換を求めてたたかった知事選は、県勤労協が支持した村井知事の誕生を評価・総括すると共に、市町村が主役の県政を展望するために、労政対策を含む9項目を要望することも決定した。
また、来年の全国総会に向け物資販売を各単協に割り当てとりくむことを確認した。次回幹事会は村井知事との懇談会を設定することも確認した。(清水可晴)
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◎東海北陸ブロック第1回幹事会
◎静岡県連第2回幹事会
◎宮城県連幹事会
◎福島県連第1回幹事会
◎山形県連第21回定期総会
◎静岡県連第44回研究集会
◎第20回九州勤労協交流・研究集会
◎長野県連第1回幹事会
◎東海北陸第2回ブロック内交流会
◎石川県連第12回フォーラム石川
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9月7日
9月11日
9月16日
9月18日
9月29日
9月30日
10月14〜15日
10月15日
10月28〜29日
11月19日
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福井県平和センター
静岡県労福協会議室
宮城県自治労会館
ウエルハートピア黒澤
静岡労働会館
※次号に詳報
岡谷総合福祉会館
金沢市内
七尾ワークパル
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