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日本勤労者協議会連合会
にほん勤労者ネットワーク

122号目次No.122 2014年11月27日

第51回護憲大会へ参加して

ブロックの動き・県連の動き
 富山県勤労協
 石川県勤労協

交流ひろば
 河東町勤労協(福島県会津若松市)
 勤労協会津若松市連合会
 宇都宮市雀宮勤労協


発行日本勤労者協議会連合会
Tel&Fax 054-273-5130  E-mail shizuoka@kinrokyo.net

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 2014年11月1日〜3日、岐阜市「長良川国際会議場」で約2000名が参加して開催されました。

 本大会の課題は安倍自公政権が進める「集団的自衛権を認める閣議決定」に見られる、平和憲法を破壊し戦争のできる国にしていく路線に対する運動の構築をどう図っていくかが問われる大会となりました。

 2015年は戦後70年を迎えます。平和、民主主義、憲法理念の実現などが危機にさらされています。運動の枠組みを大幅に拡大していく必要があります。

 安倍政権が目指す村山談話・河野談話の見直し、靖国神社参拝、特定秘密保護法の制定、武器輸出三原則の見直し、沖縄・辺野古への基地建設の強行、集団的自衛権行使容認の閣議決定を通じて日米防衛ガイドラインの見直しから米軍の世界的軍事行動に自衛隊が共同戦線できるよう検討されています。更に福島第1原発事故の原因も究明されない中で原発の再稼動を具体化しようとしています。

 このような安倍政権が目指す「戦争する国への暴走」に危機感を感じています。いずれも国民には支持されてはいません。特定秘密保護法による知る権利の封殺、集団的自衛権行使により、他国における米軍との戦闘行動、憲法改正、原発再稼動に対する国民の反撃の行動が巻き起こっています。

 私たちは連帯の輪を拡大し「さよなら原発1000万人アクション」「戦争をさせない1000人委員会」を基本に全国各地から運動を巻き起こしていくことを確認しました。戦後70周年は平和憲法を支えてきた先輩たちの運動を引き継ぎ、戦線を拡大できるかが問われる年となります。平和憲法を守り民主主義と生活を守るため共に頑張りましょう。

日本勤労協"

「戦争をさせない」
私たちは平和主義を、そして命を守ります!
憲法理念の実現をめざす第51回大会要項

【11月1日・土】
■オープニング 今里哲さん(シャンソン歌手)
■開会総会
■シンポジウム
戦後70年に向けて、私たちが確認しなくてはならないもの
〜歴史認識・憲法・沖縄・脱原発〜

【11月2日・日】
■分科会
非核・平和・安全保障
地球環境−脱原発に向けて
歴史認識と戦後補償
教育と子どもの権利
人権確立
地方の自立・市民政治
憲法
■フィールドワーク
世界遺産 白川郷合掌造りと高山市内観光
可児市久々利地下工場跡と中山道・馬籠宿
■ひろば
男女共同参画(女性と人権)
オスプレイ・低空飛行問題全国交流
超深地層研究所を考える
■特別分科会/運動交流
憲法・脱原発など全国規模の運動のあり方を協議
■関連企画
岐阜空襲パネル展
11・1憲法・平和を守る1000人集会

【11月5日・火】
■閉会総会
■大会アピール

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ブロック報告

富山県勤労協

第27回総会を開催しました

 11月19日(水)18:00〜自治労とやま会館3階中会議室に於いて、第27回総会を開催しました。会長挨拶、来賓挨拶に続いて、2014年度活動報告、会計決算・監査報告、2015年度活動方針、予算案、役員選出案が議事として提案され、承認されました。

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 2015年度は第26回全国総会の基本方針を基に、組織的・財政的な自立を目指し、仲間と連携を深めつつ勤労協運動を進めていきます。勤労協がめざす運動の基調として、1地域社会の変化に対応する住民運動を作り上げる、2勤労協組織の強化・拡大に取組む、3仲良しになる、たすけあう、教育・文化、暮らしと社会を良くする運動に取り組みます。

▼2015年度役員
会長:酒井桂之
副会長:平田一俊、中村均
事務局長:村石篤
事務局次長:野上達夫、安部正彦、湊谷茂
幹事8名、顧問1名、会計監査2名

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石川県勤労協

フォーラム石川in金沢
〜今一度 「原子力の」怖さを再認識し「再稼働」はもちろん
「すべての原発を廃炉」にする決意を…〜

 「第20回フォーラム石川in金沢」が11月8日(土)14:00〜16:00、石川県地場産業センター本館3階第5研修室で開催されました。映画「六ヶ所村ラプソディ」(監督・鎌仲ひとみ、2006年公開)が上映されました。

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▼「六ヶ所村ラプソディ」ストーリー
 2004年、六ヶ所村にプルトニウム再処理工場が完成した。この工場の風下にいる農業を営む人々は再処理計画に反対し、くらしに根ざした運動を実践している。一方、深刻な雇用問題に悩む漁村では、再処理を受け入れ、経済的にも雇用の面でも再処理工場受入れが必要だと考えている。2005年、イギリスの再処理工場で事故が起きた。取材で見えてきたのは事故の影響よりも、44年間日常的に放出されてきた放射性物質の行方だった。圧倒的な力と経済力に、普通の人々はどうやって立ち向かっていけばいいのだろうか。その取り組みを、人々の営みをそしてそれぞれの選択を見つめてゆく。



