No.129 2016年1月13日
■2016年 年頭にあたって 発行●日本勤労者協議会連合会 ご家族お揃いで、佳き新年をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。 昨年の9月、安倍政権が提案する「戦争法案(安保関連法案)」は、国民の70%が反対し、連日にわたり国会を取り囲み廃案を求める運動や、全国各地で抗議の運動が展開されました。しかし、自公政権は、世論を無視し衆・参議院で強行採決しました。 この法案の狙いが「戦争する国」づくりであり、自衛隊が海外で戦争行為の出来るようになった事は、日本を戦場にすることに繋がりかねません。国民は、第二次世界大戦の終結から70年、敗戦で焦土となった日本を国民の努力で民主社会と繁栄を築いてきました。しかし、安倍総理は、その姿を変えようとしています。 また、原発の再稼動、沖縄の辺野古基地の建設など、多くの反動政策を行っています。安倍首相は景気が良いと言っていますが、事実は2四半期続けてマイナス成長です。参議院選挙対策として「財政のばらまき政策」を行い、国民の人気取りに「地方再生戦略」を進めていますが「地方分権」の理念は全くありません。また、TPP問題で農民の不満の声を補助金交付で押さえ込もうとしています。 そして、消費税の引き上げをする反面、大企業には法人税の大幅な引き下げを計画しています。財界と取引し、その見返りとして企業献金は22億円と、政権を失う前の額にもどっています。更に、「マイナンバー制度」を導入していますが、国民の理解も得ずに、1枚のカードで個人の情報をすべて国や自治体によって管理される日が来ています。 これらの反動政策を阻止するためには、本年7月に実施されます「参議院選挙」で、自公政権をなんとしても過半数割れに追い込む必要があります。私たちがめざす社会は、『参加・自治・分権・自然と共生』の地域社会です。新しい価値観に基づき住民を主体にした社会システムに転換し、住みよい地域を創ることにあります。 そのためには、健全な住民運動があって、初めて実現するものです。そこに、住民運動を理念とする勤労協運動の存在意義があるのです。新しい年を迎え、勤労協づくり、運動づくりを全国すべての市町村で展開しましょう。 東海・北陸ブロック 幹事会報告 12月22日(火)13:00から福井県連事務所において東海・北陸ブロック幹事会を開催し、第11回総会及びブロックの課題について協議、確認したので以下の内容について報告します。 ▼出席者 【1】東海・北陸ブロック第11回総会について 12月22日(火)13:00から福井県連事務所において東海・北陸ブロック幹事会を開催し、第11回総会及びブロックの課題について協議、確認したので以下の内容について報告します。
(1)日時 2016年5月29日(日)14:00〜30日(月)11:30
【2】ブロック会議会費(年額10,000円)は3月末までに納入する。 富山県勤労協 第28回総会 盛会に終わる 富山県勤労協は、11月24日(火)午後6時30分より、自治労とやま会館3階301会議室で、第28回総会を開催しました。会長挨拶、来賓挨拶のあと、2015年度活動報告、会計決算報告、監査報告がありました。その中には、6月に行われた山形県天童市での日本勤労協第27回総会についても報告がありました。 議事の2016年度活動方針案では、富山県勤労協がめざす運動の基調として(1)地域社会の変化に対応する住民運動を作り上げる(2)勤労協組織の強化・拡大に取組むという項目を掲げました。また、諸活動としては(1)スポーツやリクレーション等の親睦活動(2)労働福祉事業団体の諸活動の推進と市民団体との共同行動(3)日本勤労協東海北陸ブロックの諸活動への参加や教育・文化活動(4)国政や自治体選挙での必勝を目指しつつ、自治体交流やネットワークに参加し、暮らしと社会を良くする運動をすすめる、などの提案がされました。そのあと、2016年度会計予算と役員選出があり、満場一致で決定しました。 そのほか予算、規約改正、役員改選(全員留任)などがあり、すべて満場一致で承認されました。この後、各単協の活動や問題を順次発言し、参加者は交流を深めました。なお、県議選について社民党若林支部代表・斎藤重光氏より、本多県議の健康状態による立候補断念と後継者づくりの作業が実を結ばなかったことについての経緯が報告されました。
▼2016年度役員 (富山県勤労協第28回総会議案書より) 石川県勤労協 石川県への要望書提出 10月22日石川県に対して、新規3、継続11の14項目の要望を提出しました。窓口の労働福祉課が関係部署の見解を取りまとめ、回答があります。 新規の要望
憲法記念日「石川県憲法を守る会」の集会 11月3日、金沢市いしかわ四高記念公園で「石川県憲法を守る会」の 集会・デモ参加いたしました。「戦争法」の廃案を勝ち取ること、施行実施がどのようなものになるのか監視を強めていくことを意思統一いたしました。 第21回フォーラム石川IN白山 「今後のまちづくりを考える」をテーマに11月7日(土)に白山市労働会館(おかりやプラザ)2階大ホールで、石川県勤労者協議会連合会・白山市勤労者協議会連合会の主催で、80名が参加して開催されました。 講演では、【1】古河尚訓氏(元白山市議)による「白山手取川ジオパーク」への期待感と可能性(1)ジオパークとは(2)ジオパークが白山市の「看板事業」になるまでの経過(3)なぜジオパークを提言したのか、今後の課題は何か 【2】山田憲明氏(白山市長)による「白山市のまちづくり」(1)市政のテーマ「対話と参加」(2)合併特例債バブル後の財政(3)少子高齢化の進行と対応(4)市としての魅力を高める(5)近隣市と連携で(6)市政・企業・市民一体の豊かなまちづくりについて、それぞれ1時間ほど語っていただきました。 (石川勤協連情報 No.188 フォーラム報告集より抜粋) ◆この欄で各単協や地区勤労協の活動を紹介していきます。投稿は最大限、掲載したいと思いますので、原稿をお寄せ下さい。 ◆日本勤労協のホームページを活用して下さい! 勤労協ネットワークはカラー版で掲載され、各単協の活動内容も最新の情報が写真入で入手できます。インターネットで≪日本勤労協≫と検索ください。 |
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