石川県への要望書(13項目)を10月22日提出しました。

2015年新春のつどいについて(予定)

スローガン 平和な社会をめざそう!(未定)
日時:2015年1月6日(火) 午後6時15分〜8時(5時45分〜受付)
会場:スカイホテル18F(金沢市武蔵町15-1 Tel 076-233-2233)

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交流のひろば

河東町勤労協(福島県会津若松市)

〜河東町勤労協再建30年記念〜

芋煮会・まちづくりを語る会
(11/19(水)18:00〜 広田「おおたや」にて開催)

 昨年、河東町勤労協が再建し30年と節目の年を迎えましたが、それに相応しい事業ができませんでした。そのため、今年の総会では「何か節目の事業をしよう」と、事業の具体化を検討してきました。

 今年11月1日で河東町が会津若松市と合併し10年目に入りました。そこで、芋煮会と併せて「まちづくり」について話し合いたいと企画したところです。当勤労協も一昨年から若松市連との連名で「市政要望書」を市長に提出しています。市に対する要望は他にも様々な形で出てきますが、まだまだ住民の声が少ないように感じます。合併による不満は多く聞こえるのですが・・・

 この芋煮会では、自分たちの町は自らが作ること、要求なくして前進もないことを確認しあう場にしたいと思います。

会員の声を「市政要望」に反映します

 今年も若松市連と共に、市政要望書を提出していくことを確認しています。 昨年は福島原発事故対応から除雪に関するものまで12項目にわたる要望をしました。回答は丁寧な形でありましたが、具体性に欠け、私たちが求めるものとは程遠い感があります。今年も安全・安心な生活を求め幅広い内容で提出する考えです。会員皆様の要望をお寄せください。

歴史にまなぶDXD鑑賞会

場所:農村環境改善センター 時間:10:00-11:30

12月7日 あきらめない (東京都教員の「君が代」斉唱時の不起立をめぐる都教委への抵抗のドラマ)

12月14日 時代を撃て・多喜二(戦争とファシズムの1920-30年に平和と民主主義を貫いた多喜二の生涯)

12月21日 わしも死の海におった(第5福竜丸だけではない!ビキニ被災を四半世紀追い続けた人々の記録)

(河東町勤労協だより2014.11より)

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勤労協会津若松市連合会

第36回定期総会

 勤労協会津若松市連合会(会長 朽木孝之)は、10月4日第36回定期総会を開催した。市連合会は、この1年間、「第21回勤労協杯ゲートボウル大会)」「第31回ビール祭り」「第25回勤労協登山」「施設見学」など独自活動と社民党等との「7団体学習会」や「他県行政調査」「憲法を守る活動」など様々な活動を行ってきました。

 当日は、30名の代議員が参加し、組織の拡大と単位協の活動の強化をめざして会員一同頑張ることを意思統一しました。役員改選も行われ新会長に斉藤泰雄(城北)さん、事務局長に中村喜美男(大戸)さんが選出されました。

(報告者 福島・八巻利行)

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宇都宮市雀宮勤労協

無料法律・年金相談を開催 5組6名が相談に訪れる

 9月27日(土)、無料法律・年金相談を雀宮地区市民センターで開催しました。相談員は、法律を宇都宮地区労顧問弁護士に、年金は当勤労協会員の横堀宏さんにお願いしました。

 例年同様相談希望者の出足が早く、30分前には早くも相談者が訪れました。受付時間ぎりぎりにも2名の相談者が来場し、結局5組6名の相談者がありました。

 一人で法律と年金両方の相談者がいましたので、相談件数は法律4件、年金2件の計6件でした。法律は相続関係が多かったようですが、相談に来た方からは感謝の言葉をいただき、いつもながら「やって良かった」と思いました。

 雀宮地区へのチラシ配布や自治会・地元労組での回覧、ポスター貼付などで無料相談を周知しました。相談に来た方にこの催しを何で知ったのか聞いたところ、自宅へ配布されたチラシが4件、自治会回覧が1件とのことでした。

 無料相談は、当勤労協を1997年の再建以来の継続行事であり、宇都宮地区労の支援を得て今年も開催できました。関係者の皆さんのご協力に感謝します。

青空の下17名が参加し、収穫祭を開催

 雀宮勤労協は、10月25日(土)、会員の鈴木さんの農園等を会場に収穫祭を実施しました。昨年は雨のため懇親会のみの実施となってしまいましたが、今年は絶好の収穫祭日和。抜けるような青空の下、落花生、芋掘り、菊花摘みを行いました。

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 子どもたちは自分の顔の2〜3倍もあるさつま芋を抱えて大喜びでした。

 懇親交流会は、庭に木製の大型テーブルを据えて、渡辺地区労議長の参加も得て和やかに始められました。会場となった鈴木さんからは、おなじみの塩茹で落花生や漬物、懐かしいすいとん、オニオンスープ、モツ煮、さらに新米のおにぎり、生姜炊き込みご飯のおにぎりなどが提供され、楽しいひとときを過ごすことが出来ました。

(雀宮勤労協ニュース第29・30号より)

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